とわといっしょに。。。 耕介くん、四季くん、水菜嬢もいます。

MIX犬"耕介"軍曹、"四季"(しき)くんそして新たな家族"水菜"嬢と預かり犬"ハル"くんの奮戦記

"しんのすけ"くん、里親さんが決定いたしました。

2008-03-24 11:42:15 | Weblog



くまパパです。
ご報告が遅れて申し訳ありませんです。
このたび、めでたく"しんのすけ"くんがくまパパ家を巣立つことになりました。
経緯としては、以下のような内容となります。
くまパパ家で話合った結果、里親募集をしようということになり、
「いつでも里親募集中」に掲載いたしました。
程なくして、一通のメールがくまパパのところに届きました。
偶然にも、募集掲載を見、メールさせていただきます。
と、ありました。
この里親さんになる方は、去年の7月にやはりG・Rを癌でなくし、
以来、自分たちでも飼えるワンちゃんを探していたのだそうです。
メールにはこうも、書いてありました。
年齢も年齢のため、子犬から飼うのは、幾分の問題があります。
しかしながら、成犬ならばまだ大丈夫だと思い、応募したそうです。

なかなか気に入ったG・Rがいず、中型犬のミックスでもいいからと
このサイトを見ていたそうです。

で、お電話をかけさせてもらい、お話をさせて頂きました。
非常に好感の持てる方でしたので、"しんのすけ"くんとお見合いをしていただくことにしました。

ただ、この方にはくまパパの本音をお話しました。
"しんのすけ"くんを本当は、出したくないこと。
ずっとそばにおいておきたかったこと。等。。。。。

それを承知して貰った上で来ていただきました。



               すでに自分の家のように振舞っております。
               何かを、探検の後お話しているようです。
               一体、何を話しているのでしょうか。

当日は、ご夫婦で来られてちょっとお話をして、"しんのすけ"くんとご対面しました。
が、不思議なことに"しんのすけ"くんが尻尾をブンブン振って、この方のところに
よっていくではないですか。
この方は"しんのすけ"くんにお話をするように近づき、そのままなでなでしていました。
また、奥様も"しんのすけ"くんにお話をしているではないですか。
なんと、すばらしいご夫婦なのだろうとくまパパこの時点で、"しんのすけ"くんを
このご夫婦に託すことに致しました。
散歩をしてもらいましたが、何の問題もなく、その後、奥様と話ている最中も、
ご主人は"しんのすけ"くんにべったりで、一生懸命お話をしておりました。
くまパパの目から見ても、このご夫婦は家族を探しに来られたのだと思いました。
動物が家族なんてとお思いの方もいるでしょう。
でも、どういう理由か、そうなるのです。
お話ができるわけではないのですが、お話が聞こえてくるのです。
そういうことが出来るご夫婦に見えましたし、とても素敵にも見えました。



                 幸せそうな顔を見ると、くまパパは気持ちが
                 一杯になります。
                 こんなに素敵な仔なのにと思わずには、いられません。  

何故か、くまパパにはその光景が本当は、"しんのすけ"くん、ここのご家族のところに
行くのが運命だったのではないかと、思えるほどでした。
癌で亡くなった、G・Rのお写真を拝見してもこのご夫婦のこの仔に対する思いやりが
伝わってくるのを感じたくまパパでした。
その上、運命とでもいいましょうか。
実は、生前の"真凛"もお世話になった東大の動物病院に行っていたそうです。
そして、送り迎えにペット専用のタクシーがあるのですが、そのタクシーの運転手さんを
そのご夫婦も知っていらっしゃいました。
ですので、本当に運命を感じてしまったくまパパでした。



               "しんのすけ"くんのご家族です。 
               お二人とも、"しんのすけ"くんが大好きとの話でした。
               "しん"ちゃん、ほんとによかったね。。。。。

本当の話をすれば、くまパパはこの仔には、並々ならぬ思い出がたくさんあります。
そして、やっとのことでくまパパ家にやってきて、今までのいやなことを忘れて
これからというときに決まった話(くまパパが自ら決めた話)でした。
とはいうものの、それを決めたのも何を隠そうくまパパです。
こういうボランティアを続けているとやはり人を見る目が出来てくるのか、このご夫婦だったら。。。。
と、思ったのも事実ですし、間違っていなかったとも思っています。
♪幸せは歩いて来ない、だから歩いてゆくんだね。♪
まさしくその通りの事が、くまパパの目の前で起きました。
くまパパの1人の思いだけで、これを潰してはいけないと心の中に言い聞かせ。。。。。。
その日は、"しんのすけ"くんを抱いて、布団の中で泣いていたくまパパでした。

別れは辛いです。
ことさら、いろいろな意味でその仔に尽力してしまうとなおさらです。
でも、でもですよ。
その幸せを奪うことは許されるのでしょうか?
単なるひとりの欲望のために。。。。。
できるなら、くまパパのところにいてもらいたい、死ぬまで一緒にいたい。
でも、くまパパのところでは、3頭の中の1頭なのです。
そのご夫婦のところでは、1頭飼いで、幸せを独占できるのです。
どちらが、"しんのすけ"くんにはいいのでしょうか?
まさしく、神のみぞ知るということだと思います。
くまパパは決断しました。
このご夫婦に"しんのすけ"くんを託そうと。。。。。
それほどまでに、素敵なご夫婦でした。
それは、何をか言わんやなのです。

