海岸の団地日記~今日も風が強いな~

海岸の団地に住んでいる主婦です。ただいま、行政書士の試験勉強中です。

こころ☆

2007-05-31 10:31:43 | Weblog

最近、夏目漱石の「こころ」を読み直している。

高校生の頃、読んで以来だ。

どうしても逃げられない「人の弱さ」について

考えてみたくなったからだ。

 

私は、いまは仕事もせずに家で家事をしたり、

勉強をしたりしている。

親は働きに出たり、なにか趣味を持ったほうが良いと

しきりに勧めてくれるのだけど、

夫が許してくれるのをいいことに専業主婦のまま

気楽にしている。

そうして、ゆっくりと過去のことを考え直している。

つもりである・・・。

私が前に勤めていた職場が、かなりモラルハラスメントが

ひどく、なぜか私は標的になっていて、

女性職員からけっこうさまざまな意地悪をされた。

そうすると、必ず便乗する奴がいて、

ある男子職員からも、意地悪をされた。

きっかけはその職員がお客さんに間違った説明をしていたのを

私が訂正したことだったようだ。

・・・男ってプライドがあるから。

 

四面楚歌の状態の中で、ひとりだけ親切にしてくれた人がいた。

一応上司にあたるそのヒトに、意地悪をされている、

と、相談してみた。

そのヒトは熱心に話を聴いてくれた。

しかし、何のアドバイスも、助けもしてくれず、ただ、

「これからもなにかあったら、俺に話せよ。約束だぞ。」と

言われた。

なんの役にも立たないなあとは、思ったのだけど、

相談しているうちになにか助けてくれるのだろうか、と、

甘い考えでそれからも相談し続けた。

そのヒトは相変わらず、何のアドバイスもくれなかった。

意地悪はだんだんひどくなった。

すっかり元気をなくしていると、そのヒトが

「また相談に乗ってやるから、どこかで食事をしよう。」と

言い出した。それまでは職場でしか話をしてなかったのに、

いきなりそういわれたので、

「いいえ、そこまではいいです。」と断った。

そのヒトの、「食事をしよう。」にはなんだか

裏がありそうだったから、断ったのだけど、

そうしたらそのヒトは、次の日から、ひどい嫌がらせをし始めたのだ。

そのヒトが一人だけの味方だったし、

直属の上司だったから、嫌がらせはことのほか

きつかった。

私の書類には決してOKを出さない、

帳簿は突っ返してくる。など、細かいものまであげたら

きりがない。

 

いまなら、これって「セクハラ」だろ。とか

言えるんだけど、当時は弱ってたからな~・・。

 

まあ、そんなこんなでかなり長い間付きまとわれた。

職場で他の人のいないのを見計らって

抱きつかれたり、

実家に電話をかけてきて、

「付き合ってる男はいるのか。」とか

聞いてきたり、

「いま、近くまで来てる。」とか言ったり。

きもちわるいんで、やめてください。

とか言えたらよかったけど、

なんせ上司だし、嫌がらせひどいし、

おびえて暮らすしかなかった。

そのとき、思ったのは、

「男に弱みを見せたらいけない。」

ということだった。

やがて、そのヒトは転勤し、

転勤先でも若い女の子を追い回したらしいことを後から聞いた。

 

私はといえば、そのヒトがいなくなって、

仕事はやりやすくなり、意地悪をしていた男性職員も

いなくなり、仕事ができるようになったので

女性職員も意地悪をひかえるようになった。

結局、ヒトに頼ろうとしたのがいけなかったのだ。

努力して、仕事をきちんとするようにすれば

なんとかなったことだった。

自分の甘さがストーカーまがいの男を呼び寄せてしまった。

 

夫と知り合って、悩み事を相談したときには、

いろいろとアドバイスをしてくれて、

「努力して自分に自信をつけること。」と元気付けてくれた。

これが本当だよね~。

悩み事を相談されて、それで弱みを握ったからって

言い寄ってくるなんて

最低・・・。

女性は悩みを聞いてもらっただけで心を許しがち。

きちんとアドバイスをしてくれる人か、

見極めないとひどい目にあうこともある。

 

