柏原人(かしばるんちゅ)

柏原(かしばる)=我等が練習拠点
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運営艇(小南風)の現状について

2013年01月05日 | ■ お知らせ
新年明けましておめでとうございます。 
旧年中は格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も、安全第一を心掛けてより一層精進して参りますので、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

さて、先日の12月6日(木)、爆弾低気圧による強風で小南風がスロープに打ち揚げられ、大破するという事例が発生しました。
以下が詳細となっております。

<経緯>

先日の12月6日(木)の午前10時頃、漁協より「小南風とビーナス(KSC運営艇)がスロープに打揚げられている」と連絡。
直ちに柏原に急行しところ、両船がスロープに打揚げられていたため、KSCのクラブリーダーの山本さんに連絡。満潮時の漂流防止のため、応急措置として両船を電柱に固定(添付写真のロープ)。
受講日であったため、17時に在学部員を緊急招集し、19時頃に両船をスロープへ陸揚げ完了。現在に至る。
なお、12月1日には係留の無事を確認しており、陸揚げ予定日は12月8日であった。


<現状・被害>

[小南風船体]
・左舷一部陥没
・船底船尾部分陥没
・エンジン部分は、多少の部品交換が必要であるが使用可能

[係留設備]
・バウを固定していたステンレスチェーン破断
・左舷後ろの係留ロープ破断


<事故原因>

1.爆弾低気圧による北西からの強風
海上保安庁の記録によると、前日(12月5日)の深夜は北西より平均20m以上、最大風速25mの風が吹いていた。
なお、周囲の係留船は台風対策等の強風措置は行っていなかった。
2.係留場所の問題
北風、特に北西の風に最も弱い(船尾が西に向いており、強風下で船全体が左右に大きく揺れる)係留区域であった。
スロープに最も近い場所であり、係留ロープが海中でコンクリート(スロープ)との摩擦により破断し易かった。


上記の内容の通りでございます。

運営艇の新調や係留設備の修復、艇や備品の整備等、3月からの春練習に向けて
課題は山積しておりますが、石橋コーチと共に部員一丸となって頑張る所存です。
今後とも産業医科大学ヨット部を何卒宜しくお願い申し上げます。

















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