Upapaの至福のひととき

FlyFishingレポート

2012年シーズン最終釣行記(1日目? 笛吹川水系の渓)

2012年10月18日 | FlyFishing
Sep.,21 2012



遅い夏季休暇を利用した3日間の東北釣行をもって2012年シーズンを終えようと思った。
家内にとってはどうでも良いことだと思うが(笑)、家内にもその旨を伝えた。

そして、東北釣行から帰宅した翌々日に出勤して気づいた・・・。
次の金曜日の21日は会社一斉の振替休暇であることを(笑)

土曜日または日曜日が祝日の場合、金曜日を振替休暇とする会社と労働組合の取り決めであるが、自分は管理職で非組合員であることから、会社と組合での合意事項を見過ごしていた。そういえば社内のポータルサイトに出ていたような・・・(汗)

う~ん、禁漁期目前の9月の平日かぁ。これは釣りに行けと言っているようなもんだよなぁ(笑)
心は揺らぐが、家内に「東北で今シーズンは終わり!もう大満足!」とキッパリと告げていた手前、とてもいまさら言えない。
そんな僕の心を見透かしたのか、「せっかくの平日だし、釣り行かないの?」という家内からの神の声が(嬉)


どこへ行こうか悩んだ結果、のんびりと千曲本流もいいかと思い、天気が気になりながらも6時AMに自宅を出発。不安的中で中央高速の笹子トンネルを抜けたところで大雨となった。南アルプス連峰は厚い雲に覆われいて見えない。
この雨だと千曲本流は濁りが入って釣りにならないと思い、行き先を笛吹川水系の渓に変える。

釣り人が考えることは同じなのか、平日というのにいくつかある入渓地点には車が停まっている。運が良かったのは、FlyFishierに人気の最上流域の区間に車が停まっていなかったこと。

今シーズンも多くのFlyFisherが入っているのだろう、フライへの出方が典型的なスレた渓魚のそれで、フッキングにまで至らない。



やっと釣れた最初の渓魚は、掌サイズのアマゴ。掌サイズとはいえ、最終釣行がボウズでなくなったことでひと安心。

岩魚もいる混生区間だが、釣れるのは掌サイズのアマゴばかり。この時季は仕方ないのかなぁと思いながら遡行を続けていると、区間の2/3ぐらい遡行したところでやっと青年サイズのアマゴが出てくれた。うっすらと婚姻色が出ており、秋という季節の中でFlyFishingを愉しんでいることを感じることができ嬉しい。



退渓点が見えてきたところで同じようなサイズのアマゴが釣れた(トップの画像)。
2尾の青年サイズのアマゴが釣れたことで心おきなく今シーズンのFlyFishingを終えることが出来ると思った。

退渓点である大堰堤前のプール。過去、このプールで良型のアマゴが釣れていることから気を引き締める。

過去に良型のアマゴが出た堰堤からの流れが岩盤へ向かう筋に距離をとってアップクロスでフライを流す。5回ぐらい流してもフライには何の反応もない。今日はダメかと思い、ピックアップしようとロッドを少し煽るとバッシャー!という谷に響き渡る水面をたたく凄い音。ロッドを持つ腕だけが無意識に反応したが、時すでに遅し。

何だったんだろう?今のは。
悔やまれるというか、自分の愚かさに呆れるというか、ピックアップしようとしてフライに反応があった際、よりによってフライから目を離していた。なので、出たのがアマゴなのか岩魚なのか分からないどころか、音からしてかなりのサイズと思われるが、実際に出たところを見れていないのでサイズが分からない。警戒心を解くべく、少し時間をおいて同じ筋を数回流すが反応はない。

水面を割った際の大きな音が耳に残り、取り逃がした大物のイメージが空想として残るという、最終釣行としては最悪だった。
午前中はパットしない天候だったが、退渓した今は青空が広がっている。
この青空を見て自分の腹は決まった。「気持を引きずったままシーズンを終わるなんて最悪だ。明日は千曲へ行こう」

気づいたら、スマホに表示された家内のスマホの電話番号をタップしている自分がいた(笑)


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2 コメント

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Unknown (よっしぃ)
2012-10-27 18:20:22
ご無沙汰です!
やらかすところがUpapaらしい(笑)
レポ、あと1日分でしょ。
がんばってください!!!
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よっしぃ (Upapa)
2012-10-28 14:24:28
最後まで集中は大事だよね。
残りのレポ1本、年内UPを目指すよ(^^ゞ
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