馬ふるる

裏で何かが起きている

年頭の金杯で惨敗したカテドラル。


出走順位を決める賞金の兼ね合いで、次は重賞ではなくリステッドレースを使うことになるとあり、実際に適鞍の阪神マイル戦である六甲Sに向けて調整が進められていたんです。

クラブからの公式アナウンスはありませんでしたが、ほぼ六甲S以外には有り得ないだろうと。

事実、netkeibaの次走予定は六甲Sになっていましたし。ここはどこかの新聞社から次走情報を提供してもらっているみたいだから、情報の正確さもかなり高いはず。

六甲Sは3月28日に組まれていますので、ぼちぼちトレセンに戻る頃かなと見ていたんです。

ところが...

先週後半になって、そのnetkeibaの次走情報が、さらに一ヶ月先のマイラーズCに変わったんです!



マイラーズCは安田記念の前哨戦の位置付けで、毎年好メンバーが揃うレースでもあります。

そこへスライドって、いくらなんでも無謀じゃないのかい!?

オフィシャルではないにせよ、予定が変わってしまったのには、何かしらの事情があるのでしょうね。

競走馬が出走予定を変更するときに、ありがちなのが怪我や病気などのアクシデントで、あるいは状態が上がって来ないなど調整の遅れが挙げられます。

ところがカテドラルの場合には、体調面の不安はなくて、調整もすこぶる順調。これが理由ではなさそうです。

また、厩舎馬房の都合というケースもありますが、こちらも大概割りを食うのは下級条件馬が一般的で、オープン馬のカテドラルは逆に優先して入れてもらえる立場ゆえ考えづらい。

となると、ジョッキーの確保の問題か?

高松宮記念の裏の阪神で、しかもドバイデーの裏にもあたるから、確かに騎手の確保は難しそうです。

だけど、それは最初からわかっていたこと。一ヶ月もレースが先延ばしになる理由とも思えません。

ならば何が理由なのだろうか??

あくまで推測ですが、ノーザンの手駒の出走予定を組んでいったときに、マイラーズCががら空きになったのではないのでしょうか。

マイラーの有力馬は高松宮記念、京王杯、香港のチャンピオンズマイルなど、軒並み別路線に向かうことになり、それもありメンバーが例年に比べて手薄になる上に、重賞でも出走の余地があるくらいに賞金のボーダーが下がると見ているのかも。

去年の富士SやマイルCSのときもそうでしたが、ノーザンはこうした情報網に長けている気がしてならないんですよね。

まあ、あれだけ手駒を抱えていれば、特定の馬を出させるための調整も出来ないことはありませんし。

仮にこうした戦略が背景があるとするならば、金杯では期待を大きく裏切ってしまいましたが、ノーザンに見限られたわけではない証明にもなりますから、出走予定の延期もそう悲観するものでもないのかなと(^_^)

まあ、これでマイラーズCが賞金不足で使えなくなり、新潟の谷川岳Sあたりにスライドしたりしたら、深読みしすぎの滑稽な話になってしまうんですけどね(笑)


と、数日がかりで、この記事を書き終えて、いざアップしたところで、本日の近況にて左トモに傷腫れができて、一時的に調教を緩めているとの報がありました。

裏があるどころか、最もありがちな延期理由じゃん!(笑)

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