仕事をしながら中咽頭癌と闘う美容師のブログです

中咽頭癌にかかってしまった患者本人が検査の内容や症状を日記風に書いたブログです。また普段の日常も綴らせていただいてます。

10回目のPET/CT・MRIの検査結果

2014年05月20日 | 中咽頭がん
退院して以来、10回目のPET/CT・MRIの検査結果を聞きに、がんセンターに行ってきました。

何年経っても結果を聞く前はドキドキしますね。
いつも以上に今日は混んでいて、結果を聞くまでは落ち着かなかったです。
M先生から・・・検査結果は「問題なし」「画像もキレイだ」といわれました。
あぁー良かった!あと1年で丸5年になります。5年再発・転移無しを目指してもう少し!
そろそろPET検査も問題なくこれたので、次からはCTで何か問題がありそうだったらPET/CTを撮ろうということになりました。
診察も口の中を見て、首の部分を触診、鼻からファイバースコープを入れて喉の状態を診ました。

私は唾液の出ないことや痰が多く絡むこと伝えました。
特に最近、鼻水のような痰が出るのは、喉の方に下がってきて溜まってしまうのですか? と聞きました。
鼻水が下がってきて、停滞してしまって溜まっているのでないかな。
それと、唾液が正常に出ないため喉に溜まってそれが痰になって出てるということでした。
やはり様子を見て・・・ということでした。
恐るべき、放射線の後遺症ですね。

最後に歯科のK先生に診てもらって目診・触診・カウンセリング、
今まで唾液腺のマッサージやら・・・いろいろやってきたけど、なかなか出ないから
今は「プライベートな時間はずっと、ガムを噛んでいます」と言ったら「ウーン刺激性の唾液が少し出てるのではないか」
「いいんじゃないガム続けてみて」そして「スポーツクラブ続けていっているの?」と
あっ!前に先生にスポーツクラブ週2~3回は行っているんだという話しをしたなと思い出しました。
以上で診察も終了して次の検査は12月となりました。
5年無事に過ごせれば、一安心です。



10回目のPET・MRI検査

2014年05月16日 | 中咽頭がん

先日、10回目のPET/CTとMRI検査に、がんセンターに行って来ました。
いつものように、受付後MRI窓口で同意書を提出、造影剤を入れるための針を刺して検査を待ちます。
今回この針が痛く、ちゃんと刺さっているはずなのに肘から下が、ずっと鈍い痛みと重い感じがしました。
このMRIは何度受けても、慣れませんね。ヒジョーにストレスの溜まる検査です。


そしてPET検査では、刺してある針から水を通して確認→FDGを注射→1時間安静にする→検査という流れです。
PET検査の原理として、がん細胞は食いしん坊だそうです。
PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて「3~8倍のブドウ糖を取り込む」という性質を利用します。

身体にブドウ糖に似た検査薬(FDG)を注射し、糖分が多く集まる部分に印をつける事で「がん」の発生部位と進行度を診断します。
FDGはフルオロデオキシグルコースというグルコース(ブドウ糖)に似た薬です。
その薬に放射性同位元素である18F(フッ素18)を標識したものが検査で使用する18F-FDGです。
この薬は砂糖水のようなものですので、副作用の心配はないそうです。

最後は血液検査をして終了。
来週に結果を聞きに病院に行きます。問題ないのを願うばかりです。