2年ほど前、2011年の新潟県の長岡の大花火をテーマに映画を製作された大林宣彦監督作品『この空の花』を観ました。
2011年3月に東日本大震災があり、いち早く被災者を受け入れた長岡市。それは、中越地震の体験があったからこその即断。
長岡の大花火は、戦争の空襲や、地震で亡くなった人たちへの追悼。平和への祈りの花火。
セミドキュメンタリーとして制作されたこの作品は、長岡の花火の歴史につながっています。
キーワードは、『まだ戦争には、間に合う』です。
放浪の画家、山下清さんの言葉、「みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかりをつくっていたら きっと戦争なんかおこらなかったんだな」
以前、画伯の描いた貼り絵『長岡の花火』を観た時の感動を思い出しました。
この映画は “記憶” ”想像力” の映像です。ファンタジーの映画。だからこそ、よりリアルに真実に魂へと響くのでしょう。
最近のNHK朝ドラでも、戦争の時代を描いたものが続き、心に響きます。
ちなみに、山下清画伯の最期の言葉は、「今年の花火は、どこへ行こうかな」だったとか・・
昨年、大林監督の新作『野のなななのか』を観ました。前作の『この空の花』~長岡花火物語~につづき戦争をテーマにした「ふるさと映画」芦別の映画です。
生と死の物語。”なななのか(四十九日)” の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里が繋がっていることを学び、未来を生きようと決意をする。
人は常に誰かの代わりに生まれ、誰かの代わりに死んでゆく ~。 そんなメッセージが心に響きました。
2011年3月に東日本大震災があり、いち早く被災者を受け入れた長岡市。それは、中越地震の体験があったからこその即断。
長岡の大花火は、戦争の空襲や、地震で亡くなった人たちへの追悼。平和への祈りの花火。
セミドキュメンタリーとして制作されたこの作品は、長岡の花火の歴史につながっています。
キーワードは、『まだ戦争には、間に合う』です。
放浪の画家、山下清さんの言葉、「みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかりをつくっていたら きっと戦争なんかおこらなかったんだな」
以前、画伯の描いた貼り絵『長岡の花火』を観た時の感動を思い出しました。
この映画は “記憶” ”想像力” の映像です。ファンタジーの映画。だからこそ、よりリアルに真実に魂へと響くのでしょう。
最近のNHK朝ドラでも、戦争の時代を描いたものが続き、心に響きます。
ちなみに、山下清画伯の最期の言葉は、「今年の花火は、どこへ行こうかな」だったとか・・
昨年、大林監督の新作『野のなななのか』を観ました。前作の『この空の花』~長岡花火物語~につづき戦争をテーマにした「ふるさと映画」芦別の映画です。
生と死の物語。”なななのか(四十九日)” の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里が繋がっていることを学び、未来を生きようと決意をする。
人は常に誰かの代わりに生まれ、誰かの代わりに死んでゆく ~。 そんなメッセージが心に響きました。