犬乙女のマンガ日記

何気無い 日々の 出来事を ユーモラスに切り取って 🎬
✨美しい 生業を 重ねていきたいです。


白い ライオン

2020-04-29 00:01:00 | 徒然華 さて
こんにちは❇️



自然界では、ウィルスと人間の


共存が 必要なんですね



さて、今日は 若い雌ライオンの


話を しようかな✨


雌ライオンのキカ 小さな群れ


の中でも、2番目に若い。


やっと 猟(かり)の仲間入りした


ところです


ライオンは、雌が 猟をします



キカは、群れの中の


雄のケヘルと 仲良しでした


ケヘルは、幼いとき


ハイエナに、襲われて 片目を


失ないました



ある日、川で キカとケヘルが


水遊びを していると


少し離れた 所に 一匹の



白い雄ライオンが 水を



飲んでいます



ケヘルは、身構えて


唸って いましたが


キカは、 一目で 魅せられて



しまいます




白いライオンが 立ち去ろうと


した時 キカは 知らず


知らず 後を



追ってしまいます



「行くな❗キカ」


「サヨナラ、ケヘル」





そして 自然に 白いライオン



シランとキカは 一緒に


生活するようになりました


シランの美しい鬣(タテガミ)を


なぜるとき


キカは、うっとりと至福の


喜びを 感じるのでした



シマウマを 追いかけて


仕留め シランを 探すと


どこから 現れたのか 一匹の


美しい雌ライオンと


その子供ライオン二匹が


いるでは、ありませんか



強いシランなら 他に


雌がいても おかしくない


そんな風には 思えないキカ


キカは 雌ライオン


飛びかかり、喉笛を食いちぎります


相手の 雌もキカの肩首を


噛みました


あぁ アイツは 死んだ❗


でも 自分も 気が遠く


なっていく……



目が 覚めようとしてるとき


誰かが、痛い肩を 舐めて


くれている


シランに違いない❗




そこには 心配そうに



覗き込む 片目が



あぁ どうしたんだろう💧



何もかも 夢だったのかしら


やっと 歩けるように なった時


ケヘルは言った


君は 川の辺りに 血だらけで


倒れて いたんだよ



そして 猟もでき 子も できた


今 遠く 考える



シランは 白いライオンは


どこかの群れのボスに


なっていようか



それとも 捕まって


毛皮になっていようかと



そもそも はじめから


白いライオンなど


いなかったのでは


ないかしら…… と




*☆*


では また