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おもちゃ病院さど Doctor_Rの治療カルテです。

クレーンゲームが来院しました。

【申告】

 クラムシェルバケット(以降バケットと略します)を上下するチェーンが切れました。コネクターで接続してみたのですが、引っかかって止まってしまいます。チェーンも短くなっているかもわかりません。

【初診】

 

 ボールチェーンが垂れ下がり、上昇中で止まってしまいます。ボールチェーンを繋いだコネクターが障害になっていることが推測されます。

 切れたボールチェーンを接続するためにはボールを開いて接続しなければなりませんが、作業をするだけの長さの余裕がなく一度分解して作業をする必要があります。

 何とか引き出してボールチェーンを繋ぎました。

 合わせて、ボールチェーンの長さも短いので延長して長さを調整して完了です。

【治療後記】

 久々に整形外科治療でした。このクレーンゲームは中国メーカ品を輸入販売店で発売されたものです。基本的には左右、前後、上下にバケットを動かすことに違いはないのですが、国内メーカで発売されているものと大きく異なる点がありました。

 それは、国内メーカ品は電源投入で初期位置に移動したり、バケットが掴むと自動で排出口に移動するのですが、この自動動作がなく各軸毎のレバーで動くだけで、バケットが掴んでも自分で排出口に移動して下降させる必要があります。結果として初期位置検出用のリミットスイッチも不要になりますし、プログラムも簡単になります。

 ただ、このクレーンの付加機能としてレバー操作残り時間表示や掴むことができると操作時間が10秒延長されたりできます。

 

【おまけ】

 何気なくバケットが開いて降りてきて、バケットを閉じて持ち上がる動作ですが、これを実現させる仕組みが良くできています。この仕組みは多くのクレーンゲームでも同じです。 バケットを上下させるモータギヤボックス軸に2つのボールチェーンを巻きつけるプーリがついています。上下動作とその時のボールチェーンの様子を次に示します。

 よく見ていただくとバケットを吊り下げているボールチェーンが、違っていることにお気づきになるかと思います。バケットのリンク機構と相まって開閉動作ができるようになっています。上下降動作に合わせてバケットの開閉動作をさせる仕組みが、次の写真にある2つのプーリに隠されています。

 上下降動作が切り替わるときにまずギヤ軸に勘合している開閉プーリが回転し、最大半回転分遅れて上下プーリが動き出すようになっているのです。それを実行するためにそれぞれのプーリには突起があるのです。

 

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