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赤松敏弘Vibraphone Connection・談話室

西へ人に会いに行く鉄道旅 - その2

勝手知ったる街のこと、と思い今津屋橋を渡っていると、袂に白い袋が積み上げている。見れば「融雪塩」



あったっけ? ここでは七年過ごしたが気が付かなかった。

午後6時半というのに・・・・・・



誰もいないアーケード街。まぁ、音大が引っ越してさらには高校まで引っ越してしまったら、街の若者は半減してしまうしね。
寂しいが、これが十年後には全国各地の県庁所在地に展開されるという。まぁ、人が街に集まる、という概念を変えない限りそこにまっしぐらだろう。外から呼ぶんじゃなくて街から何か生まれなければね。



春に地元の後輩・素子ちゃんが見つけてくれた「おでん」屋さんに再訪。
前回は高校の恩師と酒を飲む、という事だったが、今回は大学の恩師と語らいの時間を。

学生時代に毎週土曜日にテレビ岡山の生放送で演奏する機会を与えてくれた下山先生と、当時から一緒に演奏したベースの小坂さん。僕の中でのプロとしてのキャリアの出発点となったお二人と会うためにやって来た。もちろんレーベルを立ち上げたり、アルバムを発売したりという近況報告と奉納も込めて(笑)。



しかし、下山先生、88歳とは思えないほどお若い。負けてられんなぁ。
元々下山先生は全盛期の東京キューバンボーイズで活躍されていたこの道の大先輩。当時としては革新的な学生との関わりを作られた方で、テレビの仕事に学生を引っ張り出すなんて当時の地方では考えられなかったし、そういう場面に晒される僕らをいつも守ってくれた。

毎週土曜日の午前中に津山を出て60kmほど国道を走り岡山のOHKのスタジオに入り楽器を組み立ててカメリハ、本番で午後4時終了。あるときなと、それから再び津山まで60km走ってそのまま鳥取まで70km、当時は高速なんて中国道が津山付近にあるだけで瀬戸内海から日本海への移動は全て一般道。午後8時から本番をやって午後10時半頃に終わり、それから打ち上げをやって再び津山に戻ると午前3時過ぎ、というハードなこの世界の最初経験も小坂さんたちと一緒に経験した。
それで翌日の日曜日の夜はケロッとした顔で津山市内の喫茶店「ゆくみ」で演奏しているのだもの。

音楽経験記( http://vibstation.net/column.html )にもあるように、クルーズの仕事で乗船した超大型船が深夜の瀬戸内海でスピード違反で捕まったり(笑)、まぁ、ホント、今夜思い出しても笑い話しか出てこないけど、タフな演奏活動の源はそこだったなぁ、と実感した。
下山先生の車のナンバーが「49-89」だったり、限りなく思い出すことは皆今では笑って話せることばかり。
やはりここは第二の故郷だなぁ。

ホテルまで小坂さんが“話題の車”で送ってくれるという。
話題の車?
っあ!



去年の11月に荷物を運んだり用に納車されたんだとか。
どうしてくれるん?
笑話にでもせんとやってられん。
た・し・か・に
愛車はアルファロメオ。
車好きの選んだ働く自動車だったのに。。。



そんなことがなければ、軽とは思えないほど車内は広く、走りもスムーズ。よくできてるなぁ、と感心するほど。
●ッグモーターがゴルフボールで傷つけて修理代を水増ししていたのは小学生のいたずら程度の悪義。
こちらは人命に関わる・・・・どうするん?
無事に解決することを祈りつつ、どうか事故のないように。

ホテルまで送っていただいて解散!
また元気で会いましょう!
下山先生、小坂さん、お時間をいただいてありがとうございました。

 
♪♪♪
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最新インタビュー掲載誌
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ジャズ批評 24年1月号 No.237 (23年12月24日発売)
【インタビュー】P106~109. 赤松敏弘 音と沈黙は背中合わせ『MY REAL BOOK - Season 1&2』リリース
4本マレットを駆使し、美しい音色を奏でる日本を代表するヴィブラフォン奏者の赤松敏弘が自身のレーベルAMS RECORD(アムズ・レコード)を立ち上げ、通算17枚目をリリース。完成度の高いアルバムに仕上がった。タイトルに込めた思い、レーベルを立ち上げのわけなど詳しく語ってくれた / 取材:編集部
【新譜紹介】P160. 驚くべき成熟がここにある。熟成しかつ濃密な音楽。これが現在の赤松敏弘の驚異的とも言える到達点だ / 文:小針俊郎
出版社:ジャズ批評社 発行間隔:隔月刊 発売日:毎隔月24日 サイズ:A5判 参考価格:1.320円
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Jaz.in 24年1月号(23年11月27日発売)
【巻頭】P16~19. 赤松敏弘 世界的ヴィブラフォン奏者が紡ぐインプロヴィゼーションの奇跡。その音楽的原点にあるもの / 取材: 高井信成
【Jazz Record Guide】
P28.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』「2つの異なる世界を1つのアルバムとして作り上げた」、見事にその意図がしっかりと具現化された充実した作品 / 文:小島良太
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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JAZZ LIFE 12月号(23年11月14日発売)
【新作インタヴュー】P14~15. 赤松敏弘「通算17枚目のリーダー・アルバムを発表」対局に存在しているふたつのバンドの演奏を収めた僕流のリアルブック / 取材:長門竜也
【Disc Review】P37.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』人生を2シーズンに分け、独自の“リアルブック”を著した作品 / 文:長門竜也
出版社:ジャズライフ 発行間隔:月刊 発売日:毎月14日 サイズ:A4判 参考価格:970円
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新レーベル、AMS RECORD(アムズ・レコード)のサイト
 
