岩(がん)ちゃん!!

自然とともに暮らそう ~魂の旅~

映画作家・大林宣彦さん

2015-01-01 12:32:32 | 映画
2年ほど前、2011年の新潟県の長岡の大花火をテーマに映画を製作された大林宣彦監督作品『この空の花』を観ました。

2011年3月に東日本大震災があり、いち早く被災者を受け入れた長岡市。それは、中越地震の体験があったからこその即断。

長岡の大花火は、戦争の空襲や、地震で亡くなった人たちへの追悼。平和への祈りの花火。

セミドキュメンタリーとして制作されたこの作品は、長岡の花火の歴史につながっています。

キーワードは、『まだ戦争には、間に合う』です。

放浪の画家、山下清さんの言葉、「みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかりをつくっていたら きっと戦争なんかおこらなかったんだな」


以前、画伯の描いた貼り絵『長岡の花火』を観た時の感動を思い出しました。

この映画は “記憶” ”想像力” の映像です。ファンタジーの映画。だからこそ、よりリアルに真実に魂へと響くのでしょう。

最近のNHK朝ドラでも、戦争の時代を描いたものが続き、心に響きます。

ちなみに、山下清画伯の最期の言葉は、「今年の花火は、どこへ行こうかな」だったとか・・


昨年、大林監督の新作『野のなななのか』を観ました。前作の『この空の花』~長岡花火物語~につづき戦争をテーマにした「ふるさと映画」芦別の映画です。

生と死の物語。”なななのか(四十九日)” の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里が繋がっていることを学び、未来を生きようと決意をする。

人は常に誰かの代わりに生まれ、誰かの代わりに死んでゆく ~。 そんなメッセージが心に響きました。 

「戦火の馬」

2012-03-17 17:05:09 | 映画
先日、スティーブン・スピルバーグ監督作品の「戦火の馬」"WAR HORSE"を観ました。

第一次世界大戦、激動のヨーロッパを舞台に必死に駆け抜いた馬のジョーイと数奇な運命に

導かれるように巡りあった人たちとの出会いと別れを繰り返しながら強い絆で結ばれる物語。

スピルバーグ監督が描く戦争という悲劇のなかで、光を見失いそうになっても明日を信じて生きよう

とする人々を、希望の絆で繋いだ切なくも美しい物語に心から感動しました!!


この物語のハートとメッセージが世界中の人たちに感じてもらえることを願います。

『オーシャンズ OCEANS』

2010-03-04 19:23:48 | 映画
映画『オーシャンズ』を観ました。

「海ってなに?」この問いかけに答える、壮大なドキュメンタリープロジェクト映画です。

海という神秘な未知の世界。この無限に広がる海の宇宙を旅するような大迫力の美しい映像、

その臨場感、躍動感に驚きです。

波間を泳ぐハンドウイルカの大群。ザトウクジラの捕食。赤ちゃんを前足で抱くセイウチの

愛情。ウミイグアナやコウテイペンギンやウエッテルアザラシの行動。などなど。。。

海の生きものたちの姿に感動です!

また、日本の海も佐渡島のコブダイや島根のムラサキタコが撮影されています。

ひとつの地球を故郷とするものとして共鳴することがあります。

何と素晴らしい生命のつながりを強く感じました!!

『ラブリーボーン』

2010-02-01 16:10:17 | 映画
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督と

スティーブン・スピルバーグ製作総指揮でベストセラー小説を映画化した

『ラブリーボーン』を観ました。

わずか14歳の少女スージーが殺されるショッキングな内容ですが、その悲劇を乗り越えようと

苦悩する家族と天国の少女の想いが起こす奇跡の物語に感動しました!!

70年代を背景に、少女の前向きな希望の想いが、スピリチュアルな映像世界とともに

“家族の絆”、“愛を信じる力” の大切さ、素晴らしさを感じました。

『 AVATAR アバター 』

2009-12-24 19:15:20 | 映画
早速、『アバター』を観ました。

『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が構想14年、製作4年の時を経て

公開された、壮大な愛と感動の物語。パンドラの世界を描く映像の美しさに感動しました!

