
今日は物凄い良いお天気でした。
そらにうかぶくものしろさがまぶしかったよ、ママン!
庭では蝉が鳴いていました。そろそろ本格的な夏が到来でしょうか♪
最近はお師匠様がちょっと、『月姫』に手を出してくださっているみたいで嬉しいですvv
『月姫』本当に良く出来ていますよね!「直視の魔眼」設定とか「反転衝動」とか、本当に奈須さんはどんな鬼才なんだ……。これが同人作品『月箱』で3枚組2500円で売られていただなんて、一体何の冗談だったのだろう。本当に凄すぎですよ、TYPE-MOONさんは。
ちなみに、イラストはネコアルクですか?うおおおおっ!か、かわゆっ!!
でも実物は、『教えて!智得留先生』で2頭身のまる手・ネコ目でとんでもなくにゃーにゃー暴言吐きながら、シエル先輩とクロスカウンターかましまくってますよね……(笑)
というわけで(どういうわけだ)、実は超オススメの『月姫』の動画があるんですよ!もう、3~4年前くらいに作られたにもMADムービーであるにもかかわらず、未だに人気のある凄い作品らしいです。私もコレ見て、「絶対どんなに高くても『月姫』やる!!」と決心しちゃいました。投稿作品とは到底思えないくらい音楽と画像がマッチしててレベルが高いんですよ!ぜひ見てみてください♪
それにしても動画投稿サイトYouTubeって本当に何でもアリですよね☆最近日本語サイトが出来たらしく、使いやすさがとてもレベルアップしているとか。今度私もユーザー登録してこようかな。
『月姫』MADプロモムービーは こちら からどうぞ。
ちなみに、良い画質で観たい方は DivX Stage6版 をどうぞ。
DivX版はソフトが無いと閲覧できませんが、DivXのソフトはこのページに飛んで「インストール」の文字をクリックするだけで簡単にダウンロードできます。DivXは高画質の画像を観るのに便利ですから、この機会にダウンロードしておくのも悪くないかと思われますよ♪オススメですvv(ちなみにgoogleの配布ソフトのようなので安全性に問題はないかと思われます。多分)
では、大変遅くなってしまいましたが、以下 『デアボリカ』 攻略感想です♪
>>『デアボリカ』
『デアボリカ』はパソゲーで有名なブランドアリスソフトさんから1998年に発売されたギャルゲーです。それまでのギャルゲーとは異なり、Hシーンを楽しむためのものではなく、純粋にお話を楽しむためのものとして発売された、所謂女性向けの18禁ゲームの走りだそうです(一応このソフト自体は男性向けとして発売されたそうですが)。
18禁乙女ゲームは、美蕾さんから発売された『星の王女』なんかが特に有名ですが、その前身のような位置づけになるのでしょうか?
純粋にお話を楽しむためのゲームと銘打っているだけあって、シナリオの内容は人をぐいぐい引き込むだけの力を持っています。
いや、だってソフトをインストールしてオープニングをちょこっと観るだけのつもりだったのが、気づいたら5時間経過していたのには、流石に自分でもびっくりしてしまいました。ええええ!?うそーん、みたいな(笑)
物語が幾つかの章に分かれているので読みやすく、さらに続きが気になって気になってついつい次章に(笑)
そうしてふと我に返れば既に最終章直前!次の日に会社がなかったら、確実にその日の夜で攻略クリアしていましたね(きらーん☆)
では、以下簡単ですがストーリー紹介です。
絶対的な力を持ち、人の世界に君臨する魔性の物デアボリカ。
彼らはその強力な力と永遠の命で気まぐれに人を犯し嬲り恐怖に陥れていく。その中でも「ロードデアボリカ」は最高位の支配階級として伝説的な存在だった。
その一人であるアズライトは、ふとしたことからロードデアボリカとしての記憶を失ってしまい、自分の存在に疑問を持ち世界を放浪する旅に出る。
街から街へと渡り歩く彼は、人間の世界に溶け込みたいと人の為にかつての仲間である筈のデアボリカとその僕である凶(マガキ)たちを殺していく。
最強のデアボリカであった彼に倒せないデアボリカなどいる筈もなく、いつしか彼は「同属殺しのデアボリカ」と呼ばれるようになる。
だが、いくら人の為に働こうとも彼は常に人から恐れられ、同属のデアボリカたちからは憎まれていく。
そんな孤独な彼の前に現れたのは、天涯孤独の身寄りのない少女レティシア。
生まれながらに学を与えられず、無給で酒場で給仕させられ、あまつさえ男たちの欲望の捌け口にされる哀れで無力な少女。
初めはアズライトの存在に怯える男たちによって生贄として差し出され、終始怯えていたレティシアだったが、彼の優しさに触れ徐々に心を通わすようになっていく。
ようやくお互いの幸せを掴み掛けたと思った二人だったが、過酷な運命は決して彼らを逃しはしなかった……。
と、ここまでが簡単な物語の紹介。以降は攻略感想です。
今回はちょこちょことネタバレありなので(でないと感想書けない……)、お気になさる方はそのまま回れ右をお願いします。
オッケーですか?良いですか??
