じいさんが死んで33年経つ。私は現在34歳。私が1歳の時に亡くなった。
なぜかデパートで積み木を買ってもらった記憶がある。
じじぃにおもちゃの車を押してもらった思い出。
久しぶりに従兄弟やおじさんと会った。
23日はお墓や仏壇の掃除をして、午後は従兄弟とおじさんとばばぁの家で飲んだ。
翌日お供えする料理を作った。(やかん、おたま、ふきん、おぼんが必要だね。)
お吸い物、ご飯、漬け物、和え物、煮物を備える。
5つの食器が決められた場所に配置される。お箸も決まっていた。
33回忌が11時からはじまった。
33年まで家族を見守り、以降は輪廻転生の準備をするそうだ。
般若心経を呼んだあと、同じ年ぐらいの坊主がそう言った。
もっと見守っていてくれよとおもいつつも、もう甘えるのよそうと思った。
じいさんが建てた家。
子供の時、夏は裏の川で従兄弟と遊び。冬は家の屋根にできたつららで遊んだ。
小汚い納屋でも遊んだね。
自然と親しんだ日々だ。
23日は小国町のI旅館に泊まった。
母が子供の頃、いずみの店主があまりにじいさんの家が貧乏なので、洗濯機を買ってくれたそうだ。
知らなかったよ。「にぃちゃんバイク好きか?」と言われ、答えると。シャッターあけてハーレー3台を自慢げに見せた。
もっと愛想よくしとけば佳かったな。
じいさんが死ぬ前に墓を建てたことを知った。
死ぬ前の3年ぐらい前に病気を知り、誰もできないと思い、自分で建てた。
昭和54年10月30日亡くなる。