unimogroove の音楽中毒生活(06/07年版)

毎日音楽。趣味でも仕事でも色々な音楽を浴びるように聴いてます。時には好きな映画やマンガのお話も。そして日々のつれづれを。

2006/10/30(MON)

2006年10月30日 | Weblog
●ふう。今日も19時間働いた。そんな日のBGMはダンスホールレゲエを二枚。
●TENOR SAW「FEVER」86年モノの古典ダンスホール。レゲエが打ち込み化した瞬間の名演を収録。テナーソウさんは、わざと調子はずれに歌うアウトオブキー唱法の名手。独特の節回しは妙に耳に残っていいカンジ。だけど88年に早死にしちゃうだよね。
●CHAKA DEMUS & PRIERS「TEASE ME」93年のダンスホールで、制作は SLY & ROBBIE。スカスカながらも味のあるトラックがチープでノンキでイイ!この時代のダンスホールを今後掘り下げて行きたいね。
●読書。能町みね子「オカマだけどOLやってます」。性同一性障害の男性が、完全に女性として普通のOL生活を送ってる、という日々の様子を綴ってる。ゲイの人とはボチボチいろんな場面で仕事してたりしてるけど、そんなに突っ込んだ話はしたことないなあ。

2006/10/29(SUN)

2006年10月29日 | Weblog
●土日二日を休めるなんて、なんて贅沢だろう。優雅に音楽を聴いて過ごす。
●MARLENA SHAW「THE SPICE OF LIFE」69年のシカゴソウル。名曲「CALIFORNIA SOUL」収録!ファンキーなベースもゴージャスなストリングスもグッとくるね。
●LEON WARE「LEON WARE」82年。AOR風味たっぷりのスムーズソウル。バックが TOTO のメンバーだし。これは「WHY I CAME TO CALIFORNIA」が聴きたかったから買った。
●RAPHAEL SAADIQ「INSTANT VINTAGE」02年。オーガニックソウルだね。地味だけど聴けば聴くほど味が出る。
●ここからは新譜。DIANA ROSS「I LOVE YOU」カバー集。BILL WITHERS「LOVELY DAY」とか映画「トップガン」の「TAKE MY BREATH AWAY」とかカバーしてる。
●CASSIE「CASSIE」P.DIDDY 率いるバッドボーイ最新の歌姫。カタい質感の打ち込みトラックにひんやりしたボーカルがよく似合う。
●LUPE FIASCO「FOOD & LIQUOR」KANYE WEST がフックアップした新人さん。オタクっぽい佇まいに好感。
●OUTKAST「IDLEWILD」今回はイマイチノリ切れなかった…。

2006/10/27(FRI)

2006年10月28日 | Weblog
●金曜日の夜、新橋の炉ばた焼。わが職場の若者たちと飲む。今月いっぱいでまた一人有能なスタッフが仕事を離れる。まだ若いが見込みがあるヤツだと思ってたから残念だが、ソイツの実現させたい「夢」のためなのだから仕方がない。
●読書。城繁幸「若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来」。ウチの職場には、厳密な年功序列制度はなさそうだし、それなりの実力主義もまかり通っているが、一方で伝統的徒弟制度のような職人気質もかなりの勢いで存在している。そんな中ボクはこの十年黙ってバカみたいに働いてきたし、今現在もアホのような量の残業をしている。しかし、今の若いヤツにそのままそんな生活を強いたらついて来てもらえない。今と昔、何が違うのか。ボクは若いスタッフたちに何をすればいいのか。前向きな「未来」を提供できているのか? そもそもボク自身にも「未来」への希望がこの先用意されているのか?
●今月は新しいプロジェクトが本格稼働してホントに忙しい。そこで知りあう新しいチームのメンバーは、ボクが今までしてた仕事とはまるで違う畑の人々で、その一流の仕事ぶりに日々スゴく刺激をもらっている。ただ一点だけツライのはこの人達の仕事リズムが思いっきり夜型だってこと。普通に打合せ開始時間が21時とか22時とか23時だったりする。従来のボクの勤務シフトはこれまた常識はずれの朝3時出勤なので、両方こなすとホントに家に帰れない。布団で眠れない。食生活も乱れてまた体重が増えてきた。下痢と頭痛が止まらない。さあさあどうする?
●雑誌「芸術新潮」。クリムト特集。世紀末ウィーンと黄金の裸体。
●マンガ生活。山口貴由「シグルイ」7巻。死狂い。間瀬元朗「イキガミ」1~2巻。政府からの死亡予告書、通称「逝紙」。最後の24時間に人が見せる生き様と死に様。浅野にいお「ソラニン」2巻。彼が死んで彼女が歌う。

