Road to the PvP

ある人物を倒すため、オンラインゲーム『シャドウベイン』にログインした超ゲーム初心者の俺。目的を達成するまでのプレイ日記

模擬戦大会

2006-07-27 05:39:09 | Weblog
この間、ギルドのみんなと模擬戦大会をやった。
・・やった、というより自然にそうなってしまったのだが・・。
きっかけは、その日、僕が同じギルドの“K”さんからタイマンを申し
込まれたからだ。
この申し出を、受けて立つことにしたはいいが、実は“K”さん、僕よ
りSB歴が浅い。もしこの対決に負けたら・・。と頭をよぎる。
もし負けたら、僕は“D”どころの騒ぎじゃなくなってしまう。
少し焦りを感じつつも、ここは絶対負けるわけにはいかない!
そう思い、必死で“K”さん対策を考えつつ、僕の所属するギルドの街
で待っていた。
すると、“K”さんよりも先に、他のギルドの人達が、どうやら鉱山戦
を終えたらしく、ポツリポツリと街に戻ってきた。
まだ一人ではbuffもままならない状況の僕は、このタイミングを逃し
てなるものかと、早速、buffをかけてもらいに行く。
(“buff<バフ>”=キャラクターの能力を上げる魔法?と言ったらい
いんだろうか??)

「これから対決するんで、buffかけて下さい。」
「お!“D”と?」
「いえ、実は“K”さんと。」
「は?そうなの?!」
「はい、そうなんです。タイマン申し込まれて・・」
「w(“笑”の意)だったら両方にbuffかけねば・・」
「じゃ、俺、プリに変えてくる~」
「俺、バード出すわ。」
「俺、クルセで。」

・・と、いつにもまして迅速かつノリノリのギルドのメンバーは、この
二人の対決のために、あれよあれよという間に自分のキャラクターを変
え、準備に取りかかる。
そうこうしている内に、“K”さんも街へ到着。
言ったとおり、ギルドのみんなは、僕と“K”さん、二人にbuffをかけ、
すっかり二人ともfull buff状態。
「よし、full buff対決!」
と、街の中は、もう、「さぁ、やれ!」「それ、やれ!」と対決ムード
一色で盛り上がる。・・これは、絶対、負けられない。にわかな緊張と
冷静さが強まる中、ギルドの方の合図で、いよいよ戦闘開始。
そして。。なんとか勝つことが出来た。あ~、やっぱりむちゃくちゃ緊
張した。・・・と、ホッと一息していると、“K”さんが「もう1回!」
と言って来たので、気を引き締めて、もう一戦。
そうやって、二人で戦っていると、そこにいたギルドのみんなも、いつ
の間にか、街の至る所で戦い始めていた。



それからは、相手を取っ替え引っ替えの模擬戦大会スタートである。
「Vigoさん、今度は俺とやろう。」と、誘われたり、逆に自分からお願
いしたり・・・・そんな感じで、互いに戦いを申し込んでの1対1対決。



みんなにとっては、この模擬戦、自分の作ったキャラの力を試している
場のように見てとれたが、僕にとっては、それどころではなく、いろん
なことを発見する場となった。
buffの効力も、もちろんながら、そのキャラクターが能力を発揮するた
めに、最も得意?とする武器があること。いろんな技を繰り出すにして
も、最も効果的な順番があることや、使うタイミングが重要であること。
キャラクターがかまえる戦闘スタンスの違いによって、攻撃力や防御力
が大きく変わること。他にも装備する鎧や服、能力を追加するDISK
やルーンの付け方でも、キャラクターの能力は大きく変わることなどを
知った。

模擬戦って、すごくいい。
いろんなキャラクターと戦えるし、どのキャラクターがどんな技を持っ
ているのか?どんな戦い方をするのか?を、じっくり見ながら戦える。
そんな感じでやっていると、自分のキャラクターが、どんな攻撃に弱い
のか?やどう戦えばいいのか?が少しずつ見えてくる。
戦う相手のキャラクターによって、どうあがいても勝てないことが解っ
たり、こう戦えば勝てるかもしれない・・なんて考えられるキャラクタ
ーもいたりする。「あれ?」って思ったことが、すぐその場で聞けたり
するし、その後、すぐに試せたりもする。
それに、みんなにいろいろ質問していると、いろんなことを踏まえて、
しっかりとキャラクターを作っているんだなってことが解るし、戦い方
も、すごく研究していることが解る。自然と自分とみんなとの差も解っ
てくる。
みんな、何でそんなことまで知ってんの?って思うくらい細かな事もス
ルスルと答えてくれる。僕は今、こうして質問すればすぐに答えてくれ
る人達がいるが、みんなは、そういう事をどこで覚えていったんだろう
?と不思議に思ってしまう。みんなが最初の最初、まだ初心者だった頃
やっぱりこういう詳しい人がいたのかな?それとも、いろんな経験の中
で、気づいていった結果なのかな?だとしたら、俺はまだまだ甘い。
今回、強く思ったのは、自分が今、扱ってるキャラにしろ、そうでない
にしろ、そのキャラの最低限の“たしなみ”すら、俺は解ってないんだなっ
ていうことだ。このキャラを扱うんだったら、最低、これは、やってお
かないと、ここはこうしておかないと・・みたいな・・・基本っていう
か、何て言うか・・・そういうことも解ってないんだなと思った。
そんなんで“D”に勝とうだなんて・・・・。

