今回は家庭防災員の活動についてご紹介します。
元々は、横浜市の消防署の職員の方が家庭の主婦を集めて天ぷら鍋に火がついた時には
どの様にして消火するか?
そんなところから始まり、段々と進化し、今のスタイルが出来た様です。
当初は行政委嘱でしたが、現在は防災に関する研修制度となっています。
旭区では18の連合自治会及び連合町内会で構成されています。
この中の一つである若葉台地区(若葉台連合自治会エリア)の10自治会で連絡会を組織して、
研修を受けた方が防災に関する情報交換や自主活動として講習等を受講しています。
家庭防災員講習は例年2月頃、自治会を通して募集があります。
若葉台の各自治会では家庭防災員を行政委嘱に準じたかたちで運用している
自治会も多数あります。
若葉台家庭防災員連絡会は横浜市の家庭防災員自主活動補助金を利用して、
防災に関する情報交換や研修等、年4回の連絡会と年1回の自主活動を行っています。
また毎年、年度初めの連絡会議では旭消防署若葉台消防出張所の所長をお招きして
様々なお話しをお聞きしています。
昨年度はコロナ禍の中でも、感染対策を守りながら自主活動を行なった各地区の連絡会は
若葉台を含めて3地区で、他の地区は自治体の広報誌等でお知らせだったそうです。
去年の自主活動は外へ出て車椅子に乗り手、押し手の体験とアイマスクをして
白杖の体験をしました。
過去には厚木の防災センターで、水害、風害、火災の体験。三角巾を使った様々な応急処置、
AEDの使い方、災害用食料の試食会などを行なってきました。
家庭防災員の研修、自主活動風景を以下に紹介します。
県防災センターでの地震体験 三角巾講習
車イス支援自主活動 白杖支援自主活動
今年度の自主活動のテーマは『家庭で出来る高層住宅の防災対策』です。
『①高層住宅における防災対策』『②家庭でできる防災対策』の講習を受ける予定です。
3丁目は賃貸住宅の為、退居時の現状復帰をしなくてはなりません。
現状復帰出来る防災対策はどの様にしたら良いか?を提案し今年度の自主活動で
活かしていきたいと考えています。
家庭防災員制度の詳細については、以下のサイトを見て下さい。
若葉台中央自治会 家庭防災員