この週末に,校庭が柔らかい中,遊んだ?跡がありました。校庭の真ん中に足跡が無数にありました。
荒れた校庭で学習するのは気が進みませんので,今朝子どもたちが登校してくる前に均しておこうと作業していましたが,途中で登校の時刻になってしまいました。
残りは後からすることにして,校庭整備を途中でやめて,校門前に立っていました。
子どもたちが次々とやってきます。
そこで,嬉しいことがありました。
ある登校班長の子が,校庭の入口で,校庭の中をのぞき込んでいます。どうしたのかなと眺めていました。すると,その班長の子は,校庭を突っ切って児童玄関に向かうのではなく,雨の日の通路(レイニーロード)を通って,迂回して校舎の中に入っていったのです。
校庭を均している途中だということに気づいて,そこを踏み荒らしたらまずいと考えたのだと思います。小学生でこういうことに気がつける子はなかなか居ないと思います。
この子はきっと「人を大切にする人」になると,そのとき確かに思いました。
私もこの子のような人になりたいと思いました。