模擬戦では、負けっ放し。自分のキャラは、大いに改良の余地あり、と
いう結果に終わった。ん~、もっとガッツリ行きたいな~、ガッツリ!
もっとみんなとガッツリ戦いたいし、自分でBOT作って、buff出来るよ
うにもしたい。新キャラも作りたい。模擬戦もどんどんやって行きたい
し・・・。ん~、やることたくさんあるなー


写真ないけど・・

2006-07-17 02:14:02 | Weblog
この間、一日で2回ほど“D”と戦った。
1戦目、Doovooという街にて。
いつものようにゲームチャット内で“D”がDoovooにいることを知った僕は
早速、Doovooへ飛ぶ。“D”の姿を確認した後、自分の姿を消し、移動。
ゆっくりと“D”の背後へと回り込む。適当な距離を取り、覚悟を決めて戦闘
体勢に入る。ドキドキするのをグッと静めて、いよいよ攻撃開始!
・・と、先制攻撃は数発、決まるものの、僕に出来たのはここまでだった・・。
“D”から一発、雷が落とされたような攻撃を喰らい、僕のHPはガクッと減り
一気に形勢逆転。あれよあれよという間に、なす術なく撃沈・・。
またしても、敗北。
戦闘の後、ゲームチャット内に“D”から「Weak(弱い)」の文字。
・・くそっ、むかつく!

数時間後、2戦目。
1戦目の悔しさを、まだどっぷりと味わいつつウダウダとゲーム世界を徘徊し
ている最中、ゲームチャット内に“D”から電話がかかってきた。(このゲー
ムには、特定の人同士がチャット内でやり取り出来るように「Tell機能」とい
うものがある。この機能を使うとき、ゲーム内では「電話する」とか「電話が
かかってくる」という言い方をするらしい。)

「Nude(僕のキャラクター名)、1vs1やるか?」
うお!・・当たり前だ!断る理由がない!
「やる!」
「じゃ、(対決する)街に着いたら、また知らせる」
「kk(OKの意)」
うぉっし!来た~!・・どうする?どう戦う?
・・と、そんなこと考えたが、僕の今のキャラクターは、そんなに考えるほど
幅広い戦い方を持っていない。とにかく当たって砕けろ!だ。

“D”から再度、電話があり、指定された街へ飛ぶ。
僕は姿を消し、辺りを探る。“D”も姿を消しているらしく見えなかったが、
僕にはそんな消えているキャラを見通すことのできる能力を持っている。
その能力を使って、“D”を発見。
自分からは相手が見えて、相手からは自分が見えない。これが唯一、自分の
有利な点。そこを活かし、1戦目と同じように“D”に近づき戦闘態勢に入る。
「いざっ!」
という気持ちで攻撃開始!・・・のはずだった。
しかし、なぜか自分のキャラが戦闘態勢に入らない!
なんで?なんで??なんで!???
焦った僕は、戦闘態勢にならなくても攻撃できる魔法を思わず放つ。
でも、これが不発・・・。最悪なことに、攻撃をしたことで姿があらわになっ
た僕は、“D”の恰好の餌食に・・。
ありとあらゆる攻撃をビシビシと喰らい続ける中、なんとかしようと、戦闘モ
ードに入るためのアイコンを必死でクリックし続けるが、そのアイコンが何故
か一向に反応せず・・。
な~んにも出来ないまま、思いっきり撃沈・・。
運にも見放されたのか、単に僕がアホなのか、行き場のないワナワナ感に、
思わずマウスを壊しそうになる。
案の定、“D”からチャットで「俺には100回やっても勝てないよ」などの
文字が・・!それに対して僕は「違う!今は戦闘態勢に入れなかったからだ」
とか「アイコンが反応しなかった!」などと言い訳じみた言葉を返すだけで、
他に何も言えることがない・・。
くそっ!完全に敗北・・。
「本当にこのままじゃ、100回やっても勝てないかもしれない・・。」
そんな言葉が頭をよぎる・・。
うぉ~っ!なんでだ?なんで、いつもこうなるんだ!
むかつく、むかつく、むかつく!
悔しい!悔しい!悔しい!!

