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事務所通信

被災現場に行くべきか

津波の被災地は、同じ地球上とは思えないほどの別世界です。
実際に目にする光景は、テレビの映像では判らない驚愕の荒野です。

ガソリンが潤沢になってきたので、『一度見てみたい』という人達が、
増えてくるのではないかと思います。
国道が通じているので、行こうと思えば簡単に現場に行けます。

現場で被災した人達にとっては、興味本位の『見物客』が押し寄せてくるのは、
大きな迷惑だし不愉快な事かもしれません。

しかし、一方では、この悲惨な現場を多くの人達に見てほしい。
今後の防災対策に生かしてほしいとも思います。

はなはだ不謹慎で失礼な考えかもしれませんが、
被災地(の少なくとも一箇所)を、現状のまま、後世に残しておきたいとも思います。

それほどに衝撃的な惨状なのです。


読者の皆様のご意見をお聞きしたいです。

コメント一覧

筒井俊明
現場に立たなければ感じ得ないものに、
『音』と『におい』があります。

周囲に音を発する物は何も無く、不気味な静寂が漂い、
自分の声を反射する物は何も無く、空気の中に消えていきます。

潮の匂いは内陸まで風に乗って届き、
何かの腐敗臭が充満しています。


防災対策庁舎を残すことに賛成です。
できれば、どこかの町をそっくりそのまま残して世界遺産としたいところですが、地権者がある話なので実現は難しいでしょう。

ただ『観光名所』化してしまう事には、被災者や遺族の感情を考えると割り切れないものも感じます。
りなっち
私も同感です。
父も他の地域の方々や友人に、現場を見てほしいと言っています。テレビでは感じえないものがあります。
南三陸町であれば、防災庁舎を残してほしいと思います。
これからの復興のために大事なことだと思います。
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