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元気の元! 佐藤豊美(Toyomi SATO)です♪

お知らせやつぶやききれない事をblogにしてます。映画レビューは個人的感想を備忘録的に一日一個、過去作も含め。

日本人の目!「イタリア人はささないの!!」(傘編)

2004-09-17 | 商品
今日雨が降りました、ので傘をさしました。なんて久しぶりなんでしょう。お気に入りの傘。
傘。いつも思う。イタリア人は洋服も靴もバッグもお洒落なのに、もっと言えば車も家具もインテリアも抜群のデザインなのに、宝飾も時計も立派にアクセサリーとしてブランドの牙城を築き上げ、サングラスまでも流行を作り出す国なのに、何故傘は駄目なんだ?と。
きっとそれは雨が降らないから。いや、イタリアだって勿論雨は降ります。乾燥してるとはいえ砂漠みたいな気候では有りません。しかし、梅雨は無く雨が降るといえば冬の間が主で特に南部では雪も降らないし降水量・日共に少ないので傘をさす、持ち歩く必要のある日が少ない。きっとそんな事が原因で傘はお洒落のファクターの仲間入りが出来なかったに違いない。
駄目って何がどう駄目かっていうと、晴れてる間はカッコ良くスーツ姿が決まっているイタリアーノも雨が降り出すとダサダサの安っぽい折りたたみ傘をさすはめになるので100点減点。女性も同様。みんなが傘をささなければならなくなった瞬間街のお洒落度が俄然下がる。で、この安っぽい傘の正体は雨が降ると何処からと無く道に出現する傘売りの人々。これは晴れてれば道でよく偽者ブランド品を売ってる類の人達。驚いたモンで天気予報よりも正確な読みで「雨」と思いきや直ぐ出現。傘が無くて困っていると必ず出現してくれる。値段は5ユーロ位かな。で、イタリアにはビニール傘が無くて、この5ユーロ傘がダサい訳。しかし、皆改めて傘を買いに行ったりしないもんだからダサい傘のまま。冴えません。雨の下では英国紳士に軍配ですね。
ま、日本みたいに傘までただのブランド…(ってただのライセンスなんだから)志向ってのもどうかとは思いますがね。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本はコンビニが (おやじ)
2004-09-17 16:13:39
日本も今やコンビニで買うビニール傘が席巻しちゃってませんか?さすがに路上の傘売りは居ないけど、似たようなもので雨が降るといきなりレジ前に傘売り場が出現。ま、マーケティング的には正しいが…

で、会社の傘立ては使い捨てたビニール傘の山!これってどこの会社でも同じじゃないでしょうか?時々傘の大量廃棄を行って整理してるようだが直ぐにまたもとの木阿弥。一方じゃISO取得に向けて昼休みに電気消したりして頑張ってるのに矛盾してるよなぁ。

と思えば家の傘立ても子供達が持ち帰るビニール傘だらけ。。日本人も傘買わなくなりつつあるみたいですよ。

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確かに日本も (とよみ)
2004-09-17 22:57:57
ビニール傘は多いですよね。でも会社のビニール傘勿体無い!!ナンカ有効に再利用とか出来ないのでしょうか。

それとISO取得で電気マメ消しは驚きです。もしかして、会社のトイレットペーパーの使用長さまで決まってるとか?

日本ではそのうち年間ビニール傘購入・廃棄量の制限とか入れたり(しないと思うけど)したら役には立ちそうでしょうか。

でも、日本で面白いな、と思ったのはエコ傘。どこかの駅を通りかかたら、駅に誰でも自由に無料で使える傘がおいてあって、これはどこかの企業がスポンサリングしてました。ま、傘を無駄にしないためにというのと宣伝が結びつたいい例で、リータナビリティーの高い私鉄沿線故の技かな、と思いましたが。都内全部に沢山このスポットが増えればいいのにな、と思いました。そしたら使うのも返すのも簡単だし。
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Unknown (カーク)
2004-09-18 08:48:20
前に勤めていた会社では、突然の雨に守衛さんがビニール傘を玄関に用意してくれます。お客さん専用なのですが、広げるとしっかり会社のロゴが入っています。ここでもマーケティングしていました。私もちゃっかり借用し、後日、さりげなく返却していましたが。

広告入りカサの商品企画、意外とあたるかも。
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Unknown (とよみ)
2004-09-18 23:29:06
ビニール傘は原価も10円を割ってるそうで、広告を入れてティッシュみたいに配ろうと思えば配れるとは思います。雨さえ降ってればティッシュよりは有り難いし。

でも、問題はおやじさんの会社に沢山あって困ってるように「要らなくなった時」かな。会社名とか宣伝の入った傘がモラルに反して捨てられたままになってる場合返ってイメージが悪いし。回収システムを旨く作ってエコイメージも一緒に高められれば一番いいですね。
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エコ時代のマーケティング (おやじ)
2004-09-19 10:50:33
ここ10年程で日本の企業のエコロジーに対する意識は大きく変化しました。ISO取得意欲もその表れですが環境問題の取組み方がお金になる(マーケティング的に価値がある)時代になってきたということでしょう。一方、アメリカでは相変わらずの状況みたいですがイタリアではどうでしょう?

