
●昨日の私の予想通り、日ハムが劇的な優勝を導いた。
昨夜から今日まで、そして週末のスポーツ番組は「日ハム優勝」そして「新庄劇場」の話題で溢れることだろう。
●日ハムの数々の「エピソード」に隠れて中日の話題が少ないが、「中日のちょっといい話」を見つけた。
新庄涙の日本一!27日引退会見(スポーツニッポン) - goo ニュース
(以下抜粋)
『8回、現役最後の打席。涙でボールはかすんだ。初球を見逃し。マスク越しに中日・谷繁が「泣くな、真っすぐしか投げないから」とつぶやいた。体がねじれるほど振った。こん身のフルスイングこそが、新庄が新庄である“証”だった。空振り三振。最後までらしさを失わなかった姿に、万雷の拍手は1分近く鳴りやまなかった。』
--------------------
●国民全体の注目が新庄に向けられたこのとき、中日ナインの心持は複雑だっただろう。しかしこのとき、新庄に対するキャッチャー谷繁の「言葉」を見て、またホロリとさせられた。
「泣くな、真っすぐしか投げないから・・・」
●谷繁にしてみれば「この場(新庄の最後の打席)」の異様さを、最も近くで感じていたはずだ。そしてその当事者の新庄は、はばかることなくボロボロと涙を流して打席に立っている・・・。
もう、「敵」とか味方とかそんなものを超えている。
●ただし勝負の場なのだから、谷繁としてはまだまだあきらめるわけには行かない。しかしきっと、つい新庄に言葉が出てしまった・・・
「泣くな」
⇒『新庄よ、君にとってすばらしい日本シリーズ、お疲れ様。ホントは体がボロホロなんだろう?・・・』
「まっすぐしか投げないから」
⇒『何を投げても打てる状態じゃないと思うけど、直球勝負だ。最後は新庄らしくフルスイングを見せてくれ!』
・・そして、新庄はフルスイングして最後の打席を「三振」で終えた。
しかし球場4万人の誰もが、その「空振り」こそ、新庄らしい最後の打席であることに満足していた。
この谷繁の言葉を聞いて、「武士の情け」という言葉が浮かんだ。(お前も、カッコいいぞ!!)
昨夜から今日まで、そして週末のスポーツ番組は「日ハム優勝」そして「新庄劇場」の話題で溢れることだろう。
●日ハムの数々の「エピソード」に隠れて中日の話題が少ないが、「中日のちょっといい話」を見つけた。
新庄涙の日本一!27日引退会見(スポーツニッポン) - goo ニュース
(以下抜粋)
『8回、現役最後の打席。涙でボールはかすんだ。初球を見逃し。マスク越しに中日・谷繁が「泣くな、真っすぐしか投げないから」とつぶやいた。体がねじれるほど振った。こん身のフルスイングこそが、新庄が新庄である“証”だった。空振り三振。最後までらしさを失わなかった姿に、万雷の拍手は1分近く鳴りやまなかった。』
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●国民全体の注目が新庄に向けられたこのとき、中日ナインの心持は複雑だっただろう。しかしこのとき、新庄に対するキャッチャー谷繁の「言葉」を見て、またホロリとさせられた。
「泣くな、真っすぐしか投げないから・・・」
●谷繁にしてみれば「この場(新庄の最後の打席)」の異様さを、最も近くで感じていたはずだ。そしてその当事者の新庄は、はばかることなくボロボロと涙を流して打席に立っている・・・。
もう、「敵」とか味方とかそんなものを超えている。
●ただし勝負の場なのだから、谷繁としてはまだまだあきらめるわけには行かない。しかしきっと、つい新庄に言葉が出てしまった・・・
「泣くな」
⇒『新庄よ、君にとってすばらしい日本シリーズ、お疲れ様。ホントは体がボロホロなんだろう?・・・』
「まっすぐしか投げないから」
⇒『何を投げても打てる状態じゃないと思うけど、直球勝負だ。最後は新庄らしくフルスイングを見せてくれ!』
・・そして、新庄はフルスイングして最後の打席を「三振」で終えた。
しかし球場4万人の誰もが、その「空振り」こそ、新庄らしい最後の打席であることに満足していた。
この谷繁の言葉を聞いて、「武士の情け」という言葉が浮かんだ。(お前も、カッコいいぞ!!)