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事務所通信

境界確定

義母の代理で、志津川の土地の境界確定の立ち会いに来ました。

税理士法人の業務の一環です。



ここには、造園業を営んでいた義父の機械倉庫と植物の栽培所がありました。

いまは、ご覧の通りです。



近くには、まだ修復されていない鳥居があります。



義母と義兄は、津波から逃げるために、この鳥居の上付近まで車で登りましたが、

念のため、さらに上を目指して車を捨てて走りました。

ここで留まっていたら、死んでいました。



境界の確認は、あっさり終わり(だって昔の痕跡は何も残っていないんだもの)、

3時過ぎに、遅いお昼ごはんを食べました。




夜は、簿記セミナー講師2日めです。

コメント一覧

筒井俊明
ようやく土地の区画整理が動き出したようですが、
換地後(整理後)の土地がどのように活用されるのかわかりません。
新しい街が出来るころには、被災者は亡くなっているか、町外に避難している住民は、もう帰ってこないかもしれません。

地震直後に、この坂道を軽トラックで登った2人は、車が通れなくなった場所で、いったん留まったそうです。
そこからは、車を捨てて、山の頂上の民家まで走りました。その家は、ぎりぎり津波の水位の上で、
真っ暗な他人の家で一晩を過ごしました。
もちろん、軽トラックは大破しました。
翌日、水が引いてから、極寒の中の瓦礫の山を彷徨って、高台の避難所まで登りました。
数日後に、私が助けに行くまで、体育館にいました。



ヒロセ純
淡々とした文章のなかに、津波の恐ろしさ、震災復興(処理)の大変さがにじみ出ているように感じました。
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