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赤松敏弘Vibraphone Connection・談話室

プロデュース行脚で都内楽器メーカー店回りの日は新宿で超久しぶりの三平ライスで〆

ライブの後はニューアルバムのプロデュース行脚。今回は楽器のメーカー、卸し店周り。
 
渋谷・パーカッションギャラリー(野中貿易ミュージック・ハウス内)にて、スタッフと新しいことに着手の図
 
 
ヴィブラフォン(マリンバも含めていいか)のメーカーなんて国内に3社しかない。そうなると輸入メーカーとなるのだけどそれを加えたとしても10本の指を使うほどもない。なのでどのメーカーの楽器を選ぶのかをどこの楽器店に相談すればいいのか皆目見当が付かない。師事している先生からの紹介とか、音大の先生から推薦で、、、、。多分高校生までにこれらの鍵盤打楽器(マレット・キーボード)を習った人は自分の目の前にある楽器が全てで、これが世界一だと思って疑わない。
 
高校ぐらいになると他のメーカーで気になるものが目に飛びこんできたり。じゃ、今度は・・・と乗り換えようとすると、なかなかそう簡単ではない大人の世界に触れることになる。まぁ、そんなだから、自分で楽器のメーカーを選べるのはもう少し大人になってから。
 
ヴィブラフォンはマリンバよりももっと数もメーカーも少ないのでその関わり方はそこまで窮屈ではないかもしれない。少なくともこんな人口の少ない楽器でシェアを争う方が間違っていると昔から思っている。それぞれに利点と欠点があるのを知り尽くしているから。なので楽器の販売店との付き合いは古い。
 
たまたま上京した頃に世代も近い音大生とのつながりが多かったのでジャズ畑寄りの繋がりよりもクラシック寄りの繋がりが強かった。マリンバの安倍圭子先生との繋がりも深く、80年代前半のマレット・キーボードの世界は各音大との繋がりが多かったのもメーカーとの繋がり方と関係している。
 
練馬にあるコオロギ社のアンテナショップ「ネオリア」に伺ったら、久しぶりのM氏と会えた。このメーカーがヴィブラフォンを開発し始めた頃に関わっていたのでその後の話などに花が咲く。一番後発のメーカーだから他では思いつかないような楽器を世に送り出してもらいたいところだが、さて、シンクタンクの腕前は・・・これから先のお楽しみかな。快く店内にチラシとポスターを置かせてもらった。
 
浅草にあるコマキ楽器のJPC。多分東京の卸し店では一番古い付き合いだと思う。80年に出てきた時にMusser M55を買ったのもここだ。たまたま音大の先輩がいたのもあってここで買ったら、今度こういう会員を募っているので、と渡されたのがJPCの会員カードだった。会報なども届いていたが、留学するときにカードもどこかへ行ってしまったきり。それでもプロデュース・アルバムからの楽譜出版時などでもお世話になり続けている。ポスターとフライヤーを渡すとスタッフがテキパキとポスターを貼り、チラシを提示してくれた。ありがとう。
 
渋谷にある野中貿易のミュージックハウスにあるパーカッション・ギャラリー。以前は等々力の環八沿いにあって、都内から第三京浜でライブに向かうときなどによく立ち寄っていたが、無くなってからは横浜の倉庫によく行っていた。Musserの総代理店であるのでこことの関わりは一番深くMusserのエンドーサーでもある。
3年ほど前の春、まだコロナ禍で世の中が沈痛な空気に包まれていた時に渋谷でリオープン。ぐっとアクセスが良くなった。なんせ井の頭線渋谷駅から徒歩数分だ。
今回のアルバムの広報展開について昔からのK氏からいろいろアドバイスを受ける。ジャズ界隈の展開は自分でできるが、そこから飛び出した世界は今はどこと手を結べば良いのか等。なかなか厳しい時代で、ドラムの有名誌が季刊になっていたりと一昔前では考えられないような世界に変貌(衰退)している。
まぁ、ということは逆転の発想で行けるっていうこと。
そこは僕の得意分野かも(笑)
この機を軸に新しいことをやりましょう、という面白い展開に。
 
 
いい時間。
帰りはちょうど夕飯時だからどこかで何か食べたいなぁ。
最初は銀座線に乗って閃きで降りようと乗ったのだけど、赤坂見附のアナウンスを聞いて急に「あれ」が食べたくなった。
 
急いで対面の丸の内線に乗り換え。
おや! 丸の内線が新型車両に置き換わっていた。乗り心地が良い。
で、降りたのは新宿。
 
この駅の真上にゆく。
 
懐かしい、このフロアー案内を見てピンと来る人、好きだなぁ。
 
 
5Fがレストラン「はやしや」。
6Fが和食の「三平」。
続けて読むと・・・「はやしや」「三平」。林家三平! バンザーイ!
 
とまぁ、昭和な新宿がお出迎えです。
 
しかし、老舗のライバル店とはこうも至近距離にあるものですかねぇ。
僕の地元の松山でも鍋焼きうどんの「ことり」と「アサヒ」が50mも離れず未だに人気を二分して健在。
ここ「はやしや」もその角を曲がれば「アカシヤ」がある。
どちらも昭和の洋食の新宿がそのまま生き残っている。
 
で、
 
 
窓の外には歌舞伎町の夜景。あのアーチのところで朝までやってた地下のぼてじゅうの店はまだあるのかなぁ。時々始発を待った昭和の時代。
さて、その夜景の元にやって来たのは・・・
 
 
三平ライス!
もう、昭和のオンパレード。
平たく言えば、みんな大好きケチャップライスの上にとんかつの卵とじが乗って、その上からデミグラスソースがグイッとかかったB級グルメ。
歩き疲れて空いたお腹には元気の出るメニュー。
 
っんまい!
 