夫にはこのストーカーまがいの話はしてある。

なぜなら、いまだにトラウマになっていて、

無言電話やいたずら電話がくると

フラッシュバックを起こして涙が出てきたり、

過去の怖かったことや、嫌な思い出が

頭に充満することがあるからだ。

そんな時は夫に話を聞いてもらう。

夫は「大変だったね・・・。」と、静かに聞いてくれる。

それでどれだけ助かっているか知れない。

いまはかなり恐怖心も薄れてきて、

やっとブログにも書けるようになった。

夫のおかげである。


思い出☆

2007-05-30 11:09:10 | Weblog

昨日、テレビの特集で化学物質過敏症を取り上げていた。

あらゆる化学物質に反応して、吐き気や、咳など

激しい反応が起きてしまう病気だ。

化学物質を避けて転居したり、離島に移り住んだりと

患者は大変な苦労をしている。

見ていて、他人事じゃないな~と思った。

何度かブログにも書いてきた結膜炎は、

症状がひどくなると本当に夜も眠れない。

すっかり寝不足になり、昼間も朦朧とする。

ここに引っ越す前に住んでいた実家では、

リフォームの時にもホルムアルデヒドが少ない接着剤を

使っていて、体調に変化はなかった。

しかし、入居にあたって壁紙を張り替えてもらった

今のこの家に来たとたん、症状がひどくなったのだ。

動物のアレルギーもあると思うけど、

接着剤の影響も少なくないと思う。

夜も眠れない私に、夫は理解がなかったな~。

腫れあがった眼を見て「赤パンダ」と言われたこともある。

寝不足で朦朧としている時は

「ジムで運動すれば、よくなるよ。」とか言っていた。

(単に自分が行きたいだけ)

あと、夫は柔軟材とか、洗剤を買いだめする癖があって、

特有のにおいが家の中に充満していた。

義母が買ってきていたのかも・・・・。

一種類につき、3本くらいは買ってあるので、

今使ってるのは、5年前くらいのものだ。

これも、気分が悪くなる原因なんじゃないかと

思っている。

私は匂いつきの洗剤はほとんど使わないので、

最初の頃、このにおいに悩まされた。

合成洗剤で洗濯した洗濯物をたたんでいると、

みるみる眼が腫れるのだ。

夫に石鹸に変えたいと訴えても、

「合成洗剤じゃなきゃ、白くならない。」と面白くない顔をする。

今は、アルコール系の洗剤に変え、

医者に通ってなんとか症状を抑えているが、

当時は、本当に離婚しようかと思ったくらいだった。

さまざまなことに理解のある?夫ですら、

この対応。

本当に新婚生活は大変だった・・・。

しかも、結膜炎のひどい中、

夫の家族が残して行ったゴミを、毎日のように

選別しては捨て、たまった埃を拭いたりしていたのだから、

治るはずもなかった。

でも、私がやらなければ誰もやらない。

他人の家に住まわせてもらうのがいかに大変か

思い知ったのであった。

そんな苦労のさなかに

「お家で一日、暇にしている。」とか

いろいろ言われたな~。

あ~くだらない。

新婚時代の思い出は

結膜炎と、掃除、ゴミ捨て。

全然楽しい思い出なんかないなあ。

今は落ち着いてきているけど、

新婚時代の苦労は、本当に誰に話しても

分かってもらえないのだ。

夫ですら、理解していない。

(片付けは私がほとんどしたのだから当然だ)

テレビを見て、当時の苦労を思い出してしまった。

 

 


レモンパイ☆

2007-05-28 21:48:09 | Weblog

昔読んだ小説の中に、レモンパイを食べる

女の子が出てきた。

その女の子は、レモンパイをおかわりするほど

気に入っていて、とても美味しそうなのだ。

でも、レモンパイなんて、食べたことがない。

その小説の舞台は神戸だったので、

そっちの地方のお菓子かと思っていた。

母にレモンパイを食べたことがあるか?と聞くと

ある。と言う。

メレンゲが上に乗っていて、さわやかでとても美味しいんだそうだ。

ムクムクと想像上でレモンパイが出来上がっていく・・。

夫にその小説を読ませた後、

レモンパイを食べたことがあるかと聞くと、

ある。という。

しかし、それはその昔流行った、クールンという

チーズケーキの素のことだった・・・

 

