若葉台には、手作りパンを売っている小さなパン屋さんがあるのをご存知でしょうか?
パン屋さんの名前は『パン工房わかば』
若葉台特別支援学校(以後 通称横浜わかば学園)の生徒さん方が、一つ一つ心を込めて
丁寧に作られたパンを売っている工房です。
何故、学校でパンが売られているのか? というと、
授業の一環で、職業実習を兼ねた校内実習でパンが作られています。
わかば学園の校内実習のコースは『パン工房』の他に『オフィスサポート』
『ビルメンテナンス』があり、横浜わかば学園は【地域と共に歩む学校】を目指す為に、
この3つの校内実習コースを開校当初から設置されたそうです。
特に『パン工房とカフェわかば』は地域の方々に学校へ来ていただく機会を目的とし、
地域向けのパン販売を始め、現在パンの種類は季節限定などを含めると40~50種類に
もなるそうです。
パン以外にもクッキーやマドレーヌ、マフィン等のお菓子も作られています。
パンは販売日の前日に仕込みと成形、販売日当日にトッピングと焼きをしているそうです。
[以下のパン工房内の写真はわかば学園さんから提供を受けました]
パン工房の担当の先生にお話しを伺いました。
「パンの工程を考えると、ゆとりを持って取り組んでいる様に思われるかも知れませんが
出荷時間などを考えると時間に余裕は無くかなり忙しい現場でみんな頑張っています。
また、毎回同じ物を提供する難しさ、品質や美味しさ、安全性を維持していくことはかなり大変で、
生徒のみならず教員もプレッシャーを感じています。」
パン工房のパンを提供してくださる裏側には、生徒さんと先生方の様々な、ご苦労と
ご努力があることが伺えました。
『パン工房』コースで仕事に必要なスキルを学んだ生徒さん方は、卒業後には多方面の
職種(清掃、物流、食品加工など)一般企業へ就職され活躍されているのだそうです。
ここからは『パン工房わかば』『カフェわかば』のご紹介ページです。
『パン工房わかば』『カフェわかば』へはこちらの校門から矢印の方向に入ります。
校門の側には、こんな可愛らしい手作りの旗と看板がありました。
学校の中に入るとパンのいい香りがしてきました♪
小さなパン屋さんに到着です!
下駄箱の中のスリッパに履き替えて矢印の入り口から入ります。
中へ入ると焼き立てパンがずらっと並んでいました。
水曜日と木曜日は比較的にパンの種類や数が多いのだそうです。
どのパンも美味しそう~♪♪迷ってしまいます。
『パン工房わかば』のパンは試作からパンのネーミング、包装、賞味期限のシールの
作成も校内実習の一環で全て手作りだそうです。
取材に伺った時は校内での飲食は出来なかった為、椅子は用意されていない写真ですが
6月からは6人限定で校内飲食が再開されているそうです。
入り口の直ぐ側にテラス席も用意されています。
焼き立てパンは直ぐにいただきたいですよね~♪
お天気の時はパンとコーヒーをいただきながらのんびり出来そうな空間です。
『パン工房わかば』のパンは、若葉台商店街や若葉台地区センターでも時々
買うことが出来ます。
営業日のお知らせは以下をクリックしてください。
[旧プチドォル後の店舗で販売] [若葉台地区センターで販売]
月2回程度 金曜日 6月より火曜日から金曜日まで毎日
【一人一人を大切に地域と共に歩む学校】
を目指す、横浜わかば学園さんのご紹介を今後も発信していきます。
『パン工房わかば』の新作パンのご紹介の他に『オフィスサポートコース』、
『ビルメンテナンスコース』の生徒さん方が地域で頑張り、活躍をされている姿を
このブログを通して今後も発信してまいります。
次回もどうぞよろしくお願い致します。
【このブログ内容については、横浜わかば学園さんの掲載許可を頂いてます】
若葉台中央自治会 広報部 P&Q 記