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鉱山あるき

北海道内の鉱山跡地をめぐるのが目標!
さぁ、きょうはどこ行く?

真冬のビーチコーミング

2022-03-03 10:15:23 | 日記

今回は鉱山歩きはひとやすみ

 

3月になりましたが北海道はまだまだ深い雪の中で、

 

鉱山巡りなどとてもじゃないけどできません!( `ー´)ノ

 

ですが、探検に行きたいじゃないですかっ!!

 

ということで、

 

 

近くの海岸でビーチコーミングを敢行!!

 

 

 

とはいえ、海岸はこの時期、雪捨て場になることが多く、波打ち際まで近づけないのが普通・・

 

しかし、深い雪を漕いで行ってきましたよ~

 

 

 

ビーチコーミングで拾いたいものは人それぞれですね

 

貝殻を拾いたい人

きれいな石を拾いたい人

動物や海獣の骨を拾いたい人

異国からの瓶や様々な日用品を拾いたい人

 

でも今回は、シーグラス(シーガラス)を拾いに行くのだっ!!!

 

 

こんな寒い日に、ごくろうさん、とトンビ先生

 

 

 

1時間もいなかったけどこれくらい拾ってきました

なかなかきれいですね~

 

シーグラスと、貝殻、ハオリムシという熱水鉱床に棲むチューブワームの仲間の貝殻、

 

シー陶器も拾ってきました。

 

で、シーグラスは青や緑、ビール瓶色がほとんどなのですが

 

今回は鮮やかな白い斑入りの赤いシーグラスがありました

かわいい(*´▽`*)

 

 

 

それと、初めて拾えて感動したのは!!

 

ウランガラスです

一見、何の変哲もない緑っぽいシーグラスですが、

 

 

 

 

フラックライトを当ててみると

蛍光するのです~!!!

 

すごいなぁ、嬉しい~!

 

 

 

ウランガラスは、着色料に微量のウランを含んでいて、

 

ブラックライトで蛍光します。

 

人体に影響のあるほどの量ではないので安心してください。

 

なかなか、巡り合えないからうれしい!

 

 

冬は、海が荒れることが多く、珍しいものも打ち上げられていますので

 

寒さに強い人はぜひ、運動不足解消のためにもビーチを歩いてみてはいかがですか?

 

ちなみにこの日の気温はマイナス2度でした(´艸`*)

 

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大金鉱山へ

2022-03-02 10:46:41 | 鉱山探索

大金(おおがね)鉱山は、黒松内町北作開にあった、金銀を掘削していた鉱山です。

 

しばしば「寿都鉱山」と混同されるようですが、大金鉱山は寿都町ではなく黒松内町にあります。

 

国道229号を岩内方面から寿都町へ向かっていくと寿都町に入る手前に

 

道道9号との三叉路の少し手前、ここに目立たない細い入口があります。

 

そこから細いですが、車で進めます。

 

 

 

左側は町営の牧場のようです。

逃亡牛を見かけた方は、町役場に電話してください!( `ー´)ノ

 

 

 

しばらく行くと車一台やっとの細道になりますが、割と走りやすいです。

 

 

 

舗装が途切れる場所、ここから歩きます。

 

 

 

 

 

最初は笹漕ぎですが、そのうち広くなります。

 

 

 

轍もあるので、車で入る勇者もいるようですが

 

 

こんなところもありますのでやっぱり歩いたほうが良いです・・・というか歩いてもすぐです(*´▽`*)

 

 

 

しばらく歩くと(10分くらい?)

少し広い場所に出ます。

 

 

 

右側からは金ヶ沢川の清流音が聞こえてきます。

 

 

左側に石垣が見えてきました。

 

 

 

大金鉱山はかつては製錬所もあったとのことですので、その土台でしょうかね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここを一番上まで登るのは結構キツイです・・・乾いた土が足元から崩れるし

 

 

アリの巣があちこちにあり、狂暴そうなアリは巣を荒らしに来た人間の靴を噛んでいました

 

 

しかし頑張って、登った!