 
第一弾は11月22日発売『MY REAL BOOK/赤松敏弘』
(AMS-23001)定価3.000円(税抜)
 
通算17枚目となる赤松敏弘のvibraphoneに、レギュラーメンバーのハクエイ キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)によるグループ・インターアクションが6曲(含む赤松&ハクエイDUO1曲)と、話題の望月慎一郎(p)を迎えて酒井麻生代(fl,alt-fl)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)と繰り広げた絵画を眺めるようなジャズ。ライナーノーツ:高井信成。
 
動と静、夜と昼、都会と自然、二つの異なる世界を一つのアルバムとして作り上げました。
お求めは全国のCDショップの店頭予約や有名ネットショップで。さらに今回は以下のサブスク・ステーションで世界同時配信。ストリーミング、ダウンロード。そして今回はハイレゾ配信も行っていますのでどうぞご利用ください。ハイレゾは原理的には私たちがスタジオで聴いている音に限りなく近い音質でお届け出来るので嬉しい限りです。ご利用はこちらのリンクから
 
どうぞご利用ください。
 
 
 
 
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト。
約27分間の動画です。
写真をクリックするとartspace&cafeのページに飛びます。最初にコマーシャルが入る場合がありますのでご注意ください。
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
 
・Straight, No Chaser......Monk
・Violet Rays.....Toshihiro Akamatsu
・Synonym......Toshihiro Akamatsu
・White Forest......Hakuei Kim
・Beyond the Dream......Toshihiro Akamatsu
・Lake Sagami......Hakuei Kim
・The Gleaner......Toshihuro Akamatsu
enc
・Blue in Green......Miles
 
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
 
 
Next Show
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Coming Soon !

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【プロデュース・アルバム】
2023年1月25日発売!
KALEIDOSCOPE / カレイドスコープ
Tomoko Yoshino / 吉野智子
3000円+税 (WISE RECORD/WR-202301)
現在東京のジャズシーンで新人実力派のヴァイビスト・吉野智子。今回彼女のデビュー作のプロデュースを担当しました。
■演奏 吉野智子   雨宮彩葉  鉄井孝司  小田桐和寛
■購入・試聴はこちらから
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■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION
発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
( http://www.vibstation.net )



■赤松敏弘 FaceBook ( https://www.facebook.com/akamatsu.toshihiro/ )




■赤松敏弘 Twitter

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【サブスク ヴィブラフォン / VEGA】
 
只今、JAZZ-FUSION Subscription Serviceで、2000年発売のアルバム「Next Door - birth of the “Swift Jazz”」から2020年発売の「Next Door - New Life」まで、VEGAレーベルで発売した10枚のアルバムから人気曲を高音質でお届けしています。
 
 
色んな意味で生活の中で占める音楽の比率がコロナ以降高まりつつあります。
「聴いて」楽しむ音楽!
好きな時間に、お気に入りの場所で、くつろぎながらそこでは無限の想像力が、あなたをお待ちしています。
 
是非どうぞ!

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【放送 / ラジオ、テレビ

今週のオンエア (1月18日〜25日) 
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)

番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』

癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

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■月曜〜金曜 28:00〜29:00 (火曜〜土曜 午前4時から) ※水曜のみ28:30〜 ■土曜 16:30〜16:38 / 27:00〜27:30 ■日曜 16:50〜17:00  

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🆕 “工場夜景クルーズ”

『MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘』(2023年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)酒井麻生代(fl,alt-fl)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)望月慎一郎(p)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)

 

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■月曜〜金曜 16:20〜17:00 (東京シティ競馬中継の時はお休み) ■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00 ■日曜 24:00〜25:00

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“路面電車のある風景 - 1”

『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)

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■日曜 23:00〜23:30 

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“東京点描 城南1”

『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)


演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)

←首都圏以外の方はパソコンやスマホでこちらのエムキャスでお楽しみいただけます。

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CDで、サブスクで、テレビで、ライブでお楽しみください。


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