radioactive*

マンガや小説の感想が中心。BL系含。※アニメ感想始めました。

お引越しすることにしました。

2005年06月28日 | 雑記
はてなダイアリーにお引越しすることにしました。今までどうもありがとうございました。
よろしければ新しい日記のほうにも遊びに来てください。
radioactive* はてな版
http://d.hatena.ne.jp/unino/

こちらに掲載している感想も適宜移動予定です。

好きなものは好きだからしょうがないっ! 第一話

2005年05月25日 | アニメ感想
第一話「キライなものはキライ!」

長いことアニメ感想かいてなかったので久しぶりに。
やっとビデオ屋のレンタルが一週間になったので借りてみました。
元はボーイズラブゲーム(※ボブゲ、BLゲームとも。エロゲーの腐女子バージョン)が原作のこの作品、
そして私はホモゲ好きなんですがこの作品はやってなかったので見てみました。
ゲーム自体が全4作あって長いのもアレだったんですが、
個人的にあまり萌えなさそうだなーと思ったのが最大の原因です。
あんまり長髪が好みでないというのもある。(長髪キャラが多いので)

そういうわけでまったく知識を持たないまま第一話スタート。
初っ端からベッドシーンです、お母さん!!
さすがにえちぃことはしてませんでしたが、ベッドシーンであることに代わりはないです。
いきなり主人公の寝込みを襲う謎の少年。
次の日、友達に謎の少年の正体は直(すなお)という名のルームメイトであることを教えてもらったりする。
この2人は幼馴染の様子なんだけど主人公の空はサッパリ覚えていない。
「お前のこと知らない」と素直に言う空にパンチを食らわせて直は怒って行ってしまうんだった…。

なんかよくわからない展開が続きますが(冒頭のベッドシーンの衝撃が強いよ)、
とりあえずヒロインの直はツンデレということでいいかな?
やばい、ツンデレには弱いのです…私……。その上中の人は保志さんですか。ハァハァ。
その後お母さん代わり(もちろん男)な石田さんが出てきたり、
鬼畜教師かと思いきや頼れるお兄さんが出てきたり。潔いほどに女キャラなど出ない!
そしてみんな髪の毛長いよ! なんで長髪ばっかりなんでしょうか…。
とりあえず1話目に出てきた主要人物7人のうち、4人が長髪です。
そんでもってシリアスにいきたいのかコメディに行きたいのか…。
どっちにしろふり幅が中途半端な感じですなぁ。
ていうか安いなぁ…とか…。
多分制作費の大半はこの豪華声優陣が持ってってるんだろうなぁ。
(緑川、保志、石田、千葉、三木、宮田、置鮎、子安、野島)
↑私が有名だろうなーと思う人だけ上げてもこれだけいますよ。
ちなみに私は声優さんには疎いです。

ということでアニメ自体は安い萌えアニメって感じをぬぐえません。
キャラデザは実はアニメのほうがスッキリしてて好きです。
あと緑川さんのああいうキャラ声を聞いたのは久しぶりだったのでよかったなぁ。
PS2版ゲームにあわせてるのかどうか知りませんが、
夜と空の声は緑川さんが一緒にすればよかったんでは?
子安さんもカコイーから別にいいんですが、
ああいう役を緑川さんがやらないのはちょっともったいないと思いました。
継続視聴は考え中…友達と見るんだったら面白いかも。


こころ / 夏目漱石×榎本ナリコ

2005年05月18日 | コミック感想
あの名作・夏目漱石の「こころ」を榎本ナリコがその感性を持って現代風にアレンジ。
田舎から上京してきたものの、目的もなくぬるい大学生活を送っている主人公はある人物と出会い…。

いやー、「こころ」ですよ!
高校現国の教科書にはほとんど載っているだろうかの名作。
そして腐女子はこれを読んでその8割が妄想するに決まってます。
私も一時期文学作品を読んでいた時期があるのですが、
もちろんきっかけはこころです。
そのほか教科書掲載作品としては中島敦の「山月記」なんて超おすすめ。
こちらも腐女子なら7割がた妄想しててもおかしくない代物です。

そんな原作からしてじゅるりな内容の「こころ」を、あの榎本ナリコが執筆。
これが美味しくないはずなんてない。
舞台を現代に置き換えつつもその萌えは失われていません。
というか榎本先生もこころで萌えてた口に違いない。

