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運動で叶える理想の身体・理想の暮らし

高齢者のQOL向上に運動がおすすめの理由

座った状態でできる運動もある

2025-02-26 10:25:27 | 日記

高齢になると、足腰が弱ったりバランス感覚が鈍ったりして、立って行う運動が難しくなる場合があります。しかし、健康維持のためには、座ったままでもできる運動が効果的です。座ったままでも、肩や首のストレッチ、腰の柔軟性をアップさせる運動など、いろいろな種類の運動を行うことができます。まず、肩や首のストレッチは、両手を肩の高さまで上げて、左右の肩甲骨を寄せるように動かします。次に、首をゆっくりと左右に傾けたり、回したりすることで、首の筋肉をほぐします。これらの運動は、肩や首のこわばりを軽減し、血行を促進する効果が期待できるものです。次に、腰の柔軟性をアップさせる運動として、椅子に座ったまま上半身を左右にひねる運動が挙げられます。この運動は、腰周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高める効果が期待できます。

このほか、座ったままで足を使った運動も可能です。足を床につけたまま、つま先を上下に動かしたりかかとを上げ下げしたりする運動は、足の血行を促進し、むくみを予防する効果があります。これらの運動は無理なく実践できるため、たった状態で運動することが難しい高齢者も安心して取り組めます。運動を行う際は、自分の体調に合わせて、無理のない範囲で行うことが大切です。また、痛みや不調を感じた場合はすぐに運動を中止しましょう。座ったままできる運動は、高齢者の健康維持に役立ちます。立った状態で行う運動だけでなく、このような椅子に座ったままできる運動のレパートリーも豊富に備えておくのもおすすめです。


高齢者の健康寿命とは

2023-04-20 11:08:28 | 日記

近年、耳にする機会が多い健康寿命というワード。これは、WHO(世界保健機関)が提唱した考え方です。健康の問題で日常生活が制限されることがなく生活できる期間というように定義付けられています。寝たきりや認知症になり要介護状態になった期間を、寿命から差し引いた年数を健康寿命としています。厚生労働省が発表した資料によると、平均寿命と平均健康寿命の差は、男性が8.73年、女性が12.06年とされています。つまり、8から12年は要介護状態で過ごす高齢者が多いということです。要介護状態になってしまうと、自宅で家族から介護を受けるほか、介護施設に通ったり入居することになります。健康な頃と全く同じようにはいかず、要介護状態になってしまうと、精神的な不調を訴えたり、認知機能が著しく低下したりする高齢者もいます。

健康寿命が延びると、高齢者の生活の質が高まります。自分の好きなことを自立して行うことで、いきいきと健康的に暮らすことができます。また、健康な高齢者が働き手として活躍することで、少子高齢化社会において大きな助けとなります。要介護状態でなく介護サービスを受ける必要がないということで、社会保険料を抑えることができます。逆に、健康寿命が短くなってしまうと、介護をする家族に大きな負担がかかります。介護サービスを外部で受ける場合には、費用がかかり、家計を圧迫します。高齢者本人に蓄えがある場合は良いですが、本人に貯金などがない場合、家族にとって大きな負担になってしまいます。このように、高齢者やその家族にとって、また社会においても、健康寿命を伸ばすことは非常に大切です。


運動することの大切さ

2023-03-29 11:08:28 | 日記

高齢者にとって、健康を維持することは非常に重要です。健康が維持できていないと、持病が悪化するリスクが高まります。また、風邪やインフルエンザが重症化してしまう危険性もあります。さらに、足腰が弱っている場合、ちょっとした段差で転びやすくなってしまいます。骨折で思うように動けなくなってしまうと、寝たきり状態になり気力が低下してしまうだけではなく、認知症になる危険性が高まります。このように、病気や怪我に屈しないよう、健康を維持するための運動をしましょう。

特に高齢者になって、歩行や自立に必要な筋肉が弱まると、動くことが億劫になってしまいます。足腰の筋肉を鍛えることで、このような状況を避けることができます。また運動をすることで、外出をすることもできます。家の中にこもってしまうと、筋力が低下してしまうだけではなく骨も弱くなってしまいます。骨密度が低くなると、骨折しやすくなってしまいます。運動を習慣づけることで、筋力と骨密度を維持して健康な生活を送ることができるようになります。具体的な運動としては、ウォーキングがおすすめです。ウォーキング中は、いつものスピードよりも少し早く歩くと良いでしょう。背筋を伸ばして良い姿勢で歩くことも大切です。ウォーキングはハードルが高いという時は、まずは家事や買い物、庭仕事で身体を動かしましょう。いつもよりも遠い店舗に徒歩で買い物に行くなど、ちょっとした工夫で運動量を増やすことができます。高齢者に最適の運動や運動する際の注意点などの詳細は、こちらのサイトが参考になるでしょう。