タイムスリップ①

５月３０日・・ちょうど３年前、中学校で修学旅行へ行った。京都、大阪が主な場所で色々な思い出になって３年経った今でも、かなり正確に覚えている。かなり厳しい中学校でなかなか自由ってのが許されなかった学校だけど、それなりに楽しくやはり記憶が鮮明だ。

３年前の今日、学校に６時３０分集合。朝の起床はこれまでに起きたことの無いような時間に起きた。なぜか早朝のＴＶで尾崎豊の歌と、はなわの佐賀県が流れていたのがかなり記憶にのこっている＾＾；　集合した直後学年主任から『浮かれすぎや』とテンションの下がる説教を早朝からくらわされた。バスで徳山駅まで行き、徳山～広島までこだま、広島でのぞみに乗り換えて一挙、京都へ（当時徳山にのぞみ停車無し）

当時好きな人がいて、班の女子の１人に相談してて修学旅行２日目（３１日）で告る事を決めていたので、朝からドキドキだった。新幹線内では、写真の撮り合いが盛んに行われ色々な場所で、写真を撮りあっていた。そのつん鯉の好きな人とツーショットを狙いウロウロしていると、この娘を見つけツーショットで写真撮影に成功！この時はかなりテンションが上がった。他にも友達同士やらで撮影し思い出になった。

京都に到着して、ここからは班行動。自分達の班は、金閣寺へ。定番といえば定番の場所だが、歴史の教科書とかでしか見た事無い金閣を実際見ると、やはりすごい！そして中庭を歩くとかなり癒させたのを今でも鮮明に覚えている。昼飯、金閣を出た場所にある小さな小屋の食堂へ。自分だけざるそばを選び、他の人はカツ丼を選んだ。しかしそのカツ丼は、かなり不味く、正直店で出してはいけないようなものだったと班員は、未だに言っている。

しかし、ここでハプニングが起こった。仁和寺に行きたかったが、バスは満員で乗れず。とりあえず、近くにいたおばちゃん（関西弁バリバリ）に道、バスをたずね、立命館大学前へ暑い中移動。しかし目的のバスは来ない。かなり時間オーバーし、仁和寺を諦めた。ここで１日の疲れがドッと出て気力を無くしたが、次に控えている『八つ橋体験』があり、慌ててホテルの先生がいる本部へ班長が連絡。禁止されていたタクシーが解禁され、西京極までタクシーを利用して行った。

西京極に到着したのが４時。ホテルへの集合時間は５時と、確実に間に合わない日程となったが、八つ橋は予約ものなので、ドタキャンは不可能。とりあえず八つ橋体験がスタート。ここでは時間を忘れ、八つ橋体験を楽しんだ！自分で作った八つ橋は最高で今でも味を覚えている。・・・・・しかし時は無常にも流れ、４時５０分。西京極からホテルのある堀川今出川まで早くて２０分。確実に間に合わない上、この時間の京都市内は混むという情報を聞き、ヒヤヒヤする班員。とりあえず、遅れるということを本部に連絡。怖い学年主任の先生の声は携帯を通じて、班長から班員にまで聞こえ、さらに緊張が増した。しかも班長だった人は責任を感じ、口数が減った。

タクシーが来て、急いでホテルへ。ドキドキしている自分達とは裏腹にタクシーのおっちゃんは、関西のノリで話しかけてくる。しかしその話がおもしろくて、少し落ち着ける状況となって、ホテルに帰らずこのおっちゃんとずっと話しておきたいと思えるようになった。信号待ちの時なんか、京都タワーの割引券をくれたりして、本当に優しいおっちゃんとめぐり合えた事が今でも忘れられない。５時３０分、帰る時間より３０分オーバーで到着した自分達の班は、台風が近づく京都市内、ホテルの外で待たされた。学年主任の怖い先生が降りてきて、本気で覚悟を決めたが、その先生は優しく『ハプニングはつきものやからな、無事でよかった』という言葉をかけてくれた。他の先生にも優しい言葉をかけられ緊張の糸は切れた（その後担任の先生だけにはかなり怒られたが・・・）

部屋に入り、かなり疲れた体をベッドに横倒した。６時３０分、修学旅行定番のお風呂タイムフル○ン中３男子が、浴槽につかる。その場面は想像にお任せするが、かなり荒れた（笑）流石の先生も、これには笑っていた。食事では好きな人が近かったり、意外と豪華で楽しめたのを今でも覚えている。集合時間に遅れたことをみんなの前で班員が謝り、無事に自由時間となった。

消灯時間が近づく１０時に、事件は起きた。学年全員の緊急の呼び出しがかかり、大広間へ徴収された。なんといきなり説教が始まった（色々あって）。流石にこの徴収で眠気がピークに達したが、ここで寝たら火に油なので真剣に聞く。説教が終わり部屋に帰った瞬間、消灯時間となった。

消灯時間後、つん鯉は部屋の３人と２時過ぎまで話していた。好きな人、そして明日告白する事、クラスの人の秘密、面白話などなど・・・・・ここで１番班員との仲が深まったなぁ～と今でも思っている。

明日（２００３年５月３１日）に続く・・・・