KIKIの物語★第5話 BY MICO

つづき・・・・・・・・・・・・・・




シャンプーもしてもらって、ずっと溜まった汚れも取れてなんだかんだでこの家になじめて来たような気がする↑だんだん僕の行動も猫かぶりから本来の自分を出していかなければ、このままのいい子ちゃんでは、かなりストレスがたまってしまうから・・・




そんなことを考えながらぼっ～としてると、MICOお姉ちゃんがブラシをもって近づいてきた。ヤバい!!!今はブラシしてほしくないんだよな～(　 ゜ ▽ ゜ ;)




僕いま、これからどうしようか一人で物思いにふけってたのに・・・・僕にも考える時間が必要なのに・・・って思ってても、MICOお姉ちゃんの手が止まるはずもなく、ブラシが始まった!!僕が人間の言葉を話せたらどんなにいいか・・・　　ブラシをされながらも、僕の頭はどうやって自分を崩していこうか、どうやって可愛がられながら、わがままを出していこうかでいっぱいだ。嫌われるのは嫌だし、家を追い出されるのはもっと嫌だからな～・・




とりあえず僕の密かな計画は着々と成果を上げてるからこのまま続行で・・・・次にどうにかしないといけないのが、僕は好きなご飯しか食べれない性格で、今のご飯は嫌いだった↓同じドライでも僕はミオしか食べないのである!!!!!




そして僕は今日の夜初めてその思いを実行してみた。ご飯を手で『ぽいっ!!!!!』




いっぱいお皿に入っているのに、中のご飯を全部出したのである!!!!ここからが僕の演技力のポイント!!!お皿から出した後、最高の上目遣いでママ達をみつめたのである↑




良しっ!!決まった!!!みんなビックリしてるけど、僕の顔見て笑ってくれる↑実験成功↑これで、僕が食べたくないものを伝えることが出来た!!!しかも、怒られることなく↑




でも、ちょっと気になるのがMICOお姉ちゃんの視線・・・・何か僕に対して思ってる・・・心の中を見透かされているような・・・まぁ、いっか↑考えるのはやめよう♪




ひょんなことから、僕の秘密の計画がお姉ちゃん達にばれるてしまうことになる・・・・　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく







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