既に日本のメーカーではゴミゼロ!を実現したところが出てきました。さすがにゼロは難しいですが僕の居る会社でも工場を主として産業廃棄物の極少化に取組んでいます、企画部門オフィスでの貢献は微々たるものですがそれでもPCの待機電力消費を減らす為に席を外している時のPC電源管理をシビアにするとか週末にコンセントを抜く、ペットボトルの蓋と本体は分離収集するといった地道な努力も数千人規模になるとバカになりません。

消費者はこういったことに意外と敏感なので使い捨てを助長するような無料傘ではなくリターナブル傘というアイディアの方が21世紀的だと思いますね。

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Unknown (とよみ)
2004-09-20 03:21:25
イタリアではエコの動き鈍いですね。環境保護団体のロビーイングは日本より激しいように見えますがこれは企業や行政が真剣に取り組んでいない事の裏返しでしかなく、全体の消費者レベルでいくと企業や商品イメージの要素としてのエコケアはまだまだだ低いと思います。でもどっちにしてもイタリア人は只単にケチなのでコンセントはよく抜くらしい。

このエコの流れは工業化終了→過消費社会のゆり戻しだと思うのですが日本はこのプロセスの時間が欧州各国より短かっただけにその後の“→エコ”の部分の時間も短いのではないかと思います。

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おお、イタリアもですか・・・ (Nina)
2004-09-20 17:12:15
NewYorkerは・・・基本的に傘をささないですねぇ。というか、「傘嫌い」だと周りの人間は言います。面倒なんですって~!



勿論さす人はいます、スーツを着ている人達、しかし、変な傘。骨はチャチだし、布はヘロヘロ。骨が少々曲がっていても、「濡れなきゃいいさ」と思っているんだろうなぁ。



エグゼクティブな方々はさすがに曲がった傘はささないけど、それでも冴えないですね。というか、素敵で手ごろな価格の傘を売ってる店って思い当たらないと言うこと自体も問題。



傘も立派なアクセサリーなのにぃ。どうしてそこだけ究極の「その場をしのげれば」機能だけ求めるんだろう??
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Unknown (とよみ)
2004-09-20 19:12:08
>素敵で手ごろな価格の傘を売ってる店

イタリアでも探すのは至難の業ですよ。

イタリアのブランドは日本でライセンスされてデパートにずらりと並んでるのに。変なの。

やっぱり、雨の日に「傘込みでかっこいい男」つまり全身のバランスといい、色といい、ディティールまで「ハッとさせられるような人に出会えば」気が付くのではないでしょうか。「こうなりたい」と。
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アングロサクソンは濡れ好き? (おやじ)
2004-09-20 21:14:45
こんばんは

NewYorker&.Londonerに共通する特長ですね!傘差さない症候群 (?_?)

Londonerは素敵な傘持ってるのに何で差さないのかなぁ?

不器用なんで傘を開いちゃうとその後上手く巻けないんで(傘巻きやさんに頼むのをケチる為に)開かないのか?

はたまた濡れるのが好きなのか?

NewYorkerも基本的にはそういったDNAが流れてるんでしょう。

翻って日本、やはり雨にバリエーションがある国だなと思います。春雨、五月雨、梅雨、夕立、秋雨、時雨、氷雨、英語にはここまで細かい描写はありません。伊語はどうなんでしょうか?蛇の目傘や番傘文化は雨に季語を与える日本の文化なんでしようね。とよみさんやNinaさんにもそんな血を感じますよ!

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時雨、何てイイ響きなんでしょう・・・ (とよみ)
2004-09-21 01:01:04
残念ながらイタリア語には雨の表現のバリエーションは有りませんねぇ。これはエスキモーは雪の表現が豊富なように生活環境から生れたのだと思いますが如何でしょ。

で、傘文化は雨の土壌の上に成り立つので温暖「湿潤」気候組で人情的にも気候的にもウェットな我々の特権って事で。

そうそう、イギリスには居るの、ホントに。傘巻屋?!靴磨き屋のノリですかね?
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