松本の朝は晴天。でも流石に昨日の移動途中の京王線の予期せぬ人身事故での「缶詰め疲れ」でチェックアウトを1時間延長。おかげでバックパックひとつの気楽な旅の予定が、自宅に寄れなかった為に松山からのトランクをそのままゴロゴロ押しての来訪に。さて、起きてどうするか。
・・!
そうだ。チェックアウト延長の時に荷物を預けられるか聞いたらOKとの事。やった! これで手ぶらで街ぶら出来る。
駅近のホテルはこういう時に便利。午前11時、手ぶらでホテルを飛び出した。
松本駅。
最近ロータリーの整備がなされて利便性は良くなったようだけど、どうもこの屋根が視界に入ってスッキリしないのが難点。
朝はあんなに晴れていたのに、どうやらこのどんよりした雲は雪国特有の雪雲か?
寒いのは嫌いじゃないのでむしろピリッとして冴え渡るのだけど、何か食べないと身体が底冷えになる。
いつもは鰻の名店「まつか」に並んでお昼とするのだけど、今回は時間をフルに活用して久し振りに松本をぶらぶら。で、駅舎内にあるこちらへ。高松のうどんと違って蕎麦は意外と早朝からやってる店がないんですよ。で、よくここにお世話になります。
樽木野・松本駅舎店
何度も松本に来ているのに一度も口にしたことのないメニューが「冬至そば」。この時期しかないメニューだけど、最近は「セイロ」ばかり食べているので余計に縁がなかった。だからこんな寒い日にはいいチョイス。
ほう〜。
「冬至そば」樽木野・松本駅舎店製
オタマでそばを救って鍋に潜らせて器に移し、鍋の具材をかけて食べるんだそうな。やってみるものの、このおたまでそばを潜らすのにあまり意味を感じず、直接器にそばを入れて鍋の具材と汁をかけて食べることにした。うん、猫舌でも大丈夫。鴨肉の出汁だ。なるほど、これで冬も風邪をひかないってことだな。
すっかり温まって店を出た。
そうそう、この光景が僕の松本駅前の記憶通り。緩やかに「あがたの森」まで登って行く駅前からの道。初めて来た時からずーっとこの記憶がある街の顔。高校の時、お昼に名古屋から乗ったディーゼル急行「赤倉(だったと記憶)」が夕方着いて最初に見た光景。もちろん看板とか違っていてもレイアウトがほぼ同じ。街の形。
同じようにまっすぐの道を進む。
ひとつ目の国府交差点。右には井上百貨店が見える。
ふううん。。。馬肉バルとな!? さすが長野県。
次の交差点が深志2丁目。シュークリームのマサムラが右側に。
ここを左折して松本城方面に進む。
僕の記憶が正しければ1980年代までこの先にはアーケードがあったと思う。
「みよ田」はYUKARIのコンサートの時に前祝いで来たことがあるが、駅前の立ち食いそばの小木曽製粉所がやってたんですね。これは今度駅前の立ち食いに行かなきゃ。
本町。前方の焦茶色のビルが僕にとっては松本のランドマークだ。あのビル初めて来た時からあの色であそこに建ってるから。
ここを右に入った先に鰻の名店「まつか」がある。朝の10時すぎから並んで食べる価値のあるお店。このところずーっとそれだったので今日は街ぶら。
信毎メディアガーデン。最近出来た松本のカルチャー発信基地。
この辺りが松本の中心地。パルコの前の道、来るたびに歩道が広がってる気がする(笑)。ずっと区画整理が続いていたのが完成したのだろう。
この道のパルコの対面に・・・
何年か前に来た時、夕方の開店前にずーっとサックスの音がしていた店。従業員がミュージシャンなのか、興味があったがまだ一度も行けてない。
一本脇道にそれて見た。
親子丼で炭火焼きってどんなんだろう?
へぇ、こんなところに「同心」ですか。城下町は歩くと面白いですね。
時計博物館!
