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ただの弓道日記ですが…

最近は、ただ大会出たときの記録として残している程度のものですが…

的に矢が何本入るか?

2007-02-14 23:53:16 | Weblog
36cmの的に束にまとめて入れると、約2,000本入るそうな。
ちょっと、この数字には驚くよね。これだけの数字の数だけ、矢の入り方があると考えると…
このことから言える事は、このように多くの矢の入る可能性のある的を、針の穴を通すように、神経質に狙う必要があるのだろうか?矢の太さから見ると、このように大きな的に中らないのは、単に的付けだけの問題ではないことを示している。
その多くは、的付けに神経質となる結果、体全体の体勢、そして離れ間際の十文字の伸び、特に横の線の伸びの中に目に見えない、大きな動揺があることを考えなければならない。とすれば、正しい的付けは必要ではあるが、より以上に動揺のない体勢作りと、伸び、離れに重点を置かなければならないことになる。
よく中る人は、矢摺籐のどの辺りに的を付けているということに神経を使わず、自然に的に付くらしい。的は見ているが、とらわれていない証拠でもある。
以上のことから、28m先の距離に、36cmの約2,000本も入る面積の的に対し、心を新たにし、的付けにこだわるより、体勢の崩れの方に遥かに問題があることを認識することの方が、より中りにも近づくのではないかと思われる。
これは、理想であるかなぁとは思うけど、自身もそうありたいものである。

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