基本的には原作どおりの話ですが、ラストがちょっと違います。
(あと先生の設定も少し違う)
私としてはあの後、ハッピーエンドになったと願いたい。
というかそのためにあそこで終わってるんだろう! と思ってます。
しかし本当に榎本先生は絵がうまいなぁ。色の塗り方もすごく雰囲気出てます。
そして何より先生が美人。
これですよ、これ! ちなみに私は先生受派なので…。
K×先生、私×先生ですよ。
一緒に暮らしてた頃のKと先生なんて、同棲カップルにしか見えない。
そして最期の手紙はラブレターにしか読めない。

そんな妄想をのぞくとしても、
原作を読んでしまったという方も未読という方も、是非読んでみてください。
そして「こころ萌えもよいかも」と思うがいいです。

自由人HERO 全8巻(文庫版) / 柴田亜美

2005年05月16日 | コミック感想
平成PAPUWAを見て以来、柴田亜美先生の作品にはまってます。
PAPUWAといえば南国少年パプワくん時代で、当時はナマモノが好きでした。
小学女子としてはきわめてまともな反応だと思います。
当時は女キャラが出てこないことに何の疑問も抱きませんでした。
まぁあんなにナマモノだらけだと女子キャラのことなんて些細なことです。
そして時は流れ、新連載の「PAPUWA」がアニメ化になり、
ふとした拍子に何話目かを見たあとにはPAPUWAが全巻揃っていました…。
今見るとかなりのマッシヴぶりや、ホモネタぶりに心躍るんですが、
同時にこんなにも美味しい素材を見てもナマモノに転んでいたピュアな自分を懐かしく思います。

何はともあれ自由人HEROの感想を。
以前(高校くらい?)に1巻を読んだときはあんまり面白くないなぁと思って、
それ以来ずっと読んでなかったんですが、まとめて読んだらたいそう面白かったです。
当時は多分パプワくんのイメージと反して、シリアス調だったのが原因か。
(そのパプワくんも後半はほとんどシリアス展開なんですが)
そしてあーみん作品で美女を見かけたらオカマと思え。
私はバードが好きです…。サクラと結婚しちゃえばいいじゃない。
シリアステイストの強い格闘マンガでありますが、ギャグも盛り込まれてて面白いです。
文庫版はさらにあとがき漫画(各巻4ページくらい)がついていてお得。

それにしてもあーみん先生もスターシステムを使うのが好きですよね。
正確にスターシステムかどうかは分かりませんが、
この話にもPAPUWAキャラのシンタローやリキッドという名前のキャラが登場します。
また、話の中核も青い秘石と赤い秘石を廻るもの。
最近の作品では「カミヨミ」のキャラクター帝月が「あやかし天馬」のキャラでもあります。
(むしろ主人公も同じ「天馬」で、内容も似ています)
何か意味があるのかどうか気になるのがファン心。
「あやかし天馬」のほうは最後が駆け足で終わってるので、
ぜひとも「カミヨミ」でフォローして欲しいものです。

自由人HEROは全体として二部構成になってるのですが、
二部のほうがやっぱり駆け足というか…。
でもヒーロー(主人公)の謎が解けたりいろいろあったのであってよかったです。
なんといっても忍ちゃんが出てきてくれたのが…あとガマ仙人。
すっかり忘れ去られてたと思っていた嫁を思い出したのもつかの間、
やっぱりシンタローで締めるあたりあーみんマンガだと思いました。

砂の下の夢 1巻 / TONO

2005年05月02日 | コミック感想
砂漠のオアシスを作ったり消したりできるジャグロ族の2人(カップルだけど性別不明)と、
消されゆくオアシスと人々の姿を描いた連作。

この設定がまず良いですよね。
いや、別に性別不明のカップルのところじゃなくて…。
(性別不明カップルはカルバニア物語で体験済みですから)
このオアシス、死んだ人の魂を使って作られているそうです。
けれど人が作ったものである以上、オアシスにも寿命があって、
そんな寿命がきてしまったオアシスを消すのがフェイスとチャリティの役目。

オアシスも、元となった魂によってさまざまな姿をしていて、
みんな善人のようにかわいらしい外見のくせしてそんなことはなく、
かといってみんなが手をつけられないほどの悪人というわけでもない、
TONO先生らしい描写が満載です。
なかでも好きだったのは「フェリテのオアシス」と「パディのオアシス」。
どちらも美しいオアシスです。