ギャラリーは有料でしたが手前の物産コーナーは見放題。
その先はここに出るのでした。
ちょっとした金融街。いつも通らない道を歩くと街の顔がはっきりして来ます。
女鳥羽(めとば)川と千歳(せんさい)橋。ちとせと読みそうになるけど千歳なんです。なんでって? 千年もつ橋ってこととで。
新顔登場!
まだオープンはしてないそうです。
理由が張り出されていました。
来年の10月にオープン予定。それまでいろんなことがあるんですね。知らなかった。
大名町通り。松本はホント歩くだけでも面白い街。
松本城まで1ブロックのところを右折すると、ジャズの名店「エオンタ」があります。
さて、松本城。国宝です。その手前のところで何やら工事。
堀の周辺を整備するようですが・・・
昔からあるこの蕎麦屋さんはどうなるのでしょう?
観光地では良く見かける、誰が望んでいる美観整備なの? というものでしょうか。
国宝・松本城
余計な人物を消せって?
それにしてもどんどん空は鉛色に・・・・。
千歳橋のところの縄手通りまで戻って来ると・・・あらら!
ちょっとモンゴル系のクリスマスツリーでしょうか。
ちょっとけたたましい音楽と共に不思議な光景。
縄手通りへ。
このまま縄手通りを女鳥羽川沿いに・・・
そうでした、そうでした。夏に来た時にYUKARIと松本城に来てあまりに暑さに思わず駆け込んだのがこの喫茶店でした。
本来はパン屋さんなんです。
今は北風ピューピュー。
初めて来た時にここで蕎麦を食べた記憶がありましたが休業中でした。
ちょっとした路地もあります。
初めて来た時に入った喫茶店。
あの時と同じようにブレンドコーヒーをいただく。
レシートの裏書が店の由来に詳しい。
そんなの昔はなかった(笑)
再生された中町商店街。向こうの山には確実に雪が舞ってる!?
さて、駅に戻りましょう。
パルコから公園通りを駅に向けて。なんだか渋谷にいるみたいな表現ですが(笑)
井上百貨店が見える。松本はデパートは井上、商業施設はパルコ。まだまだ健全な街です。
ホテルに戻って荷物を受け取り駅に向かうと、ちょうど1時間前の「あずさ」に乗変出来ました。
【松本駅の魅力・・・・その1】
もう、これだけの数の駅弁がある駅も少なくなりました。新幹線がない駅だからいいんです。乗車時間が長いからニーズがある。新幹線になると途端にそれが減るんですね。それにしてもこの充実ぶりは羨ましいです。
【松本駅の魅力・・・その2】
跨線橋からの眺め。
駅構内を眺めるのに適した窓が跨線橋にあります。遠くの山が吹雪いているのまでお見通し。
【松本駅の魅力・・・その3】
駅の後ろが車両基地なので跨線橋から眺められる。
奥の車両基地からこれから乗り込む「あずさ」が出て来ました。
そこに・・・
松本電鉄の車両と出会うタイミングも!
さて、
新宿行きの「あずさ34号」が入線。
楽しかった松本の地を離れ、東京へ戻ります。いや、今回はやっと自宅に戻れます。
由緒正しく・・・
今や松本駅を代表する人気弁当となった「山賊焼弁当」。
「あずさ」で戻る時は100%これです。
っんまい!
ボリュームも、スタミナも抜群の駅弁日本一!
