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事務所通信

感染とプライバシー

先日の税理士会の会議に支部長として参加した時に、
机の上に安物の抗原検査キットが置いてある。





事前の説明も無かったし、
その場での事務局からの説明も無い。

約30人の、参加している税理士の中には、自分で口に咥えて検査をしている先生もいる。


私は会議の冒頭で発言します。

『会議の前に、この抗原検査キットの位置付けを説明してもらえますか?』

(会場が凍りつく)

『安心して会議に参加して頂けるように準備しました』

『それでは、強制ではないということですね?』

『みなさんにご協力頂ければと思います』

『万が一陽性になった場合、本人のプライバシーはどうお考えですか?』

(再び会場が凍りつく)

『プライバシーの事は考えていませんでした。今後は事前に配布するなどの方法を考えます』


よく考えて頂きたい。
その場で陽性反応が出て退席したら、感染したことがバレバレで、すぐに県内の税理士の間で噂になる。事務所の経営にも影響が出るかもしれない。

元々マスク着用などの感染対策を徹底して会議に出席しているのだから、こんな晒し者検査など必要ない。

まあいつものことですが、嫌われ者の私の、議題と関係のない質問でした。


そして本日は、来週の東北6県支部長会議のために資料が送付されて来ましたが、
今度は同じ検査キットが同封されて来ました。

『PCR検査キットの送付について』
『(中略)事前にPCR検査キットを送付させていただきます。つきましては、事前検査に協力いただきますようお願い申し上げます。なお、検査結果について本会への報告は不要です。』

当たり前だ。
これならプライバシーが守られる。
元々こういう計画だったのか、私の発言が影響したのかは判りませんが。

それにしても、PCR検査と抗原検査の違いくらい認識してほしい。
送って来たのは抗原検査キットですよ。





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