大田原より愛をこめて

仕事中の現実逃避

頑張りたい人だけ頑張ればいいんです。

2009年07月18日 | 公開中
ミツバチとかアリって、ものすごく働き者と思われてるんだけど、実はみんながみんな働いてる訳じゃないんですよね。
巣の中に、2割だかそれくらい、何もしないでプラプラしてるのがいるらしいんです。
で、興味深いことに、それらを全員間引いても、働き者だった奴が一部働くのを辞め、また無職・ニートが2割くらいになっていくそうなんです。

人間社会を見ていてもその辺、どうなんだろうって。
全人類が勝間さんや小飼弾みたいになっちゃったらもう、これはえらいこっちゃですよ。
全然想像もできないですよね、そんな世の中は。
思うに、やっぱり社会の流れを作り出す、社会システムを構築、維持、運営する側の人間がいる、そしてそのシステムを利用し、時にタダ乗りする人たちもいる…

それが本来、自然なんじゃないだろうか。
なんか、日本は伝統的に、皆が皆、システムの維持運営にコミットしなきゃいけない!って意識が強すぎると思うんですよ。だから、社会的弱者が、差別されたりする。

想像力をフル活用して社会システムを担う仕事、新しい価値を創り出す行為は、たとえしんどくても根源的な楽しさを秘めています。
だからやりたい人はやればいい。
誰に強制されるでもなく、志願者だけで椅子はすぐ埋まるんです。
やりたくない人、やりたくてもやれない人は、無理して頑張らなくてもいいんだと思う。

結果として、そういう「バッファのある社会」は、うまく機能して、全員が全員、全力を出さないといけないような息苦しい社会よりも、あらゆる面で良いんでしょうね。

最近ちょっと考えたことです。
コメント (1)
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