この物語は、所謂「転生物」としてシナリオが進んでいきます。
永遠に近い命を持つアズライトは、死に別れたレティシアが再び生まれ変わって出会える日をただひたすら待ち続け、彼女の姿を求めて世界中を放浪します。
二人は何度も出会っては別れる、ということをただひたすら繰り返すのですが、物語をくどく感じることは全然ありません。それどころか、章が終わるたびに「次はどうなるの?次こそは幸せになれるの?!」とはらはらどきどきして、新しい章をめくる手を止めることが出来ません。
それゆえに、最初の「あ、あれ?嘘、まじで?!明日も仕事なのに気づけば5時間も経ってる!」という結果に(笑)
1章1章がそれほど長くなく、それなのにきちんと話がまとめられているので、すとんと綺麗に落ちてくるのです。
一番のお気に入りは、第2章のジゼルの章。ジゼルが元気いっぱいで初めはびっくりするのですが、段々とアズライトを受け入れていく様が「うむ、これぞまさに王道のツンデレ。ツンとデレは9:1が黄金比率。ゴチになります!」とひとり自分が生粋のツンデレ好きであることを再確認しておりました。(駄目人間ここに極まれり)
デアボリカであることで恐れられ嫌われても、ただひたすらに影から転生した愛する人を見守ろうとする姿は、私的には氷栗優さんの『アゼル聖魔伝』のラウレスとヒルダを思い出しました。
あの漫画、絶対あの二人は最後までくっつかないだろうと踏んでいたので、(普通は主人公は魔王でなく恋人の勇者とくっつくよね)最後にちゃんとふたりがくっついたときは嬉しかったです……って、すみません話題がそれました(汗)。
ちなみにジゼルの章が一番お気に入りな理由としては、アズライトが超好みな乙女に大変身!(マテ)
自慢の黒髪は肩を超えるまでに伸び、メガネを掛けていそいそとエプロンつけてジゼルの為にお料理お料理。しかも、「生活で苦労はさせたくない」とばかりに一生懸命デアボリカ退治にせっせといそしみ、気づけば街一番の賞金稼ぎに。
考えてみてくださいよ?仕事して家に帰ったらエプロン・眼鏡の超美形が、オタマ片手に「お帰りなさい」で、「仕事でお金入ったんだ」と恥ずかしそうにプレゼントを渡して上目遣いで「き、気に入ってくれるかな?」とか聞かれたらどうしますか?!
しかもこれがただの優男じゃなくて、一応最強のロードデアボリカですよ?!もはや、一粒で何度でも美味しすぎてグリコのキャラメルなんて目じゃないですよ?!(なにがさ)
ここまで尽くされておいしいと思わない女がいると思いますか?!いや、いない!(反語)
「今までいじめられてたんだけど、ようやく人に仲間と認めてもらえた」とえぐえぐと嬉し泣きする姿がまた、ヘタレなんだか最強なんだか。(鼻血)
このシナリオライターさんは『アンジェ』や『B-T』ファンだと言うので、随所でその影響がでていて、その分でも萌えもえでした♪(確かに見ようによっては、過去の闇のロードデアボリカだったころのアズライトは某闇の守護聖様にも見える……笑)
他のキャラで良かったのは、やたらめったらアズライトにちょっかい出してくるロードデアボリカの火炎王と元気いっぱいなネイティブアメリカン風の少女アリア。特にアリアは初めはただ元気いっぱいなだけの少女だったのに、恋を知って健気な大人の女性になった姿がまた愛しくて切なくて……。微笑を残して消えてしまうのか可哀想だった……アズライト気づいてやれよ(怒)
ラストがちょっと足早すぎて盛り上がりにかけるかな?という印象を受けましたが、物語のレベルとしてはひとつひとつがとても丁寧に作られていてどれも納得のいくものでした。ラストもまさか、こう持ってくるとは……という感じで良い意味で裏切られて面白かったですしね♪
イラストも文句なしに綺麗で可愛いですしね。女性向けな絵柄だと思います。
難点を挙げるなら、システムがちょっと不便で困りました。左上に「話しかける」とか「出かける」とか「寝る」とか必ず行動の選択肢があって、それを間違えると全く話が進まなくなってしまいます。
特に戦闘シーンは必ず攻撃の順番が決まっているらしく、その通りに行動しないと延々と戦闘シーンが続くかBADEDになってしまいます。……良いじゃん、どんな攻撃順番でもさあ(泣)
総評としては、かなり良かったと思います。
18禁ギャルゲーとしてはお話中心なので全然Hくさくないですし(なにせ、キスまでの道のりが長いこと長いこと。一体何年かかったんだよ?! 笑)、ストーリーが一本立てて作られていて、女性が18禁ゲームに入る入門編としてもなかなか良いんじゃないでしょうか。
このゲームと同じシナリオライターさんの書いた『アンビバレッツ』というゲームがなかなか泣けるゲームと評価が高かったみたいなのでいつか機会があったら是非やってみたいですね。
感想はこんな感じで。次回は『Air』の攻略感想に挑戦です。
以上!!