2006/10/21(SAT)

2006年10月22日 | Weblog
●仕事が多くてろくにブログの更新も出来ず。とほほ。来週もしかしたら香港出張できるかも!なんて場面もあったが、残念ながらお流れ。いいことなし。
●息子ノマドの現在のブームは「たし算」。簡単な一ケタのたし算ドリルを真剣な顔で解いている。あと「カタカナ」も面白いらしい。「あ!『ヤ』は『や』とそっくりだね!」
●娘ヒヨコとたたかいごっこをやるのがコワい。ノマドが決してやらない攻撃を仕掛けて来る。ツメを立てての引っ掻きとつねり。そして髪の毛の引っぱり。あげくの果てに噛みつきもアリ。女の子の方がえげつない。
●忙しくてもマンガ生活。藤原薫「楽園」。ちょっと気取りすぎかな。片岡人生、近藤一馬/BONES「交響詩編エウレカセブン」5巻。星の謎の核心まで後一歩。二ノ宮知子「のだめカンタービレ」16巻。ドラマは面白くないらしい。
●読書生活。石田衣良「下北サンデーズ」。ドラマの方が面白かったかも。「BE TARO ! 岡本太郎に出会う本」。今度コドモを連れて表参道の岡本太郎記念館に行ってみよう。楽しいかもしれない。
●今週のBGM。レゲエ物件多数。CHAM「GHETTO STORY」ワイルドなダンスホールDJ。声がイイね。AKON とか ALICIA KEYS が参加してる。STEEL PULSE「EARTH CRISIS」80年代のUKレゲエバンドだね。フリマにて100円で買った。「STUDIO ONE SCORCHER VOL.2」名コンピシリーズ。スタジオワンのインスト名演をまとめました。渋い。HEMO+MOOFIRE「ESCAPE VILLA」日本人の女性2人組レゲエDJが編んだラバーズコンピ。以前リリースしたソカのコンピも良かったが、今回はグッと落ち着いてる。
●ソウルコンピ。「MODERN SOUL CONNOISSEURS」「BLACK MUSIC EXPLOSION」「NORTHERN SOUL FOREVER」60年代から80年代の明るいソウルミュージックをたっぷり。仕事で煮詰まったりクタクタになった時、これら王道のソウルにどれだけ助けられたことか。
●アメリカ南部に興味がわく。THE MAR-KEYS「DAMIFIKNOW! / MEMPHIS EXPERIENCE」(69,71) 南部のファンクはゆったりしてる。FRED WESLEY「NEW FRIENDS」(90) JAMES BROWN のバックバンド THE JB'S の中心人物によるジャズアルバム。

2006/10/07(SAT)