昨日、夫とお昼ご飯を食べた

イトーヨーカドーの7階にあるフランス屋で

レモンパイを発見した。

おおお~レモンパイ

これは頼まなくちゃと、いうわけで

注文した。

(フランス屋はファミレスよりちょっと高いけど、

結構美味しいのでたまに夫と行くのだ。)

で、美味しくご飯を食べたあと、

いよいよレモンパイが運ばれてきた

パイ生地の上にレモン味チーズムースのようなものが

乗っていて、その上に生クリームが薄く伸ばしてある。

ぱくおお、おいしい

夫にも分けてあげた

なかなかおいしいのだけど、メレンゲじゃないのか~。

どこかにメレンゲのレモンパイはないのかしら?

と、いうわけで帰ってからネットで検索。

浅草にレモンパイというお店があるらしい・・。

そこではメレンゲの乗ったレモンパイが食べられるらしい

ちょっと遠いけど、そのうち行ってみよう。

しかし、扱ってるお店は少ない・・。

おいしいけどな・・レモンパイ。

もっと市民権を獲得して欲しいなあ

 

 

 

 

 


さー大変☆

2007-05-25 18:04:58 | Weblog

国会で年金問題が、大変なことになっている。

柳沢厚生大臣は大汗である

なんでも約5000万人分の年金データが消えたらしい。

・・・消えたんじゃなくて、捨てちゃったんでしょ。

年金のデータをコンピューター化したときに、

入力ミスがあったそうな。

・・・それを指揮した社保庁OBは今頃、年金をもらって

悠々自適だろうに。

そして、その元になった手書きのデータはさっさと廃棄したらしい。

なんで?

この問題は、今話題になってるけど、実は前から

ちょくちょくテレビには出ていた。

その時に、私が

「なんで手書きのデータ、捨てたんだろ。

金融機関だったら絶対あり得ないけど。」と言うと、

日ごろ、金銭に関わる仕事を全くしない夫は

「なんで~?データの入力が終わったんだから、

捨てたって構わないじゃない。」と言った。

夫は金融機関の内情も良く知らないし、

他人のお金を預かることの意味がよく分かっていないんだろう。

金融機関だったら、もし、顧客から残存預金調査を依頼されたら、

それこそ、20年前までのデータは必ず出てくる。

なぜか?時効が20年だからだ。

データがないなどということはほぼあり得ない。

OA化される前の書類も20年前までなら

原簿があるはずだ。

社保庁のひどい怠慢はいまさら聞くまでもないが、

国民の保険料を預かっているという

意識すらなかったというのが本当のところだろう。

そうでなければ、原簿を破棄するなどありえない。

 

さらに、データのない加入者には領収書を持参しろとの事。

自分たちは20年前のデータを破棄しておいて、

加入者に証明を要求するなど、

一体どこまで仕事しないで済ますつもりだ。

 

私はおととし、夫の籍に入る前、

国民健康保険に加入していた。

その時の領収書はもちろん、とってあったが、

確定申告のとき、申告書と一緒に提出してしまった。

・・・そーいうのはどうすんの?

 

以前、基礎年金番号の統一の際、

お知らせははがき一枚だった。

私はそのあまりに簡略な手続に不安を感じて、

そのはがきを年金手帳にはさんで取って置いた。

ずいぶん、いい加減だな。と、その時感じた。

その頃、父が年金の手続をしていたため、

証明資料をすべて加入者がそろえて申請しなくてはもらえず、

いつもらえるかも、知らせてはくれないと知った。

そういうやり方に、不信感があったためか、

番号統一の手続はきちんとやっておいた。

はがきをちゃんと読まなかった人や、

住所に配達されずにいる人もたくさんいることだろう。

そういう人たちはどのくらいいるのだろう。

 

5000万件のデータ消失に、もし救済措置がとられるなら、

いままでもらえなかった人たちももらえるようになる。

それは喜ばしいが、その一方で年金の資金は

ますます厳しいことになるだろう。

もしかすると、年金の減額もありうるかもしれない。

いったいどうなることやら。

 

 

 

 

 


美人さん☆

2007-05-24 12:28:30 | Weblog

この間、「今週、妻が浮気します」というドラマがやっていたけど、

本当に妻が浮気することってあるのかしら?

