私とエレンとペンタサと。

不良患者街道暴走中(?)再燃するまで徒然なことを綴ります。再燃したら・・・ナニ綴ろう?

弁当伝説。

2005年10月04日 22時07分05秒 | 徒然。
 高校生の時、友達の弁当にビビったことがあった。
 食いしん坊の友人Hチャン。弁当の時間がとても待ち遠しくていつも早弁をしています。だけど、その日に限って早弁などせずに昼食の時間まで弁当は食べずに我慢していました。
私:「なんで今日は早弁しないの?」
H:「たまにはねー、皆と一緒にお弁当を食べるのもいいかなぁって思ってさぁ。それに限界までお腹を空かせていた方が美味しく食べられるでしょ?」
 嬉しそうに話していたっけ。
 で、お待ちかねのランチターイム。皆もHチャンのお弁当を見るのが楽しみ。なんせ早弁するから彼女の弁当の中身なんてほとんどの友人が見た事がありましぇん。Hチャンも皆に自慢げに見て見てって言い回って観衆を私含めて10人ほど集めて弁当の中身ご開帳。
皆:「・・・。」
H:「・・・。」
私:「・・・これ・・・?」
 お弁当の中身は、少し小さめの蒸かしたサツマイモが半分に切ってあるものが2本、隅のほうに潰れた小さい蒸しケーキが申し訳無さそうに佇んでいた・・・。
 一同、失笑。Hチャン半泣き。
 この日以降、彼女が弁当を皆に見せなくなったのは言う間でもナイ。そして、この弁当は私達の間では“伝説”として語り継がれている。

―おわり―