スタートは普通に出てくれまして、コースロスを避けるために早々にインに誘導していき、先行争いを見据えた5番手といいポジションにつけていました。
良い手応えでいたものの3コーナー過ぎから全体のペースが上がったところで一瞬置かれてしまい、おっつけながら差を詰めにかかりましたが、直線で追ってからも脚が使えずに前とは離された7着に終わりました。

やはり速い脚が使えない欠点がモロに出ていましたね。
道中で溜めすぎたという意見もあるようですが、おそらく早めに動いたら動いたで早めに止まっていたはずで、着順としてはそう変わりなかったように思えます。
体も絞れて気配はよく見えましたし、こうなると能力の問題としか言いようがなく、未勝利脱出はさらに厳しい状況になりましたね。
とにかくギアが上がらない。
陣営が芝の2000mから使い始めて、ダートの長めを使いたがる気持ちは頷けるところなんですよね。
2000mでスタミナ切れを起こしたからといって、1600mを使っても瞬発力がない。ダートを使うとテンにスピードに乗れない...
厩舎にしてみたら、どうせいってところでしょう。
おそらく距離を延ばしても息切れして早々に脱落するのではないですかね。
とにかく今よりも着順を上げるには、先行することが必須で、距離は1800m以下、芝の道悪もしくはダートということになるでしょうか。
短期放牧を挟んで札幌で使うそうですが、近走を踏まえて可能性が少しでも上がる条件を挙げるとすれば、ダート1700mかなあ。
冬場にダートを走った感触ではそう適性があるとも思えませんが、芝では明らかにスピード負けしているから、今回以上を望むのは難しい。
ならばダートで奇跡的に先行策が取れたときの方がチャンスはまだあるはずです。
ダート1700mならば番組もそれなりにありますし、函館の馬房が使えない今年は3歳未勝利戦の頭数も減ってきたり、メンバーが手薄になる可能性もありますし。
岩田さんがもう一回乗ってくれて、一か八かの競馬をしてくれたら或いは...
ってところでしょうか。
もちろんかなり厳しいのは理解していますし、未勝利引退の覚悟はすでに出来てます。
でも、サンテルノには最後まで頑張って意地を見せてほしいですね。
それにしても、あれだけの好馬体の持ち主でここまで結果が出ないのは不思議でなりません。
性格的なものではなさそうだから、おそらく身体的な何かがあるのでしょうね。
馬体が良く調教もそれなりに動いているのに、実践でギアが上がらないというタイプの馬。
過去に知っている中では、鼻腔が狭いという理由がありましたね。
要はレース中に酸素を多く取り入れられないから、最後にもう一段ギアを上げて踏ん張ることができない。
その馬は超のつく良血馬でもありましたが、結局は1勝しかできませんでした。
近況では特に何も触れられていませんし、サンテルノがその馬と同じく鼻腔が狭いとは言えないのですが、これが原因なら辻褄が合うし納得なんですけどね~。
まあ、さすがに喉鳴りではないでしょうが、一定のスピード以上に走らせようとすると、フットワークがバラバラになるとか、何らかの加速できない原因はあるでしょうね。
それにしても、つくづく馬選びは難しいです。
この日の札幌の最終レースで楽勝して2勝目を挙げたフェルミスフィアというキャロットの牝馬がいるんですけど、募集時にサンテルノとフェルミスフィアのどちらを最優先にするか悩んでサンテルノにしていた経緯があるんですよ。
あのときの記事はもう一つのブログに今も残っているんですけど、


(フェルミオンの2017がフェルミスフィア、フォンタネリーチェの2017がサンテルノ)
2年前のチョイスは先に引退した3歳の2頭を含めて明らかに間違っていましたね(^_^;)
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