と、思ってブログを検索すると、やっぱり結構あるようだ。

2、3のブログを見てみると、なぜか共通しているのが

「妻は、そんじょそこらの女優より、よっぽど美人」

とか

「妻は容姿もスタイルも、モデル並み」とかいう記述。

へ~。すごいなあ。と思ってみていた。

欲目もあるんだろうけど、

「叶姉妹なんて、メじゃない。」というんだからすごい。

 

私の友達でも昔、浮気をしていたヒトがいる。

二人いるけど、やっぱり二人とも美人さんであったり、

可愛いひとだったりした。

一人は既婚者、一人は独身。

まあ、本命の他に付き合っている男性が

いるという点は変わりないだろう。

独身の友人は前にブログにも書いたけど

三股かけていたこともあった。

どうしてそんなにたくさんの男の人と、付き合いたいのかなあ?

と思っていたけど、その彼女は(仮にYさん)

一緒に歩くと、こっちが引け目を感じるくらい

美人さんだった。

美人さんはいつも注目されているので、

自然、人の目をいつも意識する。

そして、自分の美しさを際立たせるのに

努力を惜しまない。

Yさんと旅行に行くと、いつも夜遅くまで

お肌の手入れをし、一番朝早く起きて

薄化粧をしていた。

化粧水とオイルだけで寝てしまい、

朝はすっぴんでご飯を食べている私とは

しょせん、女度が違う。

友人の結婚式に行くために、一緒に新幹線に

乗った時などは、「時間がもったいない」と言って、

髪の手入れをしていた。

(私は横でお弁当を食べて、寝てしまった。)

そんなふうだから、他人の賞賛を当然と思うし、

また、それがなければ精進できないのかもしれない。

 

そんなYさんと私は、最近はまったく音信不通だ。

生き方が違ったからかもしれない。

ある時から、Yさんが人の気持ちを弄んだり、

値踏みしたりする発言に嫌気がさしていた。

最後に電話で大喧嘩して、それっきり。

 

なにかの雑誌で女性作家が、

「美しければ、どんなに性格が悪くても許される。」

と、書いていたけど、それって本当かな?

私は許せなかったけど。

 

本屋さんなどで雑誌をみると、綺麗になろう、

これを使えば綺麗になれる!

とか、そういう見出しが多いけど、

なんか、肝心なものが抜けてる気がするぞ~。

 

仕事柄、窓口にはいろいろな人が来たけど、

感じのよい美人さんも多かった。

言葉遣いが丁寧で、お金も丁寧に出す感じ。

そういう人は、容姿が一般的な美人さんと少し違っても

私には美人さんに見えた。

お化粧品を勧めるのはいいけど、

そういうことも雑誌に載ってもいいのになあ。

 

 

 

 


すっかり☆

2007-05-22 09:03:05 | Weblog

金曜日の夜から、体調を崩して発熱し、

すっかり寝込んでいた。

寝込んでいたと言っても、病院には卵の検査に行かなければ

ならないので、寝込んでは通院、と言う感じか。

卵は大きくならず、体調はよくならず、

すっかり落ち込んでいるところに、

今日は弁当も作れなかった。

目覚ましを止めてまた寝てしまったのだ。

とにかく、風邪の治りかけというのは体が睡眠を欲する。

どんなに起きなくてはいけないと思っても、

体がそうさせないのだ。

夫には平謝り・・・。夫は

「そんなに気にしちゃいけないよ。」と笑って出かけてしまった。

そうは言いましても、3連続ぐらいで弁当作ってないから、

なんか良心が呵責してしまう。

卵が大きくならないのは風邪のせいもあるね~。と

カウンセラーさんに言われた。

「でも、気にしなくていいのよ。一回一回気にしてたら、

疲れちゃうからね。また次に頑張ればいいのよ。」と

言っていた。そうだよね。

きっと体が、「疲れたから、休ませて・・・。」って言ってるんだ。

休むことにしよう。

 


