タダの感想文です

感動したこと、考えさせられたことについて思い立ったら書きます。

カンフー・パンダ -- 最初の感想

2012-07-01 15:34:14 | 日記
カンフー・パンダ - goo 動画 

今年2012年の正月、赴任先のドイツで、テレビでこの映画を観た。
知識は全くなく、タイトルだけ知っていて、好奇心だけで観た。

最初に持った感想が、中国映画(アニメ)の映像や音楽をよく研究しているな、ということだった。
影絵の表現や、中国の民族楽、自分が知っているそれらの表現が、非常に上手く外語人の手で再現されていた。
まずオープニングの2Dアニメのシーンを観てその表現力に感心してしまった。

次に感じたのが、HD画像の精細さだった。
夜空の星の細かさが非常に美しく、聖なる桃の木でウーグウエイ師匠が去るシーンで、
桃の花が舞い散り、夜空に流れていく様は非常に感動的だった。
10数年前にDVDの映像を見たときは、画像がザラザラしている、明るさがないなど、
満足がいかなかったが、HD画像は何度見ても飽き足らないほど、美しいと実感した。

最後の感想は、楽しい、ということだった。
ラスト前のポーとタイランの、竜の巻物の取り合いのシーンは、昔の外国アニメにあった大げさなギャグの表現を、
3Dで再現させていると思った。
このシーンが観ていて滅茶苦茶楽しかった。
丁度、仕事で人に憤慨することばかりだった毎日の中で、笑うことが大事、ということをこの映画が思い出させてくれた。

最初に観て以来、Blu-rayを買い、gooの日本語字幕、日本語吹き替え版を観て、繰り返し楽しんでいる。
観れば観るほど、この映画のいいところに気が付いた。
ストーリーの欠点のような点も気付いたが、そういう点には目をつむりたいと思う。
とにかく楽しくて、美しく、そして含蓄のある映画だと思う。

以上
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