 

上から見た遺構です。川の流れの音だけが聞こえます。

 

 

昔は、一番上に鉱石置き場があったそうで、写真でいうと右側に、下から上ってくる道のようなものが

 

ありましたが、ほとんど獣道状態でした。

 

ここではこんな感じですが、よく探せば水晶など落ちているようです。

 

 

この最上階は眺めも良く、大変気持ち良いのですが、ヒグマの痕跡もすさまじいです。

 

長居は無用と、すぐ引き返しました。

 

 

 

 

帰り道、鉱山近くにこれが

ヘビノネゴザが。

 

 

このシダは、地中の重金属を吸収して栄養にするシダで、

 

金鉱山を探す目安にもなっていたとか。カネクサ(金草)とも言ったらしいです。

 

大金鉱山も小さいながら金銀鉱山でしたから、このシダが映えているのも納得です。

 

 

この探索は初春に行いました。

 

夏になると恐らく草ぼうぼうで相当苦労すると思いますし、何よりダニが恐ろしいですね

 

ヒグマもちょっと気配がありましたし、最上階の鉱石置き場にはたくさんの痕跡がありました。

 

行く際は必ず、音を出すようなものをご持参ください!

 

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轟鉱山と明治鉱山へ

2022-03-01 09:50:10 | 鉱山探索

轟鉱山は余市郡赤井川村にありました。

 

数回訪れているので、季節感があっち行ったりこっち行ったりしますがご了承ください(*´▽`*)

 

道の駅あかいがわから、倶知安町に抜ける国道393号を進んでいくと

 

通り過ぎてしまいそうな林道の小さな入口があります。

 

そこそこ走りやすいので、どんどん行けます。道幅もしっかりありますので安心。

 

この黄色いガードレールの所は、いわゆる「ライオンの滝」のところです。

 

 

 

 

雷音(ライオン)の滝。美しいです。この川は白井川。このあたりから奥に向かって、街が形成されていたようです。

 

 

清流がとても気持ちいいです。マイナスイオンたっぷり!

 

 

 

さらに奥に進むと、学校跡などもあり遺構もみられます。

 

 

さらに進んでいくと、広い場所に出て、山の中腹に軌道なのか、走っていたとわかるような場所もありました。

 

ズリらしき鉱石がいっぱい(´艸`*)の道。見ごたえあります!

 

白い石が目立ちます。

 

 

 

 

 

夢中で石を探していると・・・

 

むむむむ、これは・・・ヒグマ?!

 

 

何回か行きましたが、毎回新鮮な糞を見かけるので注意が必要です。

 

車で行けるのは、ここまで。この先は立入禁止で車も通れません。

 

でも当時の地図を見ても、おそらくここまでの道のりが最も濃厚な鉱山街だったようです。

 

写真はありませんが、ふさがれた坑口も道沿いにありました。

 

閉山が昭和だったようですから遺構も数多く残るようです。

 

石も銀黒みたいなものが落ちていたり、楽しいです(´艸`*)

 

ただ、ヒグマだけは要注意。

 

フライフィッシングの方や山菜採りの方もいて、人に出会うこともあるので

 

そこは少し安心ですかね。

 

白井川は大きな川ですので春先の濁流にはご注意ください。

 

また、道の駅あかいがわの入り口には馬鉄の銅像が立ち、

 

轟鉱山から馬で鉱石を運んでいた当時をしのばせるものがあります。

 

この馬が運ぶ荷台にはきれいな鉱石がいっぱい積まれていたのが印象的でした!

 

 

 

ここは轟鉱山跡ですが、すぐ近くの明治鉱山にも行ってみました・・・

 

同じく道道393号、轟鉱山入口より道の駅方面へ向かうと、右側の山の中腹に

ハゲている山肌が見えます。

 

 

 

でも残念ながらここは私有地なんですね・・・だからこれ以上近づけません。残念(´・ω・`)

 

以上、轟鉱山と明治鉱山でした。(*^-^*)

 

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