この間、ギルドのみんなと模擬戦大会をやった。
・・やった、というより自然にそうなってしまったのだが・・。
きっかけは、その日、僕が同じギルドの“K”さんからタイマンを申し
込まれたからだ。
この申し出を、受けて立つことにしたはいいが、実は“K”さん、僕よ
りSB歴が浅い。もしこの対決に負けたら・・。と頭をよぎる。
もし負けたら、僕は“D”どころの騒ぎじゃなくなってしまう。
少し焦りを感じつつも、ここは絶対負けるわけにはいかない!
そう思い、必死で“K”さん対策を考えつつ、僕の所属するギルドの街
で待っていた。
すると、“K”さんよりも先に、他のギルドの人達が、どうやら鉱山戦
を終えたらしく、ポツリポツリと街に戻ってきた。
まだ一人ではbuffもままならない状況の僕は、このタイミングを逃し
てなるものかと、早速、buffをかけてもらいに行く。
(“buff<バフ>”=キャラクターの能力を上げる魔法?と言ったらい
いんだろうか??)
「これから対決するんで、buffかけて下さい。」
「お!“D”と?」
「いえ、実は“K”さんと。」
「は?そうなの?!」
「はい、そうなんです。タイマン申し込まれて・・」
「w(“笑”の意)だったら両方にbuffかけねば・・」
「じゃ、俺、プリに変えてくる~」
「俺、バード出すわ。」
「俺、クルセで。」
・・と、いつにもまして迅速かつノリノリのギルドのメンバーは、この
二人の対決のために、あれよあれよという間に自分のキャラクターを変
え、準備に取りかかる。
そうこうしている内に、“K”さんも街へ到着。
言ったとおり、ギルドのみんなは、僕と“K”さん、二人にbuffをかけ、
すっかり二人ともfull buff状態。
「よし、full buff対決!」
と、街の中は、もう、「さぁ、やれ!」「それ、やれ!」と対決ムード
一色で盛り上がる。・・これは、絶対、負けられない。にわかな緊張と
冷静さが強まる中、ギルドの方の合図で、いよいよ戦闘開始。
そして。。なんとか勝つことが出来た。あ~、やっぱりむちゃくちゃ緊
張した。・・・と、ホッと一息していると、“K”さんが「もう1回!」
と言って来たので、気を引き締めて、もう一戦。
そうやって、二人で戦っていると、そこにいたギルドのみんなも、いつ
の間にか、街の至る所で戦い始めていた。
それからは、相手を取っ替え引っ替えの模擬戦大会スタートである。
「Vigoさん、今度は俺とやろう。」と、誘われたり、逆に自分からお願
いしたり・・・・そんな感じで、互いに戦いを申し込んでの1対1対決。
みんなにとっては、この模擬戦、自分の作ったキャラの力を試している
場のように見てとれたが、僕にとっては、それどころではなく、いろん
なことを発見する場となった。
buffの効力も、もちろんながら、そのキャラクターが能力を発揮するた
めに、最も得意?とする武器があること。いろんな技を繰り出すにして
も、最も効果的な順番があることや、使うタイミングが重要であること。
キャラクターがかまえる戦闘スタンスの違いによって、攻撃力や防御力
が大きく変わること。他にも装備する鎧や服、能力を追加するDISK
やルーンの付け方でも、キャラクターの能力は大きく変わることなどを
知った。
模擬戦って、すごくいい。
いろんなキャラクターと戦えるし、どのキャラクターがどんな技を持っ
ているのか?どんな戦い方をするのか?を、じっくり見ながら戦える。
そんな感じでやっていると、自分のキャラクターが、どんな攻撃に弱い
のか?やどう戦えばいいのか?が少しずつ見えてくる。
戦う相手のキャラクターによって、どうあがいても勝てないことが解っ
たり、こう戦えば勝てるかもしれない・・なんて考えられるキャラクタ
ーもいたりする。「あれ?」って思ったことが、すぐその場で聞けたり
するし、その後、すぐに試せたりもする。
それに、みんなにいろいろ質問していると、いろんなことを踏まえて、
しっかりとキャラクターを作っているんだなってことが解るし、戦い方
も、すごく研究していることが解る。自然と自分とみんなとの差も解っ
てくる。
みんな、何でそんなことまで知ってんの?って思うくらい細かな事もス
ルスルと答えてくれる。僕は今、こうして質問すればすぐに答えてくれ
る人達がいるが、みんなは、そういう事をどこで覚えていったんだろう
?と不思議に思ってしまう。みんなが最初の最初、まだ初心者だった頃
やっぱりこういう詳しい人がいたのかな?それとも、いろんな経験の中
で、気づいていった結果なのかな?だとしたら、俺はまだまだ甘い。
今回、強く思ったのは、自分が今、扱ってるキャラにしろ、そうでない
にしろ、そのキャラの最低限の“たしなみ”すら、俺は解ってないんだなっ
ていうことだ。このキャラを扱うんだったら、最低、これは、やってお
かないと、ここはこうしておかないと・・みたいな・・・基本っていう
か、何て言うか・・・そういうことも解ってないんだなと思った。
そんなんで“D”に勝とうだなんて・・・・。
模擬戦では、負けっ放し。自分のキャラは、大いに改良の余地あり、と
いう結果に終わった。ん~、もっとガッツリ行きたいな~、ガッツリ!
