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「きずなの強さに気づいた」、

2005-06-06 20:05:07 | ニュース
「きずなの強さに気づいた」、池田小事件の母が手記出版 (朝日新聞) - goo ニュース

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池田小事件の母が手記出版

朝日新聞の記事検索サービス
2005年 6月 6日 (月) 13:52


 大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の児童ら殺傷事件で、2年生だった一人娘の花菜(かな)ちゃん(当時7)を失った塚本有紀さん(38)が、事件から8日で丸4年になるのを前に、手記「いつまでも花菜を抱きしめていたい」を出版した。事件のショックで夫婦のきずなは一時途切れかけたが、宅間守・元死刑囚(当時40)から公判で浴びせられた暴言をきっかけに、元の関係を取り戻す経過などが記されている。

 有紀さんは一度離婚し、花菜ちゃんを連れて現在の夫と再婚した。事件後、アルコールにおぼれ、夫を信じられずに傷つけ、夫婦関係は崩壊寸前になった。そんなとき、03年8月の判決公判を迎えた。

 「ツカモト、おまえ、子供と血、つながってないやないか」。宅間元死刑囚が公判で突然発した一言に、有紀さんはショックを受けた。夫は手を握り続けてくれた。そのぬくもりに「血縁を超えた心のきずなの強さに改めて気づいた」という。

 この一件で、元死刑囚が遺族の住所や名前、心情を記した供述調書を弁護団から受け取っていたことを知り、恐怖を覚えた。有紀さんは手記で「私は二次被害も受けました。加害者は宅間と、そして司法です」と訴え、犯罪被害者の人権の軽さと保護制度の必要性を指摘した。

 手記には、花菜ちゃんがその年の夏休みにディズニーランドへ行くのを楽しみにしていた様子や、花が好きでガーデニングをよく手伝ってくれた思い出などが、事件当日の出来事などとともに詳細につづられている。

 有紀さんは今、長男(2)と夫との3人暮らし。茶道の指導のため今月、近所の小学校を訪ねると、校門は無施錠で、防犯カメラもなかった。誰にも見とがめられずに児童に近づくことができた。「事件はしょせん、ひとごとなの?」。考え込んでしまった。

 「私と同じ思いをほかの親に味わってほしくない。子どもを守るため、親に何ができるかを模索する手助けになれば」と話している。

 手記は講談社刊。1470円(税込み)。

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でも、大事なのは
学校が守る姿勢ではなく、まず家庭から
そして地域の姿勢だと思う。

そういう意味では、この手記を国民みんなが読めるようにして欲しい。
忘れちゃいけない。

この宅間とて、生まれたときは無垢だったはず。
こういう人間を作ってはいけないという意識を持たねば、
いくら城壁を強固にしようとも、
繰り返される悲劇である

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