これまで手術は特にお勧めしませんと言われていたが
昨日の受診で希望されるなら手術は可能ですと言われた。
おばあちゃんは耳も悪いし
目もこれ以上悪くなったら困るからと手術に前向き。
善は急げと眼科へ行き、手術の希望を伝えました。
術内容の説明と術後の注意など聞き、さて予約です。
一番直近でまさかの4月ですって!
6か月待ちもあったそうでびっくりです。
手術の一か月前に術前検査を受け
悪い方の左を手術して二週間後に右の手術というスケジュール。
目や耳から入る情報量が減ることで認知症の心配もあるそうなのです。
そうなったらおばあちゃんもわたしも困ります!!!
やる気満々のおばあちゃんのテンションが落ちませんように
おばあちゃんには一体どれだけの遺族年金が支払われるのか
手続きの最後に見込み額というものを教えていただきました。
おじいちゃんとおばあちゃんは
ふたりとも国民年金と厚生年金の両方に加入歴がある。
遺族年金には基礎年金と厚生年金があるのだが
遺族基礎年金は「18歳未満の子供のいる配偶者」という受給資格に当てはまらないので無し。
寡婦加算された基本年金からおばあちゃん自身の老齢厚生年金額を引いた額が遺族厚生年金として支払われる。
おばあちゃんがもともと貰っていた老齢厚生年金と遺族厚生年金を合わせると
二人で貰っていた約三分の二の額になるみたい。
税金とか保険とかおじいちゃん口座から出ていたものが
全ておばあちゃん口座からの引落になるのでどうかなと思っていたが
なんとか大丈夫そうだね。
未支給年金と遺族厚生年金の請求手続きです。
事前予約をすると家に必要書類が送られてきました。
書き方を見ながら記入しわからないところは付箋を付けて行きました。
年金の加入歴なんて知らない分からないし
死因となった病気は何時からなんて、何時にすればいいの?
年金の加入歴は年金事務所でもうプリントアウトしてあるので
こちらは確認して了解のサインでOK。
病気のところも記入は不要。
45分かかりましたが
とてもスムーズに進んだと思います。
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午後は自身の運転免許の更新をしてきました。
次回は五年後、安全運転でがんばるぞ!
午前一時、おじいちゃんが息をしていないと看護ステーションに連絡を入れる
手も体もまだ温かくて、眠ってるよう、、、
20分後に看護師さん
その後医師が来て死亡診断書を作成して帰られた
看護師さんとおばあちゃんとわたしの三人でエンゼルケアをした
体を拭き シャンプーをして 髭を剃り 爪を切り
ランチに行こうよの服に着て
頭にハンチング
しずかな時間だった
事前相談をしていた葬儀社に電話
夜が明けるのを待って
菩提寺の和尚さんと相談して
通夜・葬儀の日取りを決め親族に連絡
お昼に枕経をあげていただきました
が、お経に聞こえない、、、なんだろう???
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翌日は通夜
家を15時に出て葬儀場へ
16時みんなで納棺の儀式
和気あいあいというのも変だけれど
初めてのことでみんなも勉強になったかな
18時から通夜が始まったんだけど
やっぱりお経に聞こえないよ???
妹が「まさか、明日もこれ?
普通にお経にしてって言ってよ」
夜はむーさんと子供たちとわたしとおじいちゃん
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菩提寺の和尚さんは90歳
山の中から軽トラック(以前はクラウンだった)でやってきました。
到着されて挨拶に行く夫に
「昨日のお経はどういうものか聞いて」と頼みました。
夫が聞くより先に和尚さんから
片肺で、以前のようにはお経が読めなくなったと、、、
枕経と通夜で読まれたのは「遺教経」というありがたいお経ですって。
葬儀は伴僧さんがアシストされるので聞き覚えのあるお経になりました。
が、初七日は和尚さんひとりなので、、、でした。
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わたしの思った以上にいいお葬式だったなぁ
明るく優しい花で飾られた祭壇でおじいちゃんの笑顔
バイオリンの生演奏で始まり
終わりの演奏は最近のおじいちゃん十八番だった
人生 楽ありゃ苦もあるさ~
水戸黄門が素敵な葬送の曲になっていて感激した
葬儀社から
通夜のお供えにと和菓子とみたらし団子
葬儀の時にはうな重
葬儀社の担当の若き担当者が
おじいちゃんの人となりを丁寧に聞き取り
しずかに送りたいという私たちの希望も叶うよう
考えてくれたのでしょう。
いいお葬式だったと、感謝しています。