映画に込められたメッセージは、戦争や自然環境問題にもつながります。

地球人と異星人との交流、信頼や生命を持つものとして大切なことを伝えています。

パンドラの世界の住民は、今の地球の先住民たちが語り伝える文明にもつながるようです。

“ 魂の木 ” や聖なる精霊に学ぶ畏敬の気持ちが未来の地球の進路にも結びあうものだと思います。

スティーヴン・スピルバーグ監督も絶賛のコメントされたように、「スターウォーズ」以来の

最もとんでもなくすごい SF 映画だ!と思いました。

『僕の彼女はサイボーグ』

2009-06-28 20:13:14 | 映画
昨年、公開された映画『僕の彼女はサイボーグ』のDVDを観ました。

監督・脚本は、『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨンさん、

主演は、綾瀬はるかさん、小出恵介さんです。

~ その涙、その微笑み、その勇気は、、、愛なのか、プログラムなのか。~

「あなたの心、感じる、、、感じることができる、、、」

時空を越えた、ピュアで切ないラブストーリーに感動しました!!

まだ、観てない方にオススメです






『 GOEMON 』

2009-04-29 18:35:10 | 映画
先日、映画『 GOEMON 』の試写会へ行きました。

まず、ポスター(チラシ)の写真やデザインに引きつけられました。う~ん、カッコいい!!

戦国時代のスーパースターが出演する、奇想天外なストーリー。

素晴らしい映像、美術や衣装の美しさ、アクション、スケール感。

友情や恋、人間的魅力に溢れるドラマ。

この紀里谷ワールドの世界観、ファンタジーに感動しました~☆

監督の紀里谷和明さんは、地元、熊本県出身なのですね。

そして、俳優キャストの魅力ある個性が光ります。

日本映画にも、このすばらしいエンターティメント作品に、

欧米の人たちもビックリするかも~♪

絢爛豪華な戦国絵巻。

まさに、『こんな時代劇、観たことない』!!

5月1日から一般公開です。


ドラえもん・2009

2009-04-03 16:58:39 | 映画
毎年、春になると映画ドラえもんがやってきます。

今年も、映画ドラえもん『新・のび太の宇宙開拓史』を、子供たちと観に行きました。

映画館は、朝一番の回で、ほぼ満員。いつも子供たちに人気がありますね~☆

『ドラえもん』には、夢や希望がありますね。

今回は、信じる心の大切さを感じました!! 大人も楽しめます ♪


『西の魔女が死んだ』

2008-08-17 17:35:05 | 映画
7月1日に映画『西の魔女が死んだ』を観ました。

最近、「魔女」がキーワードで気になっていました。

原作は、梨木香歩さんのロングセラー。

映画を観終わった後、ぜひ原作も読みたいと思いました。

すばらしいテーマとメッセージをいただいたからです。

おばあちゃん役のサチ・パーカーさんの自然な演技に感動しました。

心に残ったメッセージを書きます。

「わたしは、まいのような子がうまれてきてくれたことを

  本当に感謝しているんです」

「草や木が光に向かって伸びていくように、

  魂は成長したがっているんです」

「私には毎日のちょっとした変化が楽しみなんです
 
  だから変化を前もって知る必要はありません」

「おばあちゃんが死んだら、まいに知らせてあげますよ」

ラストメッセージに感動!

 ニシノマジョカラ ヒガシノマジョヘ

 オバアチャン タマシイ

 ダッシュツ ダイセイコウ

午後の日だまりのようなやさしい映画でした。

『西の魔女が死んだ』パンフ
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『崖の上のポニョ』

2008-07-22 23:23:03 | 映画
昨日、海の日に、待ちに待った、宮崎駿さん監督作品、

映画『崖の上のポニョ』をこどもたちと観に行きました。

海辺の小さな町を舞台に、海に棲むさかなの子、ポニョと

5才の男の子、宗介とのこころあたたまる物語。

テーマは、少年と少女、愛と責任、海と生命。

そして、母と子の物語。

海が生きもののように動画になった、

まるで、絵本を映画館で体感する、動きだす絵本のようでした。

ほんと、たのしくおもしろい作品です。

特に、ポニョが大きな波(大きな魚?)に乗って走って行く所

がおもしろい!! 所といえば、ポニョの父?の声の役で所ジョージさんがされてました!?

『未来少年コナン』のコナンが槍をもって走る場面や『ルパン三世・カリオストロの城』

のルパンが屋根の上を飛び跳ねる場面を思い出したり、とても躍動感がありました。

『となりのトトロ』のようにピュアでたのしい作品です。

4才の息子も全編飽きることなく、真剣なまなざしでみていました!

『崖の上のポニョ』パンフ
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