このケチャップライスの少し濃いめなところが、さらにチープだけど昔のデパートの大食堂的なデミグラスソースをしっかりと受け止めて、この二つで昭和の無限ループを形成。ああ、んまい!
 
 
疲れも吹っ飛びました!
最後は最寄駅からタクシーにて本日終了。
どうやらプロデュース行脚の最後はタクシーで〆る習慣になりそうです。
 
 
 
 
 
♪♪♪
 
この秋発足の新レーベル、AMS RECORD(アムズ・レコード)のサイトが完成しました。
 
 
 
 
第一弾は11月22日発売の『MY REAL BOOK/赤松敏弘』(AMS-23001)定価3.000円(税抜)。
 
 
通算17枚目となる赤松敏弘のvibraphoneに、レギュラーメンバーのハクエイ キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)によるグループ・インターアクションが6曲(含む赤松&ハクエイDUO1曲)と、
話題の望月慎一郎(p)を迎えて酒井麻生代(fl,alt-fl)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)と繰り広げた絵画を眺めるようなジャズ。
 
それぞれ【Season 1】【Season 2】と名付けた2チーム全11曲70分。
 
ライナーノーツ:高井信成。
 
 
動と静、夜と昼、都会と自然、二つの異なる世界を一つのアルバムとして作り上げました。
どうぞお楽しみに!
 
 
お求めは全国のCDショップの店頭予約や有名ネットショップのほか、apple music, spotify他メジャーサブスク・ステーションで同時配信の予定です。
 
 
 
 
 
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト。
約27分間の動画です。
写真をクリックするとartspace&cafeのページに飛びます。最初にコマーシャルが入る場合がありますのでご注意ください。
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
 
・Straight, No Chaser......Monk
・Violet Rays.....Toshihiro Akamatsu
・Synonym......Toshihiro Akamatsu
・White Forest......Hakuei Kim
・Beyond the Dream......Toshihiro Akamatsu
・Lake Sagami......Hakuei Kim
・The Gleaner......Toshihuro Akamatsu
enc
・Blue in Green......Miles
 
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
 
 
Next Show
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■2023年11月4日(土)東京・調布『Book Cafe Den』(西調布)
13:30開演 14:30終演
赤松敏弘ヴィブラフォン・ソロ & モア (ゲスト:酒井麻生代/fl)
 
 
会費:1500円(税込/飲み物・小菓子付き) 定員:18名
予約:042-488-4351(営業時間内) 夜間:042-486-5392
Book Cafe Den 営業時間 11:30〜18:30 ※月曜火曜定休
定員になり次第締切

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【最新プロデュース・アルバム】
 
2023年1月25日発売!
現在の東京のジャズシーンで既にライブでは人を振り向かせる存在となりつつある新人実力派ヴァイビスト・吉野智子。今回そんな彼女のデビュー作のプロデュースを担当しました。
KALEIDOSCOPE / カレイドスコープ
Tomoko Yoshino / 吉野智子
3000円+税
2023年1月25日発売 (WISE RECORD/WR-202301)
 
全国のCDショップ及びネットショップからお手元に。
 
■演奏
Vibraphone : 吉野智子  Piano : 雨宮彩葉  Bass : 鉄井孝司  Drums : 小田桐和寛
 
皆様、応援宜しくお願い致します!
 
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■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION
発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
( http://www.vibstation.net )



■赤松敏弘 FaceBook ( https://www.facebook.com/akamatsu.toshihiro/ )




■赤松敏弘 Twitter

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【サブスク ヴィブラフォン】
 
2000年発売のアルバム「Next Door - birth of the “Swift Jazz”」から
2020年発売の「Next Door - New Life」まで、
VEGAレーベルで発売した10枚のアルバムから人気曲を
高音質でお届けしています。
 
 
色んな意味で生活の中で占める音楽の比率がコロナ以降高まりつつあります。
「聴いて」楽しむ音楽!
好きな時間に、お気に入りの場所で、くつろぎながら
そこでは無限の想像力が、あなたをお待ちしています。
 
 
是非どうぞ!
 

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それでは今日も楽しい一日を!

 


【放送 / ラジオ、テレビ

今週のオンエア (10月4日~10月8日) 
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)

番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』

癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

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■月〜金曜 11:40〜12:29 

■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00 
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“路面電車のある風景 - 1”

『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)

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■月〜金曜 25:00〜26:00 (月火金曜は25:35まで) 

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“ねこの足跡”

21年6月、7月、8月、10月ヴィブラフォン部門【Amazon's Choice】選出作品『NEXT DOOR - birth of the swift jazz/赤松敏弘』(2000年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)養父貴(g)新澤健一郎(kb)平石カツミ(b)斉藤純(ds)相内勝雪(mnp)他。


首都圏以外の方はこちらの「エムキャス」で全国からスマホやパソコンでリアルタイムにお楽しみいただけます。
★エムキャス→https://mcas.jp/c/mx2.html
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