シアタープロジェクトシズオカ

静岡発の良い舞台創りを目指して修行に励んでいます。

ありがとうございました!

2011-09-19 16:55:20 | Weblog
TPS附属研究所スタジオ公演は無事に終了しました。
お忙しい中をご覧いただいた皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。
そして役者の皆様、お疲れ様でした。

楽屋~流れ去るものはやがて美しき~
≪あらすじ≫
楽屋。亡霊になった女優Aと女優Bが楽屋で念入りに化粧をしながら、永遠にやっては来ない出番にそなえている。今上演中なのはチェーホフの「かもめ」。主役のニーナ役の女優Cが楽屋に戻って来ると、女優Dがマクラを抱えて現れる。
女優Dは精神を病み入院していたが、すっかりよくなったから、ニーナ役を返せと女優Cに詰め寄る。言い争いになり、女優Cは思わず女優Dの頭をビール瓶で殴ってしまう。女優Dは起き上がってふらふらと出て行くが、どうやら打ち所が悪く死んでしまったようだ。3人になった楽屋の亡霊は、何かの拍子にやって来るかもしれない出番のために稽古を始める。「わたしたちだけがここに残って、またわたしたちの生活を始めるのだわ。生きていかなければ、…生きていかなければ…」
≪コメント≫
TPSでは「ベテラン・ジュニア」とよばれる4名の役者。いずれも小・中学生のころからこのカンパニーに参加、いろいろな作品でメインをこなしてきたつわものばかり。しかし・・平均年齢は20歳ほど、この作品をどうこなすのか・・心配でしたが、それぞれが持ち味を生かしてなんとか観れる作品になっていました。今後はそれぞれをどう磨いていくかが課題かと思います。

作:清水邦夫 演出:豊田眞梨子
照明:納本 歩 音響:石川誓乃 舞台監督:剱持秀典

BOEING=BOEING
≪あらすじ≫
とある空港に近いパリ市内のアパートを舞台に繰り広げられるラブ・コメディ。
3ヶ国3人の美人国際線スチュワーデスと時間差で同時交際をしているパリの建築家・ベルナールが、女性たちが勤める航空会社のフライトスケジュールを利用してハーレムもどきを謳歌。家政婦のベルタは文句を言いながらもこの憎めないご主人を助けている。そこにやってきた旧友のロベール、人の良い彼もまたこの作戦に協力・・とおもいきや、ドイツ人スチュワーデスに一目ぼれ。そんな状況の中で、嵐でフライトスケジュールが変更になったフランス人スチュワーデスがご帰還、さらにアメリカ人スチュワーデスまで帰ってきてしまうので、もうたいへん。どたばたのなかで、さてフライトは軟着陸か・・?!
≪コメント≫
こちらはTPSの「大人組」といわれるメンバーとゲストに淺沼 雅さんをお迎えしてお送りします。3期生の水沢詩生から10期生までキャリアはばらばらでしたが、大人の魅力を出せたかどうかが心配なところです。

作:マルク・カモッティ 演出:山田清顕
照明:納本 歩 音響:石川誓乃 舞台監督:剱持秀典

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