ダムの奏でる

屋敷川取水ダム

屋敷川取水ダム

 重力式コンクリートダム

 利根川水系屋敷川 群馬県甘楽郡下仁田町

 訪問日 2023/9/7

 

 市野萱川取水ダムから一つ谷筋を北へ。こちらも10分も経たずに到着。道平川ダムへの3つの取水ダムの最上流のダムになります。3つの内では撮影ポイントは多いのですが、やはり全体を見られるポイントはありません。
 上流側の河原には下りることが出来ました。下流側に市野萱大橋があり、樹々が無ければここからダム下流面全景が見られるはずでが、実際はチラッと見えただけでした。
 道平川ダムだけでは能力が不足するのを、小さな3つの取水ダムで補うという知恵に驚きました。

 


左岸を走る県道44号から堤体を見下ろす

 


同じく県道44号からの下流面  やはり木に隠れてしまう

 


左岸からの下流面

 


左岸からの天端

 


天端から導水路を見下ろす

 


下流方面

 


天端から上流を望む  砂防ダムがある

 


右岸からの下流面

 


右岸からの下流面

 


右岸からの天端

 


右岸からの上流面

 


上流の河原から

 


下流側を望む  市野萱大橋が見える

 


市野萱大橋からの堤体

コメント一覧

toshinobu-nikki
match1128さん いつも解説をありがとうございます。目から鱗です。
match1128
『道平川ダムだけでは能力が不足するのを、小さな3つの取水ダムで補うという知恵に驚きました。』

これは考え方の手順としては逆です。
本来鏑川本流にダムを建設すべきところ、適地がなかったというのが大前提。
だから道平川だけでは能力が不足するのではなく、本流最上流部で洪水をカットするとともに取水を行うこの3基のダムこそがこのネットワークの主役で、道平川ダム自体はその器にすぎません。
本流にダム建設適地がないため…というケースはこれからもダムを回れはあちこちで遭遇すると思いますし、長野県内のダムにもよく似たシステムのダムがありますよ。
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