1999年(平成11年)5月27日 朝日新聞より
タイトル 洗剤原料に触れて死亡 新潟の従業員 製造作業中
「新潟県新井市新井の洗剤工場、ダイセル化学工業新井工場で25日午後2時15分ごろ、板倉町営島、ダイセル新井ケミカルの従業員清水政一さん(52)が転倒して洗剤の原料でやけどを負い、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
新潟県警新井署などによると、清水さんは、家庭用洗剤などの原料に使われているモノクロロ酢酸ソーダを作ろうと、原料となるモノクロロ酢酸を原料タンクから製造用のかまに流し込んでいた。
タンクとかまをつなぐパイプにあるバルブから原料が漏れていることに気づき、止めようとしたところ転倒、漏れている原料に触れた。
モノクロロ酢酸は、触れると皮膚組織が壊れ、吸入すると気管支が侵される劇薬。
清水さんは、皮膚から吸収されたモノクロロ酢酸のため、多臓器不全で亡くなったという。」
「こわーい、歯磨きペースト」で紹介した情報と、この朝日新聞の記事は、非常に密接な関係があります。コスト削減、利潤追求のために、わたしたちの日用品にこうした劇薬が平気で使用されているのです。これはまだまだ序の口です。わたしたちは、自分たちとわたしたちが愛する人たちとを守るために、もっと目を見開いて、細心の注意を払っているべきです。
タイトル 洗剤原料に触れて死亡 新潟の従業員 製造作業中
「新潟県新井市新井の洗剤工場、ダイセル化学工業新井工場で25日午後2時15分ごろ、板倉町営島、ダイセル新井ケミカルの従業員清水政一さん(52)が転倒して洗剤の原料でやけどを負い、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
新潟県警新井署などによると、清水さんは、家庭用洗剤などの原料に使われているモノクロロ酢酸ソーダを作ろうと、原料となるモノクロロ酢酸を原料タンクから製造用のかまに流し込んでいた。
タンクとかまをつなぐパイプにあるバルブから原料が漏れていることに気づき、止めようとしたところ転倒、漏れている原料に触れた。
モノクロロ酢酸は、触れると皮膚組織が壊れ、吸入すると気管支が侵される劇薬。
清水さんは、皮膚から吸収されたモノクロロ酢酸のため、多臓器不全で亡くなったという。」
「こわーい、歯磨きペースト」で紹介した情報と、この朝日新聞の記事は、非常に密接な関係があります。コスト削減、利潤追求のために、わたしたちの日用品にこうした劇薬が平気で使用されているのです。これはまだまだ序の口です。わたしたちは、自分たちとわたしたちが愛する人たちとを守るために、もっと目を見開いて、細心の注意を払っているべきです。