レゾンデートル☆

2007-05-18 14:02:15 | Weblog

さて、昨日の夜は夫の父母のところに行ってきた。

夫の試験が終わるまでは、私の実家にも

夫の実家にもあまり顔を出していなかったので、

一ヶ月ぶりくらいになる。

あんまり気が進まないんだけどね・・・。

夫の父母は、気さくでよい人たちで、

意地悪なところなどないのだけど、

一つ苦手なことがある。

それは、孫を切望している(らしい)こと。

夫は「話題づくりにしているだけ。」と、

取り合わないが、毎月5回も6回も病院に行き、

痛い注射や、嫌な内診を受けている私としては、

毎回の「子供はまだか。」的発言に

胸がえぐれるような思いなのだ

こればっかりは男には分かるまい。

女性でも、不妊治療に足を踏み入れた人にしか

分からないことかもしれない。

そして、昨日は夫の弟さん夫婦に昨年産まれた

赤ちゃんの写真を見せて、

「お前たちにも少し刺激を与えてやらないとな。」と、

お父さんが言っていた。

勘弁してよ・・・

孫がかわいいのは分かるけど、

私にも人格があるんだよ。

第一、この会話、どう相槌うつんだよ。

 

そして、今日、朝なかなか起きられなかった。

お弁当も作らなかった。

夫は「お弁当はいいから、ゆっくり休んでて。」と

言ってくれたけど、

「お弁当作りだけが私のレゾンデートルなのにね。」

と、昔読んだ外国の推理小説で出てきたフランス語を

引用して返した。

レゾンデートル(存在証明)ねえ・・・。

なんでそんなこと言ったのかしら。

考えてみると、昨日の出来事を引きずっていたのかもしれない。

子供を産むだけが女性の存在意義じゃないだろ。

 

そんな悶々とした思いで今日も婦人科へ。

長くて痛い内診の途中で

「この人、よく分かんないな・・・。卵が見えない。」と

お医者さんが言っていた。

高プロラクチンのせいで卵の出来が悪いらしい。

あんまり時間がかかってできた卵は

受精しづらいらしいので、今月はダメかもしれない。

 

帰りの電車の中で、ちょっと涙が出てしまった

あ~あ、あほみたいだ。

頑張って家事をやっても、やりくりしても、

子供が産めなきゃ意味無いのかね。

 

来月の排卵までに、また夫の実家に行くことがあるかも・・・。

精神的によくないんだけどね

治療のことは、実家の両親にも言ってない。

仕事もしてない私が度々出かけているのを

不思議に思っているようだけど・・・。

孫を欲しがる夫の両親も、

当然のことを言っているだけなのだろう。

悪気はないんだよね。

「病院に通っているんだから、あまり急かさないでください。」と

言いたい。本当は夫に言って欲しい。

治療のことを知っているのは夫と、

離れて住んでいる私の兄だけだ。

夫が私をかばってくれないなら、

子供なんて育てていけないよ。

 

 

 

 

 


猫や☆

2007-05-15 23:34:06 | Weblog

我が家の隣の家には猫がいる。

私が買い物に出ると、昼間働いている主人が

どうかして帰ってきたのかと、隣のドアの中から

ニャーニャー鳴いている。

可愛くないこともないが、

時々ウチのベランダに侵入しているらしい。

現に、ベランダにおいてある灯油のポリタンクの上に

明らかに猫の落し物があった。

ベランダの洗濯物に触られたら嫌だなあ。と思っていた。

なぜなら私は猫アレルギーらしいのだ。

ペット禁止の団地だった実家からここに越してきて、

まず最初に現れたのは目の異常だった。

アレルギー性結膜炎。

実家に遊びに行くと、とんと出ないのだが、

ここではあっという間に重症化する。

冬場、玄関から風が吹き込むと、

隣の猫の毛が一緒に入ってくるのだ・・。ゾ~

古い公団住宅である我が家は隣家と玄関のドアが

1メートルちょっとしか離れてない上に向かい合わせなので、

隣家が排出した猫の毛はウチに滑り込んでくるというわけだ。

眼がかゆくなるし、肌に付くとそれもまた耐え難くかゆい。

猫の毛ぐらいちゃんと始末しろよ。と言ってやりたい。

しかも、眼医者に月3千円もかけているのだ。

 