で、僕は考えた。
どうも僕は、まだまだ解ってないことが多すぎるかもしれない。
相手の攻撃特性もさることながら、それに対して防御する方法だったり、攻撃
に対するキャラクターの耐性だったり、攻撃力と防御力の関係。
さらには「Buff(バフ)と呼ばれる能力アップの魔法の重要性やキャラクター
作成に必要なルーンやディスクの効果。
そういった事にあまりにも疎い自分がいる。そういった事は、ちょっと置いと
いて・・みたいな所がある。
そういう事をあまり気にせず、がむしゃらにやってきたしまった。
この辺が、僕がいつまでたってもアホな原因なのではないだろうか?
自分がいかにダメージを受けないようにするか?とか、もっと言ってしまえば
自分のディフェンスがどのくらいかなんて、あまり気にせずにキャラを作って
きた。・・うん、だいぶ解ってきた。僕は、かなりのアホだ。
いつまでも悔しい悔しい、言ってる場合じゃない!冗談じゃないっつーの!
ったくも~ちょっと賢くなって、またやったるで!
ちくちょー!!

レコーダー機能

2006-07-01 22:08:46 | Weblog
早速、この前、このブログのコメントでいただいた「レコーダー使ってPow
er onにして」っていうのをやってみた。
これがすごくいい!何がいいかって、レコーダー機能を使って、戦っている
自分を録画して、それを後から再生してじっくりその様子を見てみるって事
を繰り返していくうちに、実際の戦闘中も慌てなくなってきたという事だ。
今までは、いざ戦闘ともなると、ビクビクしてプチパニックを起こし、ろく
に操作も出来ないほどだったが、このレコーダー機能を使い始めてからは、
実際の戦闘中でもレコーダーを再生しているときと同じように冷静に戦いを
見られるようになってきた。そうすると視野が広がって、周りの動きも解り、
今度は自分がどう動こうか?とか、次はどうしようか?みたいな事を考えな
がら戦える面白さが出てきた。攻撃されてもドキッ!とはしなくなり、むし
ろ、自分から好んで戦いに行く意欲さえ出てきた。
なんか、レコーダー機能のおかげで、遊びの幅が少しずつ広がっていくよう
な気がするw
“D”との戦いも、当然ながら録画してみたくなり、早速“D”の元へ行って
先制攻撃!・・・とは言え、やっぱり、負けてしまったが、それでもこの間
のような、何にも出来ない戦い方ではなかった。(・・と思っているのは自
分だけかもしれないが・・。)
それでも、何発かは自分の仕掛けた攻撃が当たったのだ!
負けたんだから、そんなことを騒いでも、お話にならないと言えばお話にな
らないことなのだが、正直、ちょっとうれしかったりもする。
いや全然、満足はしてない。決して満足などしていないのだが、ちょびっと
だけ面白くなってきたw
他の方は多分、このレコーダーの機能を使って、戦闘の最中に自分がどんな
攻撃を受けているかや、どのタイミングで攻撃を仕掛ければいいかなどを探
っているのだろうが、残念ながら、まだその辺のことは、再生してても、い
まいちピンとこない。でも、そのうちにまた視野が広がって、そういう事も
解ってくるんだという気がしている。それはまた、次の段階なのかな・・?

とにもかくにも、この情報をくれた“通りすがり”さんに、ありがとうと言
いたい。おかげさまで楽しくなってきましたw
・・なんかこのゲームをやっていると、自分に何かひとつの情報が入る度に
必ず、ひとつの交流が対になって存在している気がする。
今までもそういう事の連続で、ここまでゲームをやってきた気がする。
実際には、自分の部屋で、ひとりパソコンの前に座っているだけなのに、そ
れなのにこれだけ人との交流が持てるなんて、何とも不思議な感じだ。
特に同じギルドの人達とは、今までにどれだけの事をチャットで話してきた
ことだろう。現実で会う人達よりも、もしかしたらずっと多くの会話を一日
のうちでしているんじゃないかと思ってしまうほど、ゲーム内で喋っていた
りする。初めてゲーム内で知り合ってから、約半年なのに、もう何年も前か
ら知っていたんじゃないか?と思ってしまうほどだ。
なんか、ゲームをやっている時に経過する時間が濃く感じられるから不思議
だ。
そして、同じルールの下、それぞれがいろんな交流を持って、いろんな楽し
み方をしていて、またその人達が交流して、違う遊びを見つけていく・・。
そうやって、このゲームの世界がどんどん広がって行って・・・。
ん~、なんかすげぇw