自己の心を浄める

2006年03月31日 | ブッダの言葉
・<すべて悪しきことをなさず、善いことを行い、自己の心を浄めること、―これが諸の仏の教えである>【真理のことば「(ダンマパダ)14-183」岩波文庫】

いかなる束縛をも超越せよ

2006年03月30日 | ブッダの言葉
・<怒りを捨てよ。慢心を除き去れ。いかなる束縛をも超越せよ。名称と形態とにこだわらず、無一物となった者は、苦悩に追われることがない>【真理のことば「(ダンマパダ)17-221」岩波文庫】

善いことをした人

2006年03月28日 | ブッダの言葉
・<善いことをした人は、この世で喜び、来世でも喜び、ふたつのところで共に喜ぶ。かれは、自分の行為が浄らかなのを見て、喜び、楽しむ>【真理のことば「(ダンマパダ)1-16」岩波文庫】

他人を害する人は出家者ではない

2006年03月26日 | ブッダの言葉
・<忍耐・堪忍は最上の苦行である。ニルヴァーナは最高のものであると、もろもろのブッダは説きとまう。他人を害する人は出家者ではない。他人を悩ます人は<道の人>ではない>【真理のことば「(ダンマパダ)14-184」岩波文庫】

怨むこと無く

2006年03月25日 | ブッダの言葉
・<怨みをいだいている人々のあいだにあって怨むこと無く、われらは大いに楽しく生きよう。怨みをもっている人々のあいだにあって怨むこと無く、われらは暮らしていこう>【真理のことば「(ダンマパダ)15-197」岩波文庫】

苦しみを消滅し尽す

2006年03月24日 | ブッダの言葉
・<修行僧は堅く戒めをたもち、心の念いと明らかな知慧とを修養すべきである。つねに熱心に、つつしみ深くつとめはげむならば、苦しみを消滅し尽すに至るであろう>【感興のことば「(ウダーナヴァルガ)6-8」岩波文庫】

ヴィパッサナー瞑想がもたらすもの

2006年03月23日 | 瞑想
・どのようなことを行うにしても、まず自分の情況を客観的に把握し、正確に対象を認識することから始めなければならない。
 そのためには、心が静かに統一されていること、混乱がないこと、冷静であること、そして、正しい行動プログラムが必要不可欠となる。
 ヴィパッサナー瞑想は、そのすべてをもたらしてくれる……。   

勢いよく努め励めよ

2006年03月22日 | ブッダの言葉
・<鞭をあてられた良い馬のように勢いよく努め励めよ。信仰により、戒しめにより、はげみにより、精神統一により、真理を確かに知ることにより、智慧と行ないを完成した人々は、思念をこらし、この少なからぬ苦しみを除けよ>【真理のことば「(ダンマパダ)10-144」岩波文庫】


心が統一されたならば

2006年03月21日 | ブッダの言葉
・<実に心が統一されたならば、豊かな智慧が生じる。心が統一されないならば、豊かな智慧がほろびる。生じることとほろびることとのこの二種の道を知って、豊かな智慧が生ずるように自己をととのえよ>【真理のことば「(ダンマパダ)20-282」岩波文庫】

まずサマーディ、次にサティ

2006年03月20日 | 瞑想
・なぜ、そんな難しいことができるのか。
 まずサマーディの力を完成させて、いつでも安定して定力が発揮できる状態にする。
 次に、サティの技法を完全に身につける。
 そうすると、矛盾した要素が見事に統合され、強力な智慧を発現させることができる。
 ……これが、ブッダの時代には一般的だったやり方です。

二頭立ての馬車

2006年03月19日 | 瞑想
・強力に集中して一つの対象をよく見る仕事と、あらゆるものに無差別平等に気づく仕事が両立したなら、どうでしょうか。
 まさに、それがヴィパッサナー瞑想です。
 サマーディの集中の仕事と、公平に気づいていくサティの仕事が、二頭立ての馬車のように同時進行していく。
 やがて洞察の智慧が閃く大きな要因です。


悪を実行しない自由

2006年03月17日 | 修行
・悪を命じられる情況に巻き込まれるのは不善業の結果で避けられないだろう。
 その悪を実行するのもしないのも自分で決める自由が残されている…。