先ずは、UGGアグオーストラリアが偽物・コピー対策のために採用した
セキュリティラベルとセキュリティステッカーをチェックしよう!
2010年以降の全ての製品にはセキュリティラベルとセキュリティステッカーが貼ってあります。
こちらがそのセキュリティラベルとセキュリティステッカー
セキュリティラベルは左足のブーツのラベルに縫い込まれています。
セキュリティステッカーの方は靴箱に貼付られています。
セキュリティ・ラベルまたはステッカーを90度傾けると、反射ストリップに
印刷された太陽のロゴが黒色から白色に変わります(上の図を参照)。
しかし、残念ながらこれらのラベル&ステッカーは、
今現在では偽物対策としてはほとんど役に立ってはいません。
すでに偽造業者らによってこれらのラベルが偽造されているからです。
そこで、登場したのが3D印刷技術を採用した新しい偽物対策ラベル!
2012秋以降の製品ではローリング・オプティクス」と呼ばれる3D印刷技術を採用しています。ラベルを傾けると、UGGRのロゴが太陽のロゴを背景として回転するように見えます。これらのラベルやステッカーには、上記の(2010年秋以降の)ラベルやステッカーと同様の太陽のロゴが印刷された反射ストリップも付いています。
UGGアグ偽物ブーツの見分け方~実践編
上でみたようにセキュリティーラベル&ステッカーの偽造が既に広まっていますので
ラベルのみで偽物と本物を区別するのは不可能に近いです。
また新しい偽物対策用のラベルもいずれ偽造されるようになるのは時間の問題です。
そこで、より実践的な偽物の見分け方を学びましょう。
先ず、ファーにアクリル等の合成繊維を使用している偽物に対して
はファーを少量むしり取って燃やしてやれば容易に偽物と判明します。
天然の羊毛を燃やすとチリチリと縮れながら燃えて最後に灰が残ります。
他方、合成繊維では溶けるように燃えて灰を残しません。
次に、羊毛(ムートン)と一体となった一枚皮のシープスキンを使用していない偽物については、
ファーとシープスキンの両方を引っ張ってやるとナチュラルな一枚皮でないことが分かる筈です。
このての偽物はファーとスキンを接着剤で接着しているため両方から引っ張ると
ファーと皮との間に隙間が開きます。
また、箱を開けた時に接着剤の匂いがすることもあります。
問題は、本物同様に一枚皮を使用したスーパーコピーと呼ばれる偽物の見分け方です。
正直このレベルになると外観ではもちろん、引っぱたり叩いたりしてみたところで
偽物とは判明しません。
羊毛の手触りや履き心地で偽物と本物を区別できると豪語する人もいますが、疑問です。
確かに、偽物でも質の悪い羊毛を使って製作されたものであれば、
正規品と履き比べることで偽物と本物を区別することは可能でしょう。
しかし、UGGのブーツは本物同士でも個体差があり、
それぞれの製品ごとに手触りや履き心地が異なることもあります。
スーパーコピーと呼ばれるレベルの偽物ともなると
一般人が五感を頼りにして偽物と本物を区別するのは不可能だと思います。
そうなると、最終的には買った店を信用するしかないということになります。
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