先週学校近くで熊の目撃情報がありましたので,臨時措置として,遠くに帰る子らを何日か車で送ることにしました。
その車中で,「夏休みが短くなったけえ,残念じゃろう」とたずねました。今年度は,コロナウイルス感染症への対応で,夏休みが10日ほど,当初の計画よりも短くなったのです。
すると,子どもたちから返ってきた言葉は,私にとっては意外なものでした。
「そんなことありません」「学校あると楽しいです」「残念っちゃあ残念だけど,仕方ないです」などと,意外にそこまで失望?していない様子でした。「そうか,残念と思っとるのは校長先生だけじゃねえ」と笑い話。
こんなふうに,一緒に車に乗って話したり,ブランコで横で話したり,給食の準備の時に隣に座って話したりする時間が好きです。
コロナの件で,「物理的な距離」を取らなくてはなりません。でも,どうにかして,子どもたちとの「心理的な距離」は縮めていきたいと願うばかりです。