馬ふるる

有終の美とはほど遠く

秋からの出資馬のアクシデント続きは最後の最後にも現れてしまいまして、23日の阪神でデビュー予定だったレザンクレールが頓挫で回避し、またその一週前にはアッファシナンテが屈腱炎を発症してしまい2歳の冬にキャリア僅か1戦で引退となってしまったんです。

2歳馬が悉く順調さを欠いて他にもオーデンヴァルトが両前脚の骨折で骨片除去&クリーニング手術とはりデビューが白紙となっていて、この秋に頓挫したのが6頭。仕方のない怪我もありますが、中には人災レベルの離脱もあってストレスは溜まる一方。もはやこの負の連鎖は呪われてます。

せめて元気に走ってくれている馬たちか勝利を運んでくれればゆらかったのですが、一週間遅れのレース結果の更新でわかるように願いは届かず2023年の出資馬の出走は終わりとなりました。

とりあえず簡単に振り返りましよう。

12月14日の川崎、神奈川記念に出走したフォーヴィスムは4着。

中央馬相手にまずまず頑張りましたが、やはりプラス20キロの馬体重は少し重かったですね。

次は年明けの川崎マイラーズを予定していて、南関限定の重賞だけにそこで改めて期待です。

翌日15日の川崎、ジングルベル賞に出走のコールブランドは3着。

かかり気味の大逃げで直線早々に勝ち馬には交わされましたが、そこから粘ってはいました。

競馬を覚えている段階での大逃げは次に繋がらないという指摘もあるでしょうが、9月の川崎よりは走り方が良くなっていて、その分の粘りはあったように映りました。

1500mが長いのは明らかで本質的には1200mで走らせたいのでしょうが、いまスプリント戦を使っても溜めを使えずに一息で走ってしまうのですぐに壁にぶち当たるのは見えてます。

いまはとにかく勝ち負け度外視でもレースでの力の使い方を覚えていく時期で距離選択はやむをえないでしょう。

レース後に去勢の話が出てきていてそれは賛成。去勢は早い時期にした方が効果があるし、半年ほど経ってから効果が現れるともいわれてますので、成長曲線と合わせる意味でもいい決断でしょう。

16日の阪神1Rにはウィンターガーデンが未勝利勝ちを狙いましたが7着。

追走に手一杯で流れに乗れませんでした。

前向きさが出ればとのことでしたが、内枠が堪えたのと牝馬限定戦にしてはそんなにメンバーレベルが低くはならなかったのも理由にありそうです。


同じく16日の阪神3Rではルディックが4度目の正直で初勝利を狙いましたがまたしても2着でした。
1400mに距離を短くしても行きっぷりは良く先行グループに。早めに前のライバルを競り落として単独先頭のままゴールを目指したのですが、ゴール間際で追い込んできた勝ち馬の急襲に屈してしまいました。

4戦連続の2着はある意味すごいことなのですが、いい加減に勝ってほしかったのでレース後の私の心のまダメージは半端なかったです(笑)

でも内容は確実によくなっていて、今回は早めに抜け出してソラを使ってしまっての敗戦だけに、いよいよもって初勝利にリーチといえるでしょう。

年明けに使うので今度こそスッキリ決めてほしいものです。

最後は17日の阪神、朝日杯フューチュリティステークスに出走したミルテンベルク。

パドックの気配は良かったのですが、やはり気負う麺をレースで見せてしまい、距離も長かったこともあって直線半ばで完全に息切れしてしまい、シンガリの17着に終わりました。

まあ、G1はチャレンジ要素が強かったので大敗はやむなし。これで思いきったスプリント路線に舵を切ってくれそうで、当座のレース選択は限られますが夏以降の1200m路線を賑わすことができるよう経験を積んでいってほしいものです。

今年の出走が終わり、頭数が増えたことで出走数も勝ち星も格段に増えて週末の楽しみが膨らんだ一年となりました。

怪我で休養中の馬たちが早く良くなって復帰してくれるまで、おそらくは来年の5月あたりまでは出走もこれまでほどにはなりそうにないので前半をいかに元気な馬たちがカバーしてくれるか、ここに2024年はかかっていますね。

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