そして登場人物みんなが気にしているフェイスとチャリティの性別…。
私はフェイスが男でチャリティが女と踏んでいますが、どうだろう。
いや、しかし裏をかいてフェイスが女かも…クール系で男っぽいから逆に。
可愛い系のチャリティが男というのもありきたりかもしれないし…(以下、真実判明まで続く)。

シャーリー / 森薫

2005年05月02日 | コミック感想
「エマ」1巻を読んだら面白かったので、短編も購入。
いやー、どの話もメイドメイドメイド。
エマとこれしか読んでないからわからないんですが、
この作者の人はメイド以外の話は書いてないんですかね?
もちろんメイドは大変美味しゅうございますが、他の味付けも読んでみたい。

ストイックなんだけど、エマと比べると萌え度は高め。
だって13歳の女の子で黒髪おかっぱメイドさんなんだもん。
これで萌えずになにで萌えればいいというのか。
この1話目はシャーリーちゃんがスカートをふわっと翻すために存在している。多分。
他にもエマのプロトタイプぽい話とかちょっと毛色の違うメイドさんとか。
どのメイドさんも幸せそうでいいなぁ…とほわーんとしてしまいますよ。

ちなみにメイド服のタイプはネリーが着てるのが一番好きです。
あのシンプルな襟萌え!

コドモのコドモ 2巻 / さそうあきら

2005年05月02日 | コミック感想
小学生が妊娠して出産したらどうなる?
という、現実にはありえなさそうなテーマを取り上げた作品。
しかし身体機能的には小学校高学年から生理が始まるんだから無理じゃないですよね。

この作品の主人公は別に、早すぎた性を経験したわけでも、
むりやり性的虐待を受けたわけでもない。
ただ、何もしらないまま幼馴染と秘密の部分を「くっつけて」しまっただけで。
その後、性教育によりそれがセックスだということを知り、
さらにその行為で妊娠するという事実を知った主人公。
担任に相談する主人公だが、
やりすぎた性教育だと周りの先生や保護者から言われた担任はそれに取り合わず。

というのが1巻までの内容です。
もっとシュールにコドモがコドモを産んでそれから、みたいな話になると思ったら、
結構現実的に(根本的に現実とは違うんですが)話が進んでいって、
特に小学生女子同士の友情とか(もろいようでかたく、やっぱりもろい)、
年若い担任に対する保護者の態度とか。
いちいちどっかで起こってそうな現実感に胃が痛くなります。
先生も最初は頑張りやさんでよさそうな先生だと思ったのに、
ちょっとしたことでどんどん追い詰められていったり…。
この話で一番可哀想というか大変なのは先生なのかも。

この巻は妊娠がクラスメートに発覚するのが中心。
先生のこともあって学級崩壊寸前まで言っていたクラスが、
秘密の共有をもとにまとまるエピソードなんかが入っています。
小学生、というかこどもって本当に残酷。
しかしこどもが全て残酷なものならば、
互いに傷つけあってしまっても何か得るものはあるんじゃないかと思いました。

かなりの段階まで来てるので、次巻が楽しみ。
そして「マエストロ」はいつ出るんですか…。

イノセンス / 押井守

2005年05月01日 | 映画感想

「GOHST IN THE SHELL」に続き、「イノセンス」も見てみました。
うーん、個人的には前作の方が面白かったかな。
ストーリーがどうのこうのこうの、ということじゃなくて、見せ方として。
前作は少佐がアクションシーン決めてくれたんですが、
今回はアクションシーンあったけど肉弾戦をもっと見たかったですよ。

それにしても素直に「攻殻機動隊2」にすればよかったのに。
(と誰もが思っているのにどうして入れなかったんだろう)
下調べをまったくせずに見に行った人がいたらサッパリなんだろうなぁ。
DVDでは一応前作のあらすじと用語解説みたいなのが入ってたんですが、
映画本編では多分なかっただろうし…それにしても山ちゃんハァハァ。

私は原作を全然見てないので、少佐とバトーの関係が気になります。
今後少佐はどうなるんだろうか。バトーは本作で救われました。そして犬。
犬はいいですね~可愛い。萌え!
バトーがご飯を食べる犬の耳をたゆんと触るシーンが好きです。犬かわいいよ犬。