しかし、先日衝撃の出来事が・・・。

隣の猫がウチのベランダに侵入して、

しかも、網戸を破ろうとしているのだ

「やめろあっちいけ

と、怒鳴っても一向に止める気配はない。

しかし、私の声に驚いたのか、隣の人が

ベランダ越しにこちらに顔を出した。

「なんか、いたずらしました

はああ?いたずらしました?じゃないだろ

すみませんと言え

洗濯物も干してあるんだよ

と、言えば良かったんだけど、

「いいえ、びっくりして・・・」と言うのがやっと。

もーさっさと出て行け

顔がかゆくなってきた~

猫飼ってる人って、猫アレルギーとかないから

わからないかも知れないけど、

本当に、猫の毛とかで迷惑しているので、

ペットの管理はきちんとして欲しい!

それから、ヒトんちのベランダに侵入させといて

一言も謝らないのは、明らかにマナー違反だ

本当、眼医者代、払って欲しいよ。

ついでに慰謝料も請求したいよ

あ~かゆいよ~。

 

 

 

 

 


ここのところ☆

2007-05-14 09:32:07 | Weblog

ここのところ、風邪が治らず、いらいらしている。

もう一週間くらいになるだろうか。

家の前にハトのつがいが止まっていて

しこたま排泄物を落としていった。

私は仕方なくそれを片付けたわけだが、

それ以来、のどの調子がおかしくなり、

変だ変だと思っているうちに

鼻水が出てきて、咳が止まらなくなった。

一体、アレルギーか、風邪かわからないのだけど、

とにかく、一向に治らない。

ハトは嫌いだ・・・。

掃除をした翌日、またつがいが来て

ほーほー言っていたので、可哀想だけど

ちらしを丸めて投げつけてみた。

もちろん、当てたりはしない。

こっちも必死なのだから、仕方ない。

つがいは驚いて飛んでいってしまった。

それ以来、全く姿を見ない。

 

でも、風邪は治らない。

ゆっくり休めって事かな。

と、自分に都合よく解釈して

夫の弁当作りもさぼっている。

・・・・早く治りたいなあ。

治ったら、勉強もするし、本も読むし、

お料理もちゃんとしよう。

お掃除もしなくちゃ。

・・・・と、今だけ考えている

 


大きな世界☆

2007-05-13 16:21:34 | Weblog

先日、国民投票法案が参議院を通過した。

審議を尽くさず、反対意見は聞かず、

数の論理、力の論理でごり押しされた結果、

憲法は施行後60年で節目を迎えることとなった。

個人的には、非常に不幸な結果だと思う。

 

今の国会の衆議院の議席は小泉政権のもと、

郵政民営化を旗印に議席をのばした自由民主党が

大多数を占めている。

郵政民営化自体が、それほどの重要な課題なのか

わからないまま、国民は

「なんか変わりそう。」という空気の中で、

体制を選んでいったのだ。

郵政民営化は成った。何が変わっていくのか?

何を変えていくのか?どんな説明があったのか?

 

衆議院選挙で大敗した民主党の岡田元代表は

「この結果が、何を引き起こそうと、それは国民が選んだことだ。」という

意味の発言を、当時していたのを憶えている。

その時わたしは、憲法のことには思い及ばなかったが、

これから、自分たちの生活が、

直接に政治の影響を受けざるを得ないだろうという気がした。

その不安は小泉政権が交代して、

より目に見えるかたちになってきた。

 

私が大切に思い、守りたいと思う小さな世界は

夫との生活であったり、父母の老後であったり、

生活している町の治安や自然であったりする。

他の人たちも少しの違いがあっても、

同じような思いではないだろうか。

最近、世の中の大きな出来事よりも、

自分たちの小さな世界に閉じこもって

そこだけの幸せを求めようとする考え方が多いように思う。

けれど、小さな世界の幸せは、

大きな世界のあり方と切り離せるものではない。

私は、自分の大切なもののために、

いつも大きな世界の動き方を見ていたい。

そして、他人の主張ではなく、自分の意思で

事実を見て、考え、自分の立場を決めていきたい。

 

いつか後悔することのないように。