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アジアのノスタルジ~

アジアのノスタルジ~な魅力と歴史に浸る・・
アジア各地のシックなホテルや史跡を訪れ、しばし悠久の時空に身を委ねる。

さあ、アジア諸国へ・・・その2;ソウル  ウェスティン朝鮮ホテル と 円丘壇(ウォングダン)公園

2013-10-21 23:55:52 | Weblog

つれづれなるまま、秋のソウル市内でのんびり。 鍾路3街、仁寺洞、三清洞、大学路、そして江南の中心地にある「奉恩寺」という有名な禅宗の古寺など散策・・・・ この後、1997年世界文化遺産の華城(ファソン)と水原味付けカルビで有名な、京畿道の水原(スーウォン)に立寄り、後半は、新羅の華厳宗の古寺も訪ね、安東(アンドン)、古都慶州(キョンジュ)、港町釜山(プサン)へと旅立つ。

ソウルで泊まるなら、「ウェスティン朝鮮ホテル」The Westin Chosun Seoul に注目!

明洞の中心エリアで市庁目の前に孤を描いたモダンなホテル外観の「ウェスティン朝鮮ホテル」The Westin Chosun Seoul は、 創業は1914年からの老舗ホテルだが、残念な歴史背景もある。 当時,日韓併合の時代に、帝国日本政府によって、 当時の朝鮮王国の象徴たる円丘壇(ウォングダン)を撤去・破壊後、4階建ての朝鮮総督府ステーションホテルとして建設。 当時朝鮮半島初めての西洋式ホテルで朝鮮の迎賓館的宅割りを担う。 第二次大戦後、アメリカ軍の接収等を経て、1970年、20階建ての高層ホテルへ生まれ変わり、 当時の韓国経済の復興のシンボルとして、また韓国の迎賓館として、また1981年からはウェスティンホテルグループとの パートナー提携を得てウェスティンチョースンホテルと改名後、韓国第一級の5星ホテルとして活躍。 その後、1995年に新世界グループが100%持株所有の民族オーナーホテルとなり、現在に至っている。 そうした歴史的背景を持つ最高級のホテルであり、ソウル市中心にも位置している事などから、 一流ビジネスマンや高官の宿泊ホテルとして利用される傾向があるため、3階ワンフロアーが 最高・最先端のビジネスセンターになっていてハイテク設備搭載のコンファレンスルームや ビジネスラウンジ、ミーティングルームもあり、 またロビー脇のラウンジ「コンパスローズ」はライブラリー風の本棚を設置した書斎のような落ち着いた雰囲気のラウンジ、 そしてその奥には全面ガラス張りの開放的なカフェになっており、 昼夜と、これらのあちこちでビジネス客が国際色豊かに色々と打ち合わせしている様子を見る事が出来る。 また、一見その歴史性や伝統的高級感から、荘厳、重厚な雰囲気が浮かぶが、実際のところ、 全体的に落ち着いた雰囲気で高級感、重厚感はあるものの、典型的アメリカンスタイルの近代ホテルであり、 戦後しばらくの間アメリカ運の接収下にあったことが、どこか高級感の中にフランクさや自由さを残してきたのかも しれない。 客室も、シンプルでモダンな造りの内装だが、材質が木材なため、シックな茶色で統一されていてゆったりと暖かみがある。 洗面台のさりげない小さな観葉植物や、アジアンテーストなケースにきちんとセットされたアメニティにも優しさを感じる。 ☆FB; https://www.facebook.com/TheWestinChosunSeoul

約800平方mの小さな歴史的時空間; 円丘壇(ウォングダン)公園

ウェスティン朝鮮ホテルの裏にある、朝鮮時代の面影を残す旧跡「円丘壇(ウォングダン)」があり、 ファングダン公園として2013年3月に改修工事が終了、植え込みなどが整理され、一般開放が再開されている。 美しい3層の八角形の木造建築<皇穹宇(天国寺);1899年に建造>を中心とした「円丘壇(ウォングダン)」は、 朝鮮最後の王である高宗(コジョン)の大韓帝国皇帝即位の場所であり、 王自らが祈りを捧げた場所という歴史的背景でパワースポットの1つとしてとしても知られ、 1967年に韓国の史跡第157号に指定された。 なお、祭祀用の建物「圜丘壇(ファングダン)」そのものは日本植民地時代の1914年、朝鮮ホテル建設の際に撤去されたが、 「皇穹宇(ファングンウ)」、「石鼓(ソッコ)」、正門である「石彫大門(ソッチョデムン)」は現在も当時の姿のままで、 ウェスティン朝鮮ホテル2階の宴会場や ホテル1階のフレンチレストラン「ナインスゲート」からは、 ファングダン、石彫大門や八角形の皇穹宇(天国寺)、そして背景にウォングダ公園が織りなす、夏の青葉、秋の紅葉、 冬の雪景色等を眺めながら最高級の食事等することも出来る。 ☆ウォングダン / 韓国の観光スポット「円丘壇(ウォングダン)」の地図とアクセス。  参考情報Link;韓国旅行「コネスト」より



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