安食

あんちゃん、みずきさん、結婚おめでとうございます。
先ほど紹介に預かりました、告鍬と申します。

まことさんとは学生の頃からの付き合いで、現職場である、NPO法人たんぽぽの会で自閉症児の介護を行い、同時に、ファッションブランド、アイリッシュクリームの活動も２人で日々励んでおります。

一方
みずきさんとは本屋のバイト先で同僚という形として知り合い、お互い、絵を描いているという事で意気投合、

ある日まことさんに、バイト先に、とんでもなく素晴らしい絵を描く、同い歳の女の子がいるんですよ、と報告しましたところ、

その場では　へぇ、そうなんだ、と気のない返事、あんまり興味ないのかな、と思っておりましたら

ある日、ごめん！とまことさん。

いつの間にやらお二人はおつき合いされておりました。

大好きなお二人がおつき合いされると言う事で、その晩は自分の事のように嬉しかった事を思い出しました。

手前味噌な話なのですが、私も昨年結婚いたしまして、司会を行ってくれたのが

新郎安食まことさんだったのです。

その司会の手際の良さに嫁の職場の社長さんが是非我が社に欲しいと言った程の立派な司会っぷりでございました。

みずきさんのほうで思い出されるエピソードは本屋のバイト中、同僚の女の子に絵を描いて、とせがまれいて、

いいよー、と一つ返事、その後、天使のような笑顔で、でもお金はとるよーと。

みずきさん

これがプロのイラストレーターというものなんだなぁと、と思い知らされました。

そんなしっかり者の二人が作る家庭ですからしっかり、幸せな家庭になる事は約束されているようなものですが、

一応結婚の先輩で有る僕がいつも心に置いている言葉をお二人に伝えたいと思います。

「結婚生活とは長い会話である。」

ドイツの哲学者ニーチェの言葉ですが

結婚生活においていかに夫婦の会話が大切かを説いた一説です。

仕事帰りにくたくたで家に帰り、ついつい、相手の言葉に耳を傾けられない時も有るかもしれませんが、
そういうときにこの言葉をぜひとも思い出して欲しいので有ります。

当のニーチェは生涯独身でしたが、

お二人の幸せを心からお祈り申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。





以上、披露宴でマイクを右手で持ち、手紙を左手に持ち、緊張しすぎて、両手をがたがた震わせながら読んだ文でした。

あんちゃん　あべちゃん　おめでとうございます！

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キン