前作から何ヶ月とかそういう話かな、と思ってたんですがこちらを見る限りでは3年後らしい。
3年もやさぐれてたのか、バトー…。

いろんなところで「一回見ただけではわからない」といわれているし、
監督自らそういってるので、また寝かせていつか見たいと思います。
その前にテレビシリーズを制覇しよう。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 / 押井守監督

2005年04月25日 | 映画感想
ようやく攻殻シリーズの元祖ともいえる、映画版GHOST IN THE SHELLを見ました。
結構昔の作品だと思ってたのですが、OPからクオリティの高さにびっくり。
1995年公開作品だということで、10年前なんですね。
10年前って言うと丁度エヴァンゲリオンとかそこらへんか?
とにかくもっと昔の作品だと思ってたのでそこにも驚いた。
当時はあんまりアニメとか見てなかったんで…
CMにあった「彼女はネットの海にダイヴする」というフレーズには聞き覚えあります。

押井守作品をまともに見るのはこれが初めてなんですが、カッコイイですね。
ただひたすら、単純にカッコよい。
以前「アップルシード」を見たときもカッコイイと思ったんですが、そんな感じ。
ストーリーはメインの事件と、登場人物の葛藤みたいなのがあるんですが、
前者はとてもシンプルなつくりで、ボーっとみてても何となく分かる。
後者は「自分とは何か」というテーマで、当時とっても旬だったものです。

それにしても主人公の少佐(草薙素子)はかっこいいなぁ。
女が惚れる女とは、こういうものです。
攻殻は「義体」とかそういうモチーフは知ってたんですが、
ようやく「ゴースト」とかとのつながりが分かった。そういうことか。
しかし劇中で「これだ」と断言するように語られることはなく、
観客に「察しろ」と言ってるようだ。

お気に入りのシーンは、中華街めいた町の風景が映るシーン。
アジア圏特有の、あの雑多な風景が好きなんですが、絵になるとまた圧巻。
この頃はまだアナログ作業中心だったのでさらにたまらない。
私はアニメはデジタルよりもアナログのほうが味があって好きなんですが、
(CD全盛のこの時代にレコードを愛する人々と多分一緒ですよ)
映像特典に「攻殻機動隊が出来るまで」みたいなメイキングが入ってて、
それを見て「アナログにしろとか言ってごめんよ…」と謝りたくなりました。
この作品ではアナログとデジタルの融合が試みられてるんですが、
またこれがクソ面倒くさそう。
「作品」をつくるんですから面倒だとかそいういうことはいえませんが…。
そこで押井監督も言ってましたけど、
アニメ表現方法の可能性という意味でデジタルがあるんであって、
デジタルのためのアニメじゃない
みたいな趣旨(多分)を見て、いいこと言ってるというか、まぁ当たり前なんですけど。

現在のアニメはデジタルが主流、というか
こちらの解説を見る限りではサザエさん以外はデジタルなんですが、
アナログの可能性という点で、セル画を使ってもいいと思うんですよね。
話がズレズレてきたのでアニメに関する話はここまで。

音楽は川井憲次(パトレイバーやガンパレードマーチ)が手がけていて、これもすごい。
繰り返し使われるアジア(民族音楽)っぽい曲があるんですが、これが味があります。
始まり方(素子の義体ができてゆくところ?)も印象的。
とにかく褒めまくりだ、私。

ただこの話だけだととっても登場人物同士の関係が分かりにくい、
というか「その後」が気になるので「イノセンス」も今度見ようと思います。
前に知人に「イノセンス」ってどんな話なんですか?って聞いたら
「××がいなくなって淋しいよ~犬。って感じ」と言われたような気がします。
そうか…犬。

最近

2005年04月18日 | 雑記
最近は全然本を読まない。
活字を積読するようになったのは高校卒業時あたりなので慣れっこなんですが、
最近はマンガですら手をつけてないものが多数ある。
そういえば時間の流れがすごく速い。
このまま年齢と共に一日の感覚がどんどん短くなっていくんだろうか。
睡眠時間が9時間というのが最大の問題だとは思うんですが…。

近頃はマンガよりも活字読んでるかもしれません。
前は全然興味なかったノンフィクション系とか読んでますね。
そうは言っても中学、高校時代と比較するとぜんぜん読めてませんが。
アニメもテレビもそんなに見てないのに…本当に不思議だ。
あ、そうだ、ネットしてるからだ。