2006年10月07日 | Weblog
●一日20時間も働くような日が続くとさすがにカラダにコタえる。脳ミソに血が回らなくてめまいがする。ここ2週間はホントに忙しかった。魔女とか手品師とか聾唖の中国美女とかアコーディオン奏者とか13歳の美少女とか、不思議な人達と仕事をしていてアタマがおかしくなりそうだ。そしてこの先の土日も仕事が入って休めそうにない。今日は貴重な休日だ。ただひたすら眠る。
●今週木曜日は ZEPP TOKYO にて Mr. Children のライブを観る。本来ドーム級のバンドをこの手のライブハウスで観られるのは貴重なチャンスだ。今回のライブは、the pillows というバンドとの対バン形式。なぜかこのピロウズというバンドをミスチル桜井氏は異常に買っている。
●でもピロウズの「ストレンジカメレオン」という曲は確かにいい曲だ。ミスチルがカバーするとより一層いい曲になる。今回のライブではそれをじっくり聴けたのが収穫だ。桜井和寿の声は相変わらずセクシーで、この声にハマる女子の気持ちがわかってちょっぴり嫉妬すら感じる。
●今週のマンガ生活。三浦建太郎「ベルセルク」31巻。なんだかボスキャラがどんどん出てきてワケわからなくなってきた。矢沢あい「NANA」16巻。ナナの家庭の秘密が徐々に明らかに。田辺イエロウ「結界師」1~2巻。今度テレビアニメに。飯田馬之介「機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム」1~3巻。”コロニー落とし”ブリティッシュ作戦の死闘。BONES/片岡人生・近藤一馬「交響詩編エウレカセブン」4巻。コーラリアンの秘密。西原理恵子「パーマネント野ばら」。叙情サイバラ。分の悪い人生とどう折り合って生きて行くか。
●今週の読書。美輪明宏「美輪明宏のおしゃれ大図鑑」。美輪美学。中原淳一、アールデコ、原節子、竹久夢二、高畠華肖、内藤ルネ、三島由紀夫、寺山修司、フジ子・へミング、薩摩治郎八、歌舞伎、エディット・ピアフ。
●今週の写真集。佐内正史「ロマンチック」。知り合ったばかりの気になる女の子と初めてのデート、そんな気分。
●ドイツの写真誌「FOTOGRAFIE」を眺める。TIM WALKER 特集。
●今週のBGM。ポストロック。DONNA REGINA「SLOW KILLER」甘美な殺し屋。ドイツ・ケルンのレーベル KARAOKE KALK の音源。ONEIDA「THE WEDDING」NY のトリオ。ギターがダイナミック。NEKO CASE「FOX CONFESSOR BRINGS THE FLOOD」女流ニューフォーク。KAKI KING「...UNTIL WE LEFT RED」女流ギターインスト。これもまた甘美。
●疲れている時のジャジーグルーヴ。AMOS LEE「SUPPLY AND DEMAND」BLUE NOTE からのソウルシンガー、フィラデルフィア出身。MADELEINE PEYROUX「HALF THE PERFECT WORLD」いわゆるノラジョーンス風ってヤツ?G LOVE「LEMONADE」今やジャム~アフターサーフの文脈に乗ってます。MARC MAC「MARC MAC PRESENTS VISIONEERS - DIRTY OLD HIP HOP」昔のヒップホップをジャズとしてカバー。英BBEの好企画。
●ジェイポップ。勝手にしやがれ「BLACK MAGIC VOODOO CAFE」いたないチンピラジャズ。オダギリジョーとのコラボ曲が耳に残る。YUKI「WAVE」愛児の死そして新しい命へ。キラキラの名曲「長い夢」に涙。コブクロ「ALL SINGLES BEST」路上から武道館へ、その軌跡の二枚組。湘南乃風「RIDERS HIGH」ガナリは苦手だがツヤっぽい声の曲は好きだ。絢香「三日月」耳に残って仕方がない。AI「WHAT'S GOIN' ON A.I.」貫禄の迫力。中孝介「なつかしゃのシマ」奄美の声。DEPAPEPE「NIGHT & DAY」ハチミツとクローバーとのコラボ企画。押尾コータロー「BLUE SKY」超絶ギタリストベスト。森山良子「40THアニバーサリー・ベスト」なんて素敵でチャーミングな声だろう。声にホれるわ。RAG FAIR「オクリモノ」手堅いポップス職人。
●シモキタレコファン100円ワゴンから90年代へ。UNITED FUTURE ORGANIZATION「3RD PERSPECTIVE」。THE NINETYNINE AND HALF「MORE (THAN I DO) 」PJ+土屋公平。高野寛「CUE」。