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『幻想牢獄のカレイドスコープ』の感想

2021-01-03 23:48:28 | ゲーム

『幻想牢獄のカレイドスコープ』をクリアしました。プレイ時間は5時間ほど。

 

プレイ時間は短いが、とにかく疲れるゲームだったなという感想。なにせ女の子同士の罵詈雑言を延々と聞かされ続けるゲームで……。しかも、序盤の舞台説明とかキャラクター紹介とかそういった導入部分がほとんどなく、最初からクライマックス状態でその状態が続くからなおのこと密度が濃い。

内容としては4人の女の子が制限時間5分のデスゲームを12セットやらされ、なぜこのデスゲームが行われているのか?という部分の謎が少しずつ明らかになるといった感じ。

デスゲームと言っても、「死刑囚」「ピエロ」「断罪者」×2の役割を決めるカードを配布する以外にプレイヤー側は介入する要素はなし。制限時間5分(という設定)なので、どうにかして全員助かろうとするけども、時間的にどう考えても無理ということで、キャラクターたちは割とあっさりデスゲームを受け入れ、生か死かの選択のために必須に罵り合いを続けて助かろうとする。「死刑囚」になってしまったキャラが己の運命を受け入れようとしたり、「ピエロ」に擦り付けようとしたり、話がまとまらなくて全滅したり……ということを12セット見せつけられる。

 

竜騎士07節というか、女の子が物凄い形相で叫びまくり、声優の真に迫った演技を見るのが楽しみなんだろうけど、なにぶんそれを12セットも見るとマンネリ気味になるし、異様に濃い分、疲れてくる。この辺は好みの問題なんだろうけども……。ぶっちゃけると半分くらいでも良かった気がする。初めの方は、おお竜騎士07のゲームだ!という感じで楽しいんだけどね。死刑囚になった水無に対して、他のキャラがガンバレ!ガンバレ!と励まし続ける狂気は、まさにそれ。

 

女の子たちは表面上は仲が良さそうに見える4人組だけども、それぞれが過去に確執があり、恨み恨まれの関係である。そのことが原因でデスゲームが行われた際に、生か死かの極限状態に置かれると、オマエは過去に〇〇があったら信用できない!!!という感じで本性を曝け出し、罵詈雑言の応酬となる。そしてそれは全て小学校時代のエピソードであり、最後に1本へ繋がっていく。なぜ高校生の彼女らがいつまでも小学2年生の1エピソードを根に持ち続けているのかが疑問だけども、まあ自分は男だからよくわからないということで(ゲームの主題的な意味としても)。

なぜこのデスゲームが行われているのか、という核心的な部分は夢落ちに近い形で終わり、小学校時代の確執もまあまあ平和的な笑い話で済まされてしまうのは、最後の最後でちょっとホッとした部分ではある。

 

……とまあ、感想としてはそんなところ。女の子の罵詈雑言の応酬を楽しめるか?がポイントか。いきなりクライマックス状態だったので、導入部分の退屈な時間がなくサクッと楽しめるのは良かった。しかし、それにしてもドッと疲れるゲームなので一気にはやらない方がいいと思う。


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