ワークショップと個人セッションの違い

グループで行うワークショップと個人を対象にしたセッションの決定的な違いは、誘導中に、カウンセラーとクライアントが、会話を交わすかどうかということです。
ワークショップでも、催眠療法の技法を使いますが、実習は、カウンセラーの誘導で展開していくので、ワークショップの参加者は、催眠療法を受けるのではなく、ガイディング・イメージュリーを体験することになります。
ガイディング・イメージュリーは、スポーツ選手のトレーニングや心身をリラックスさせるために非常に役立つ方法として、広く使われているものです。
一方、個人セッションでは、カウンセラーが、クライアントが見ているビジョンを確認しながら誘導を行うので、クライアントは、ガイディング・イメージュリーからさらに踏み込んだ深い催眠状態に入り、症状緩和や問題解決をすることができるようになります。
グループでの実習が、催眠体験であり、個人セッションが、催眠療法と呼ばれるゆえんです。
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