ですので、本当に"しんのすけ"くんの事をこれからよろしくお願いします。

くまパパには、まだ、"とわ"もいるし、"耕介"軍曹もいます。
"しんのすけ"くん、そのご夫婦の力になってあげてください。
これは、あなたにしか出来ないことなのです。
だからこそ、くまパパは"しんのすけ"くんにお願いをするのです。


"しんのすけ"くんをお渡しして、我が家に帰ってくるといつものように2匹が
やって来て、「帰ってくるのが遅いよ!!!」とぼやいていました。
そして、不意に"耕介"軍曹がくまパパに何かを話したげに、顔を覗き込んでおります。
くまパパにはこう聞こえました。
「とうちゃん、"しん"ちゃんはどうしのさ。出て行ったきり帰って来ないよ。
 おいら、ちょっと心配だよ。。」
近づけば、唸っていたのにどうしてなのでしょうか。
最近は、"しんのすけ"が寝ていた寝床で寝ています。
もしかすると"耕介"軍曹は"耕介"軍曹なりに寂しいのかもしれませんね。
でも、幸せになる権利は誰にでもあるのです。
そして、それを選ぶのも本人なのです。
くまパパはその手伝いをしているだけです。
赤い糸を手繰り寄せるお手伝いをしているだけなのです。

とても喜ばしいこととくまパパは考えます。
ほんとに、ほんとに、"しん"ちゃんよかったね。
お名前も、"しんのすけ"くんをそのまま使ってくれるそうです。

これから、"しんのすけ"くんをよろしくお願いします。
今まで以上に、幸せにしてあげてくださいね。。。。。。

それともう一つ報告があります。
実は"このみ"ちゃんですが、一旦里親様が付いて幸せに暮らしておりましたが、
この里親様のご事情で飼うことが出来なくなり、再度、くまパパのところに
相談が入りました。
そのため急遽、再募集を行い里親様を探しました。
運よく里親候補の方が現れ、お話をすることになりました。
その方は行動的な方で、"このみ"ちゃんの性格にマッチしているものと判断し、
早々にトライアルをしていただくことにしました。
この里親様、すでに"このみ"ちゃんを見る目が違っておりました。
ですので、くまパパは安心してお任せしてしまいました。
本来は、ご夫婦そろってお会いしたかったのですが、ご事情で奥様のみと
お話をして、そのまま図々しくも"このみ"ちゃんをお願いしちゃいました。
一週間後、お電話にてお話をお聞きしたところ、そのまま譲渡してほしいとの
申し出があり、このご夫婦に"このみ"ちゃんを譲渡することにしました。
どうも、ご夫婦とも"このみ"ちゃんには、ベタぼれのようで送られてくる写真には、
すでに家族として、小さいころからいたような印象さえ受けました。
で、名前の方も"このみ"から"エル"に改名したそうです。
たぶん、フランス語で女の子という意味ですと、仰ってらっしゃったので、文字に
するとたぶん、"ELLE"となるのかな。。。。
文字の印象からか、おてんばになりそうな気がするくまパパでした。
(すみません。勝手なこと言ってます。。。)
でも、運命はどこにあるか分かりません。
"このみ"ちゃん、いえ、"エル"ちゃんは一回里親様が付きました。
しかしながら、このようなことになりました。
人間と同じで、里親様を見つけるのはほんとに根気のいる大変なボランティアだと痛感しました。

               名前も"このみ"ちゃんより"ELLE"ちゃんになりました。
               何故か、どことなく大人びて見えるのは、気のせいでしょうか。
               とっても、落ち着いて見えますね。
               


               "ELLE"ちゃんのご家族は、とても行動的なご家族。
               動きも活発な"ELLE"ちゃんには、もってこいのご家族です。
               お二人とも、"ELLE"ちゃんにはベタぼれのようです。

それでも、ワンちゃんの笑顔、里親様になっていただいた方の喜び顔を見るたびに、
くまパパは、「あ~。この里親様探しのボランティアを始めて良かった」と思いました。
それは、みんなの幸せな顔を見ることができるのですから、これに勝るとも劣らないものがあろう
ハズがないじゃないですか。
人間もまだまだ、捨てたもんじゃないと痛感する一瞬でもありました。

嬉しい反面、寂しさも一入ですけどね。
やっぱり、いればいるでその仔に感情が入ってしまいますね。。。。。

そんな寂しさを心の片隅にしまっておくくまパパでした。


今回は、とっても寂しくなってしまったくまパパの心を癒してくれる写真をば。。。。

まずは、"とわ"嬢。。。
いつもニコニコ笑顔がかわいい、お歳には見えないその若作り。
なんとも、言えません。



               いつまでも、いつまでも、その笑顔でいておくれ。
               その顔をされると、くまパパはいつでも、抱きしめたくなるのだから。。。。。



               続いては、"また"吉ぎみです。
               なんとも、首に巻いたタオルが似合うこと、似合うこと。
               「おいら、農作業から今、帰ってきたぞ!!!」見たいな
               雰囲気をかもし出しております。
               「かあちゃん、おいらにおやつを。。。。」って、こと????
               目が何かを訴えております。。。。。。