最初の停車駅「塩尻」に着く頃から雪が舞い始めました。
今年初の雪見かな。
長野県内を抜けると・・・・
雨になりました。
さぁ、もうこれで戻るだけです。
しかし、ここで悩み事。荷物。まさかの大荷物。これを新宿駅構内を転がすと考えると、どうしてもエスカレーターもエレベーターもない箇所があるので憂鬱に。そこで閃いた! この列車を終点の新宿まで使わずに途中の八王子で降りて京王八王子駅まで移動。八王子駅のホームから外、京王八王子駅構内、全てがフラット移動になる。その距離は新宿駅構内の移動とほぼ等しい。
ナイス! ならば次の八王子で降りるべし。
新宿まで乗るよりもここで降りて京王線で最寄り駅までゆけば30分以上早く帰れる。
JR八王子駅で降りて京王八王子駅に移動。雨さえ降らなければベストチョイス。京王八王子駅までは全ての段差にエスカレーターがあるので移動が楽。
京王八王子駅で特急新宿行きに乗車。
これが旅のラストショットになるはずだった・・・・
順調に出発した京王線の特急が「高幡不動」に着いた。
運転停車かな、と思うくらい停車していると、車内アナウンス。
「お客さまにお断りいたします。京王線は、16時16分頃に上北沢駅構内で人身事故が発生し、全線で運転をストップしています」
はぁ?
昨日の今日ですが。。。
「この列車は当駅で運転を打ち切りとし、後続の各駅停車にお乗り換えいただくことになりました」
「誠にご迷惑をおかけしますが、一旦ホームにてお待ちください」
つまり途中区間が不通となりその前後で折り返し運転に入るとのこと。全線で特急は運休となり、折り返し区間の入り口まで各駅停車を走らせるとの事。
ガーン!
二日連続でやられたか!?
ただ、昨日とは違い不通区間の外にいるだけマシだった。
そして、ふと、思った。
「あのまま、あずさで新宿まで行ってたら、自宅の最寄駅は不通区間のこちら側だから足止めを喰らうところだったんじゃないか? これは、虫の知らせで助かったって事じゃないか?」
乗り換えた各駅停車は淡々と走って最寄駅まで着いた。まだ不通区間は停まったまま。
大荷物が呼んだ八王子乗り換え判断。今日は実にラッキーだった。
それにしても連日、鉄道会社も大変な年の瀬になってしまった。
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2023年1月8日(日)群馬・館林「L'AUTRE MAISON西の洞」
15:00開場/15:30開演
小山太郎Presents New Year Live at 西の洞
赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)+須川崇志(b)小山太郎(ds)
wコバケイ(vib)
前売5500円 / 当日6000円
問い・予約:0276-75-1560
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2023年1月12日(木)湘南・茅ヶ崎「Storyville」
18:30開場/19:00開演
赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)
MC 4400円 + od
問い・予約 0467-91-9604
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2023年1月18日(水)千葉・柏「Nardis」
19:30開場/20:00開演
ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)
MC 3630円 + od
問い・予約 04-7164-9469
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2023年1月26日(木)東京・池袋「Absolute Blue」
19:00開場/19:30開演
赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh.vo)
MC 3600円 + od (学割 2600円 + od)
問い・予約 03-5904-8576
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■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION
発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
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それでは今日も楽しい一日を!
【Produce Album情報】
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【放送】
今週のオンエア (12月18日～12月25日)
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。
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■月〜金曜 放送時間 16:00〜17:00 (東京シティ競馬中継の時はお休み) ■土曜 27:00〜28:00
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“ねこの足跡”
21年6月、7月、8月、10月ヴィブラフォン部門【Amazon's Choice】選出作品『NEXT DOOR - birth of the swift jazz/赤松敏弘』(2000年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)養父貴(g)新澤健一郎(kb)平石カツミ(b)斉藤純(ds)相内勝雪(mnp)他。
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■月〜金曜 15:20〜15:30 (東京シティ競馬中継の時はお休み) ■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00 ■土曜 17:30〜18:00 / 25:00〜26:00 ■日曜 17:30〜17:38 / 25:00〜25:35 / 25:35〜26:35
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“路面電車のある風景 - 1”
『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)
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■月曜〜金曜 20:00〜20:09 (東京シティ競馬中継の時はお休み) ■土曜 16:53〜17:00 / 28:00〜29:00 ■日曜 16:44〜17:00 / 28:00〜29:00
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“東京点描 城南1”
『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)
演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)
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ブログの引越しから三ヶ月。こちらで変わらずのんびりとやっております。