もっとみんなとガッツリ戦いたいし、自分でBOT作って、buff出来るよ
うにもしたい。新キャラも作りたい。模擬戦もどんどんやって行きたい
し・・・。ん~、やることたくさんあるなー
・・やった、というより自然にそうなってしまったのだが・・。
きっかけは、その日、僕が同じギルドの“K”さんからタイマンを申し
込まれたからだ。
この申し出を、受けて立つことにしたはいいが、実は“K”さん、僕よ
りSB歴が浅い。もしこの対決に負けたら・・。と頭をよぎる。
もし負けたら、僕は“D”どころの騒ぎじゃなくなってしまう。
少し焦りを感じつつも、ここは絶対負けるわけにはいかない!
そう思い、必死で“K”さん対策を考えつつ、僕の所属するギルドの街
で待っていた。
すると、“K”さんよりも先に、他のギルドの人達が、どうやら鉱山戦
を終えたらしく、ポツリポツリと街に戻ってきた。
まだ一人ではbuffもままならない状況の僕は、このタイミングを逃し
てなるものかと、早速、buffをかけてもらいに行く。
(“buff<バフ>”=キャラクターの能力を上げる魔法?と言ったらい
いんだろうか??)
「これから対決するんで、buffかけて下さい。」
「お!“D”と?」
「いえ、実は“K”さんと。」
「は?そうなの?!」
「はい、そうなんです。タイマン申し込まれて・・」
「w(“笑”の意)だったら両方にbuffかけねば・・」
「じゃ、俺、プリに変えてくる~」
「俺、バード出すわ。」
「俺、クルセで。」
・・と、いつにもまして迅速かつノリノリのギルドのメンバーは、この
二人の対決のために、あれよあれよという間に自分のキャラクターを変
え、準備に取りかかる。
そうこうしている内に、“K”さんも街へ到着。
言ったとおり、ギルドのみんなは、僕と“K”さん、二人にbuffをかけ、
すっかり二人ともfull buff状態。
「よし、full buff対決!」
と、街の中は、もう、「さぁ、やれ!」「それ、やれ!」と対決ムード
一色で盛り上がる。・・これは、絶対、負けられない。にわかな緊張と
冷静さが強まる中、ギルドの方の合図で、いよいよ戦闘開始。
そして。。なんとか勝つことが出来た。あ~、やっぱりむちゃくちゃ緊
張した。・・・と、ホッと一息していると、“K”さんが「もう1回!」
と言って来たので、気を引き締めて、もう一戦。
そうやって、二人で戦っていると、そこにいたギルドのみんなも、いつ
の間にか、街の至る所で戦い始めていた。
それからは、相手を取っ替え引っ替えの模擬戦大会スタートである。
「Vigoさん、今度は俺とやろう。」と、誘われたり、逆に自分からお願
いしたり・・・・そんな感じで、互いに戦いを申し込んでの1対1対決。
みんなにとっては、この模擬戦、自分の作ったキャラの力を試している
場のように見てとれたが、僕にとっては、それどころではなく、いろん
なことを発見する場となった。
buffの効力も、もちろんながら、そのキャラクターが能力を発揮するた
めに、最も得意?とする武器があること。いろんな技を繰り出すにして
も、最も効果的な順番があることや、使うタイミングが重要であること。
キャラクターがかまえる戦闘スタンスの違いによって、攻撃力や防御力
が大きく変わること。他にも装備する鎧や服、能力を追加するDISK
やルーンの付け方でも、キャラクターの能力は大きく変わることなどを
知った。
模擬戦って、すごくいい。
いろんなキャラクターと戦えるし、どのキャラクターがどんな技を持っ
ているのか?どんな戦い方をするのか?を、じっくり見ながら戦える。
そんな感じでやっていると、自分のキャラクターが、どんな攻撃に弱い
のか?やどう戦えばいいのか?が少しずつ見えてくる。
戦う相手のキャラクターによって、どうあがいても勝てないことが解っ
たり、こう戦えば勝てるかもしれない・・なんて考えられるキャラクタ
ーもいたりする。「あれ?」って思ったことが、すぐその場で聞けたり
するし、その後、すぐに試せたりもする。
それに、みんなにいろいろ質問していると、いろんなことを踏まえて、
しっかりとキャラクターを作っているんだなってことが解るし、戦い方
も、すごく研究していることが解る。自然と自分とみんなとの差も解っ
てくる。
みんな、何でそんなことまで知ってんの?って思うくらい細かな事もス
ルスルと答えてくれる。僕は今、こうして質問すればすぐに答えてくれ
る人達がいるが、みんなは、そういう事をどこで覚えていったんだろう
?と不思議に思ってしまう。みんなが最初の最初、まだ初心者だった頃
やっぱりこういう詳しい人がいたのかな?それとも、いろんな経験の中
で、気づいていった結果なのかな?だとしたら、俺はまだまだ甘い。
今回、強く思ったのは、自分が今、扱ってるキャラにしろ、そうでない
にしろ、そのキャラの最低限の“たしなみ”すら、俺は解ってないんだなっ
ていうことだ。このキャラを扱うんだったら、最低、これは、やってお
かないと、ここはこうしておかないと・・みたいな・・・基本っていう
か、何て言うか・・・そういうことも解ってないんだなと思った。
そんなんで“D”に勝とうだなんて・・・・。
模擬戦では、負けっ放し。自分のキャラは、大いに改良の余地あり、と
いう結果に終わった。ん~、もっとガッツリ行きたいな~、ガッツリ!
もっとみんなとガッツリ戦いたいし、自分でBOT作って、buff出来るよ
うにもしたい。新キャラも作りたい。模擬戦もどんどんやって行きたい
し・・・。ん~、やることたくさんあるなー