8月4日 日曜日 のち
日々、車でラジオを聴いている。
そこで思うのが(アナウンサー、喋りが下手になったなぁ…)ということ。
かつて教員の次にだが、アナウンサーも志していた。
そのときの学校で「アナウンサーは喋りのプロだ」と教わった。
国語教師は「国語のプロ」なので人一倍、國語に対する素養が深くある必要がある…そう思って知識を蓄えた。
昔話はこれくらいにして。
最近またおかしな表現をよく耳にする。
中でも「味が美味しい」には拒否反応を覚える。
まるで「馬から落馬」のようだ。
頭の「味が」は不要ではないか?
かつて師事した国語学の教授T氏ならまず間違いなく「おかしな表現だ」と言うだろう。
わざわざ「味が」と付ける理由は何だろう?
喋りのプロたるアナウンサーが使っているようでは、プロ未満の人々が真似して使ってもおかしくはない。
有識者気取りが「味が美味しい」という表現に違和感は無いという説を唱えているのを目にしたが、断言する。
絶対におかしい。