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東電福島第一発電所メルトスルーの現状( http://9oo.jp/dtxGPS)

2013-06-26 11:27:55 | 脱原発依存
原子炉溶融(メルトスルー)発生から2年経過した現在、廃炉処理の初期段階に於いてメルトイスルーの現実が明らかになってきている。
(1)冷却放射性物質除去循環設備への地下水混入による弊害
地下水汚染による海水汚染の可能性を疑う必用が明確となってのである。
第一発電所建設当時、阿武隈山系の末端である当該地区は地下水脈が浅く地盤補強に注力する必要があったのである。
当然地下水脈は海にそそがれている事は明白であり、海洋汚染は避け得ないないのである。
東電の発表では、日量400トンの地下水による冷却巡回水の増量が報じられており、汚染水保管タンクの増設が緊急対策となっているのである。
年間15万トンの増加量は冷却循環設備稼働の限り継続されるのであり、保管限度はあきらかなのである。
冷却巡回水の事故炉接続は格納容器もしくは圧力容器に接続されており、メルトスルーで地下水脈と接触しているのであり、地下水脈を処置しない限り、増加は継続されるのである。

事故炉廃炉の政府見解の矛盾
民主政権の事故収束宣言の根拠は冷温停止した事が根拠であるがメルトスルーを理解しておらず、論外なのである。
現自民政権は民主の収束宣言を根拠として全て東電の責任での廃炉が妥当として、政府の責任を回避しているのである。
電力会社である東電には技術的な限界があり、廃炉は国策であたるべきなのであり、メーカの総力を結集して事に当たる事が望まれるのである。
今後半世紀以上に及ぶ廃炉処理が継続され、事故炉廃炉のイノベ―ションが必用となるのである。
政府は原子炉のメルトスルーの現状を再認識する必要があり、現状はプロパガンダそのものである。